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2026年11月7日土曜日

【11/7(土)予想】京王杯2歳Sの注目馬

■東京11R/京王杯2歳ステークス アテナブレイブ

2歳戦、特に新馬・未勝利は施行時期や場所などによってレースレベルのばらつきが大きく、メンバーの薄いところで派手な勝ち方をした馬よりも強敵相手に勝ちあぐねてきた馬の方がねらい目です。アテナブレイブは前走が重馬場での派手な勝ち方で人気していないですが、デビュー戦はフィリオソラーレの④着で②③着馬も既に勝ち上がり済。2戦目も当時⑤着のパストザクラウンが勝ち上がった他入着馬多数、3戦目も③着に降したインサイドエッジが勝ち上がるなど、勝ち上がりに4戦を要したのは強い相手と当たり続けた分と言えます。先行勢の多くが1400m以下の経験しかない中マイルを逃げ切った経験値は大きく、無理なく先手を奪えればよもやのシーンも。

2026年11月3日火曜日

【11/3(火・祝)地方競馬予想】JBC4競走の注目馬

■金沢7R/JBCレディスクラシック プロミストジーン

金沢だったら吉原寛人。それ以外ありますか?


■金沢8R/JBCスプリント メイショウハチロー

金沢だったら吉原寛人。それ以外ありますか?


■門別9R/JBC2歳優駿 イケメンモンスター

JBCの冠がついた2020年以降で見ると中央勢と地方(=道営)勢はそれぞれ4勝と2勝、3着内の回数で言えば9回ずつでほぼ互角に渡り合っています。ここまで地方勢が伍せる重賞というのは非常に珍しく、ひとえに道営勢の仕上がりの早さが特徴に挙げられます。他場の2歳新馬戦が5頭そろえるのもギリギリという状況の中、日本で一番早く2歳戦が行われる門別は馬産地に近いこともあり比較的2歳の早いうちから頭数が揃いやすく、適切な経験値の蓄積が測れる環境でもあります。逆に道営勢がアドバンテージを持てるのはそこしかなく、3歳、そして古馬になってからはほとんどの馬が地元でしか賞金を稼げていない現状からすれば、その馬の収得賞金を最大化させる戦略として2歳にピークを持ってくるというのは理にかなっています。JRA勢(特に2歳のダート馬)はそこにメリットはありませんから、本気度という意味では道営勢を買うのが正攻法と言えるでしょう。

ではその中から何を買うか?ですが、門別の2歳戦は短距離が中心で意外に1800m経験馬というのは少なく3頭(ソルデイスター、イケメンモンスター、タルマエドン)に絞られます。こうなると、サンライズカップの力関係を素直に信頼するべきというのと他場遠征の経験の差で御家本Jより渡辺Jを選ぶべき、という結論です。


■金沢9R/JBCクラシック セラフィックコール

金沢だったら吉原寛人。それ以外ありますか?


(あとがき)

正直あまり真面目に予想する気が起きないのが今年のJBC。
被災地復興のお題目は理解しますが、そもそも公正な競技環境が整っているとは言い難い競馬場に対しお金を落とすというのが個人的にはアレルギー。復興支援を御旗に掲げて売り上げを得ようとするなら「まずは身辺をキレイにしてからやれよ」と言いたいです。

2026年11月1日日曜日

【11/1(日)予想】天皇賞(秋)の全頭評価

■東京11R/天皇賞(秋)

[1]①クロワデュノール(C.デムーロ)

乗り替わりの賛否はともかく、クリスチャンJが乗るとズブさを見せる馬でもぐんぐん伸びるわけです。昨日は京都で騎乗していましたが、7Rのスカイストライプスは川田Jが乗ってもルメールJが乗っても3~4着という馬を0.5差圧勝に導いたように手の合う馬なら抜群のパフォーマンスを引き出せる騎手です。もちろんテン乗りですのでどっちに転ぶかはやってみないとわかりませんが、個人的にはこの馬の持つパワーを引き出し東京に求められるキレを補ううえではベストな選択であると見ています。

