※おことわり
本日は外出につき、G1全頭評価は割愛させていただきます。
このレースが圧倒的に末脚優位なのは周知のところですが、その根本にあったのは「ハイペースを演出する短距離馬の存在」でした。例えば昨年ならドンフランキーのように本来1400m以下を主戦場とするスピードタイプが参戦し全体のペースを引き上げていましたが、近年短距離馬はリヤドダートスプリントへの参戦を選ぶケースが増え、スピードタイプが揃うことが少なくなりつつあります。実際インティは35秒台のペースで逃げ切ったわけで、ペースが緩みさえすれば先行勢にもチャンスのあるレースです。
今回前に行きそうな馬は5頭ほど居ますが、34秒台以下で逃げ切った経験のある馬はゼロ。各馬ともハナにこだわらない姿勢を見せているうえ、ブリンカー着用で行く気を見せているミトノオーも逃げを好まない田辺Jの騎乗となると無理して押していくような真似はしないはずで、前に行く馬にとってはペース的にも恵まれることが想定されます。
サンデーファンデーはここ2戦徹底先行が板についての②①着。距離短縮、ワンターンなど越えるべきハードルは多いですがそれは他の逃げ馬も同じこと。逃げたい馬の中では近走最もタフなレースを経験しており、ゲートが決まりさえすれば先行自体は容易いはずでしょう。あとは有力どころに差し馬が揃ったことでペースが恵まれれば一発も。