「ノーステッキで勝ちたい」と陣営に言わせしめるまでもなく、ロブチェンの力量が抜けているのは百も承知。それでも見据えるのはあくまで本番であるだけに、共同通信杯のように脚を測るレースをしてもおかしくはありません。春の2冠でも言及したように、この馬が唯一負けるとすれば共同通信杯のリアライズシリウスがそうであったようにセーフティーリードを取った馬を捕らえ損ねるパターン。妙味を得るなら早目に動き出したい馬から入りたいところです。
エムズビギンはダービー以来の実戦ですが、口向きが難しくキレるタイプでもないこの馬にダービーの大外枠は酷でした。今回はこれ以上ないパートナーと言えるであろう武豊Jを配し折り合いの改善を図りたいところ。この中間は友道厩舎らしく2週前、1週前にウッドで好時計の後最終はポリトラックでいつも通りのパターン。ウッドでは2週連続で長めから51秒台をマークしており、阪神の下り坂で加速するイメージとマッチする調整過程。スローペースが見込まれる中で前目で折り合えればチャンスありと見ます。