[1]②エルトンバローズ(松若)

近走は位置が取れなくなっており、前走の毎日王冠でもスローで控えての⑨着。適度に時計の掛かる決着であれば浮上の目はありますが、32秒台のキレを使える馬ではないだけに現状の位置取りでは距離延長しても苦戦は必至で。

[2]③レガレイラ(岩田望)

道中から動いてポジションを上げるレースが向いており、それゆえに良績が中山に集中しているとも言えます。ルメールJではそれが出来ないため、この乗り替わり自体はマイナスではないと思います(戸崎Jがベストというのは間違いないですが)。ここ2走は道悪が堪えたものですから度外視して狙いたいところではありますが、この枠に入ってどう自分のタイミングで上がっていけるか。

[2]④レディネス(横山典)

某スポーツ紙に取材記事が載っていましたが、横山典Jはとにかく馬本位の騎乗をする人。狙えれば行くしそうでなければ無理をしない。逆に言えば、前哨戦であるはずのG2でも勝つチャンスがあればお構いなしに行きますし、G1だからと言って無理に狙いに行くようなレースもしないわけです。前走のように一瞬の脚を活かせる展開になれば面白いものの、流石に今回はもっと長く脚を使える馬が多くいるだけに無理はしてこない番だと見ます。

[3]⑤シャンパンカラー(内田博)

元々勝負どころの反応にズブさがあり、それゆえに岩田康Jや内田博Jのような剛腕タイプで力を発揮しているのが現状。それに加えてG1で勝負になるには馬場が渋ったうえで前が止まるなど展開の助けも必要で、年齢を経て渋さが増している現状では強くは推せません。それ以上に、内田博Jは怪我からの復帰後未だ1勝もできていないというのが気がかりです。

[3]⑥セイウンハーデス(幸)

とにかくこの条件は合っており、前走の毎日王冠でさえ完調ではない中の勝利。東京ワンターンでベストパフォーマンスを繰り出せる機会とくれば無視は禁物でしょう。

[4]⑦マスカレードボール(ルメール)

右回りではコーナーリングに難があり、ここ2戦は本来のパフォーマンスではなかったと見てよいでしょう。もちろん雪辱を期すジャパンカップが本線でありここがメイチではないにせよ、直線向いてヨーイドンの流れになればこの馬の最も得意とするところ。相手関係的にもクロワデュノールを目標にすればよいというレースになりそうですが、去年ほどには恵まれる見込みは無いだけに、クロワデュノールが大事に乗ってきた時にはその前にいる誰かを捕らえ損ねるという懸念は拭いきれません。

[4]⑧ジュンブロッサム(杉原)

7歳になっても自分のレース自体は出来ていますが、それでも届いていないのが現状。順調に使えていた春シーズンでも重賞で勝負になっておらず、流石にここに入っては荷が重いです。

[5]⑨ホウオウビスケッツ(岩田康)

昨年のこのレースでは前半62秒で逃げるメイショウタバルを2番手で追いかけるレースをしてブービー⑬着。思った以上にメイショウタバルが折り合ったのは武豊Jとしても誤算だったはずで、あれで一度ブレーキを緩めてしまうと出し引きのできない馬ですからああなるのは仕方ありません。問題は格上の騎手に対して喧嘩を吹っ掛けられない岩田康Jの騎乗で、昨年の天皇賞をつまらなくした戦犯と言ってよいでしょう。
しかし今年は武豊Jがおらず、年長者の横山典・内田博・幸の各Jは好位で控えるタイプ。ここなら自分のやりたいように乗ってくるはずで、コスモキュランダの出方次第ですが主導権を握るレースができると考えます。理想は前走のように4角からふかしてセーフティーリードを確保し直線どこまで、という形。クリスチャンJよりも仕掛けが遅くなってしまっては勝ち目はありませんが、そのクロワデュノールが最内を引いたというのがミソ。同馬の動き出しを待ちたい他の馬の仕掛けが遅れれば遅れる分前のアドバンテージは大きくなるはずで、Bコース替わり初週のインを味方につけての好走があっても驚けません。

[5]⑩ネブラディスク(川田)

重賞初挑戦ではあるものの、2走前のセンテニアル・パークSを1.43.8の好時計で②着したところを見るとワンターンの高速決着自体は合っています。ただ当時先着を許したイガッチがその後鳴かず飛ばずの現状を考えるとここに入って伍せるかと言われると何ともで、前走の博多Sも川田Jお得意の小倉イン溜め戦法で勝ち切れた面が強いだけに。

[6]⑪シェイクユアハート(古川吉)

重賞3勝が何れも外を回しての豪快なレースだけにここで人気するのも頷けますが、ある程度前が流れた+外差し馬場の恩恵で派手なパフォーマンスに見えているのも事実。逆に言えば、前が止まらなかった京都記念では④着止まりという戦績を踏まえれば展開を利した複勝圏狙いで押さえる存在と見るべきでしょう。

[6]⑫コスモキュランダ(丹内)

新馬戦のシンガリ負けを含め東京コースは(0,0,0,4)。どう考えても上りが足んないだけに。

[7]⑬リアライズシリウス(津村)

休み明け感のあった前走毎日王冠からの上積みは期待できるものの、ロブチェンを負かしに行って返り討ちに遭った皐月賞のパフォーマンスを見るに1800mと2000mの間に壁がある印象。やりたい競馬がホウオウビスケッツと被るだけに、ここは大人しいレースになってしまう懸念がありそうとなると実績勢をひっくり返せるかは怪しく。

[7]⑭タガノデュード(M.デムーロ)

ヤマカツエースの産駒らしくコーナー4つで一瞬の脚をうまく活かすレースが理想。デムーロJへのスイッチ自体は悪くないものの、長く脚を使いたいこのコースでは厳しく。

[8]⑮サクラファレル(佐々木)

前走の札幌記念は前半が流れた分もあり上手く折り合ってこれ以上ないタイミングで上がってきての②着。佐々木Jの継続騎乗は期待したいところですが、壁を作って運びたいだけに欲を言えばもう少し内側の枠が欲しかったところ。激流にでもなれば話は別ですが、岩田康Jががっちり蓋をするレースをしてくるであろうここはその流れに乗るのも難しそうで。

[8]⑯ジョバンニ(松山)

立ち回りで着を拾うタイプで、やはり理想はコーナー4つの紛れのあるコース。勝ち切れなさを脱した前走のチャレンジカップは評価していい内容でしたが、1週前のウッドが減速ラップで最終追いが坂路で軽めという調整過程も引っ掛かります。

[8]⑰ダノンデサイル(戸崎)

東京では切れを補うためにもう少し内側の枠が理想でしたが、この枠を引いてしまってどうするか。毎回自分の出来うるレースはしてくるだけにどこからでも来られるでしょうが、前半に急かすと良くなくかといって腹を括って後方からイン突きというのも戸崎Jからは考えられずで、複系の相手までの評価とします。

<予想>
◎ホウオウビスケッツ
○クロワデュノール
▲マスカレードボール
△レガレイラ
△ダノンデサイル
△セイウンハーデス
△シェイクユアハート

2026年10月31日土曜日

【10/31(土)予想】ファンタジーSの注目馬

■京都11R/KBS京都賞ファンタジーステークス シャンデヴァーグ

前走の新潟2歳Sは切れ負けを露呈し⑤着。新馬勝ちは東京マイルで決めたものの1.38.5というタイムはお世辞にも評価は出来ず、母ブールヴィルという血統背景からもマイルは気持ち長い印象。かつ末脚の絶対値が求められるようなレースも向いていなかったと見るべきでしょう。栗東よりも傾斜がきつい美浦の坂路で53.6-11.7の加速ラップを刻めているのはスピードの証で、距離短縮で見直せる存在。

2026年10月25日日曜日

【10/25(日)予想】菊花賞の全頭評価

■京都11R/菊花賞

[1]①エムズビギン(岩田望)

前走の神戸新聞杯では武豊Jがかなりソロッと乗って折り合いに気を付けるも⑤着が精いっぱい。スローで届かなかったというイクスキューズはあるものの、気性面と器用さに欠ける走りっぷりからこの枠も明らかにマイナス。下げて外回してというレースをしたいところにこの雨となると流石に厳しく。

[1]②コンジェスタス(西村淳)

前傾戦の京都新聞杯で中団から良い脚を使った勝ち方を考えれば、タフな展開になった方が走れるタイプと見ます。逆に言えばダービーや神戸新聞杯のように最後の3Fでしっかり上がりを使わないといけないレースは向いてなく、加えて神戸新聞杯は+20kgと余裕残しの仕上げで0.3差にまとめてきたと評価できます。父コントレイルは不良馬場の大阪杯でレイパパレに敗れたように道悪適性には一抹の不安が残るものの、ある程度ペースが流れるのは歓迎のクチで。

[2]③アウダーシア(津村)

スプリングSは良い勝ち方であったものの、ダービーでは同じレースをして⑪着。前走のセントライト記念はコース取りの差があったとはいえ勝ち切れてないのはやはり2000mまでの馬という印象。

[2]④ショウナンガルフ(田山)

流石に前走でポートアイランドSを使っている時点でここを意識しているようには見えず、2走前のラジオNIKKEI賞でもいいところなく敗れたように3歳になってからの成長力にも疑問符。

[3]⑤ジャスティンシカゴ(原)

逃げようが控えようが、レースの主導権を握れる位置にいたいというのが原Jの狙いのはずです。具体的にはナリタエスペランサなど逃げが予想される馬を誰か行かせたうえで、アスクエジンバラより前に行き岩田康Jをに蓋をしてもらえるのが理想。個人的には京都開催の菊花賞で絶対的な人気馬に一泡吹かせられるとしたら「3角からスピードに乗せて押し切る馬」だと思っていますが、戦前の原Jのコメントからはその意図を明確に感じます。但し、ロブチェンは共同通信杯の教訓があるだけに「大事に乗りすぎて脚を余す」レースはしてこないはずで、近い位置でプレッシャーを受ける立場となると早目にふかしてどこまで、というレースにならざるを得ないでしょう。残り目は十分に考えられますが、ロブチェンが完璧なレースで早目に前を捕まえに行ったときにはその餌食となる可能性も。

[3]⑥バステール(川田)

ダービーは機動力で着を拾うレースを見せるも、陣営が語るようにトモがまたしっかりしてなく小出しに脚を使わないといけないのが現状。こういう現状だけに道悪も得意ではなく、ここは無理をしないレースに徹すると思われます。

[4]⑦ラージアンサンブル(坂井)

春に7頭立てのすみれSを勝利しOP入り。骨折明けの前走セントライト記念は強気の競馬で⑦着も、勝ったジャスティンシカゴがインの壁も上手く使って仕掛けのタイミングを遅らせることができた一方自ら先に動いた分。臨戦過程を考えれば悲観しなくてもいい内容ではありました。母の弟にはダービー③着のハーツコンチェルトがいる血統で、皐月賞でも0.6差に走っているように道中のペースがきつい方がスタミナが活きるだけにこの鞍上起用も込みで無視はできないか。

[4]⑧ロブチェン(松山)

共同通信杯で唯一この馬に土をつけたリアライズシリウスは毎日王冠で⑦着。天皇賞を見据えた仕上げと言ってもそれはセイウンハーデスやホウオウビスケッツも同じことで、この3歳世代で真っ向勝負でロブチェンを脅かす存在は現状皆無と言ってよいでしょう。となれば「倒したい誰かがいる」わけではないここも自分のレースに徹するのみ。ワールドプレミア産駒ですから距離に不安なく乗ってくるはずで、かつジャスティンシカゴの項でも述べたように控えて差し損ねた経緯もあるだけにある程度の位置を取ってくると見ています。問題は折り合い面で、ここが崩れて自滅すれば前が美味しい思いをしますが、実力通りのレースで前を早目に掃除した場合には極限まで脚を溜めた馬たちを連れてくる可能性も。前を取りたい馬はそれなりにいるだけに引っ掛かる可能性は低いと見ますが、何らかスムーズにいかなかったときに初めての京都外回りで脚を残し切れるかが鍵。

[5]⑨ゴーイントゥスカイ(武豊)

青葉賞とダービーはほぼ同じ時計で走ってきて①④着。前走のセントライト記念もいつものレースをして⑥着でしたが、これが右回りか休み明けかはたまた道悪の影響か定かではないのが正直なところ。鞍上が鞍上だけに人気は必至も、ふたを開けてみないとわからない部分が多いだけに。

[5]⑩ダノンヒストリー(ルメール)

アウダーシアとかならまだしも、正直ここでテン乗りのダノンヒストリーを選んでくるとは想定外でした。(主戦騎手の固定が無く)ルメールJが選び得る馬の中ではこれが一番チャンスありと見たのでしょうが、北海道2600mを勝ってきた馬は見かけで人気しやすいものの求められる適性がこことは全然違うだけに…

[6]⑪アスクエジンバラ(岩田康)

セントライト記念はスプリングSと同じような負け方。成長があまり感じられず、その春シーズンが走るたび(=距離が延びるたび)に着を落としていったことを考えれば、ここも鞍上が言うほどには強気にはなれずで。

[6]⑫サノノグレーター(田辺)

父グレーターロンドンはその距離適性もさることながら、現役時代不良馬場で行われた天皇賞(秋)で2.1差⑨着。ただこの時はスローを嫌って自ら動いたところキタサンブラックなど人気勢がワンテンポ後にそれを追いかけてきて苦しくなったもので、道悪がダメかと言われると何とも言えないところです。気になるのはデビューからここまで好走と凡走を繰り返している点で、8走前の新馬戦、6走前の葉牡丹賞を何れも勝利。4走前のスプリングS⑤着はアウダーシアから0.2差の善戦で2走前にはラジオNIKKEI賞を勝利と見事に戦績が○×を描いており、前走セントライト記念⑪着から考えればここは好走の番だということ。ロブチェンがまともに実力を発揮して前が掃除されればこの馬のように溜めたタイプが来ると見て。

[7]⑬キンググローリー(丹内)

京都新聞杯、ラジオNIKKEI賞の内容を見る限り本質的なスピード対応に疑問符。ステイヤーズSのような舞台ならまだしもロンスパ適性も問われるここでは。

[7]⑭マジョレルブルー(戸崎)

前走の能勢特別では2000m戦への対応で進境を見せたものの、スローペースでインを突いた鞍上の好判断の賜物でもありました。本質的にはゆったり運べる方が良く、なし崩し的に脚を使わされるここでは。

[7]⑮シートゥサミット(酒井)

前走の神戸新聞杯は誰も動きたくいないところであえて動いていった鞍上のファインプレー。これまでもまくりで好走してきただけにここもスタイルを変えることは無いのでしょうが、おそらくはこれを目標にロブチェンが動いてくるだけに今回は流石に厳しく。

[8]⑯ショウナンハヤナミ(池添)

3歳春に2000m超のOP特別を勝つ馬に多いのが「スローでしか脚を使えないタイプ」。前走の神戸新聞杯はスローを活かせず⑩着に敗れただけに本質的なキレには乏しいと見るべきで戦法のバリエーションにも欠けるだけに。

[8]⑰チャリングクロス(石川)

前走の日本海Sは外を回した分もあり⑦着。ただこれはロスがあったというよりは最終週の荒れ馬場を避け自らこのコースを走ったというもので、山藤賞の勝ちタイムから考えても締まった流れへの対応力には課題を感じます。戸崎Jがマジョレルブルーを選んだというのもポジティブではなく。

[8]⑱ナリタエスペランサ(北村友)

3勝とも全体時計に強調点はなく、前走の内容からも自分の形に持ち込めないと脆い部分があります。おそらくここは先手を主張しに来るでしょうが、シートゥサミットのまくり、ジャスティンシカゴの早仕掛け、アスクエジンバラのイン突きにロブチェンの進出としのがなければいけない追撃手が多すぎるここでは。

<予想>
◎ラージアンサンブル
○ジャスティンシカゴ
▲ロブチェン
△サノノグレーター
△ゴーイントゥスカイ
△コンジェスタス

2026年10月24日土曜日

【10/24(土)予想】アルテミスS・魚沼Sの注目馬

■東京11R/アルテミスステークス サトノスプレマシー

前走の未勝利戦は好位追走から直線で目いっぱい脚を使ったもので、直線半ばで満を持して追い出したインサイドエッジを逆に突き放す強い内容でした。当時2着のアテナブレイブは次走で即勝ち上がりとメンバーレベルも低くなく、この馬自身デビュー戦の超スローでの⑤着から時計を3秒詰めた点も高評価。この開催はセイウンハーデスに始まりシルバーステート産駒の好走が目立つ中、同じ新馬戦を走ったマリアンデールともども狙いたいところです。


■新潟11R/魚沼ステークス シンゼンカガ

昇級後4戦して⑥⑤⑧⑫と着は大きいもののも何れも1秒差以内にまとめており、前走の大原Sは多頭数の外枠でポジションが取れず後方から大外を回すロスの大きい競馬でも0.7差まで詰めています。レースを使いながら仕上げるのが荒川厩舎のやり方だけに、調教時計は目立たないことが多くどうしても人気しにくいのですがこれは通常運転。吉田隼Jの乗り方の特性もあり嵌り待ちの馬ではあるものの、芝の消耗の早いオール野芝の新潟ならこの辺りで外差しが決まり始めてもおかしくなく狙い打ちます。

2026年10月18日日曜日

【10/18(日)予想】秋華賞の全頭評価

■京都11R/秋華賞

[1]①ギャラボーグ(横山和)
桜花賞2着以来半年ぶり。中間の追切では格下相手に手ごたえ劣勢の内容で、1週前にしっかり追う杉山晴厩舎にしてはウッドで51秒台の逆時計というのもいただけません。春よりも前進気勢が増したという鞍上談もあり、コーナー4つの2000mがプラスとは見えないだけに。

[1]②テイエムアイラン(富田)
3連勝中ではあるものの、前走の納屋橋特別は53kgでスローの逃げ切り、2走前のメルボルンTにしても3歳限定の条件戦を逃げ切ったもの。これがもう少しスピードに乗せるタイプならばここでも好走の期待は持てますが、距離延長でいきなりG1となると…

[2]③マスターソアラ(武豊)
前走の紫苑Sは4角までインを通り直線で外に進路を切り替えキッチリ脚を伸ばすというお手本のような騎乗。決して重馬場が得意というわけではないものの、時計はかかった方が良いタイプで結果的に重馬場が味方したと考えた方が良さそうで、まっとうな良馬場でスピードを求められるとなると。

[2]④エンネ(坂井)
吉岡厩舎は週末追いのため最終の時計は地味に映りますが、日曜にウッドで69.8-11.0の時計をマーク。煮詰まりやすい気性故直前にあまりやりすぎないのはこの馬のリズムにも合っています。前走のローズSはしまいに物足りなさが残る②着も夏を全休させた分ねじが締まり切っていない中でのレースで、ブリンカー効果で位置を取ってレースが出来たのはここにつながってくるはずです。3走前のフローラSでは開幕週で外を回しながらオークス③着のラフターラインズに迫る②着と同世代ではやれるところを見せているだけに軽視は禁物でしょう。

[3]⑤タイセイボーグ(西村淳)
前走のローズSは最終追いで併せた相手が想定より速く、この馬の時計も予定より速くなってしまったとのこと。終始外を回らされタメを作れなかったレースでもあり、大敗はやむなしでしょう。チューリップ賞後の骨折で成長がどの程度か推し量ることが難しいのはありますが、少なくとも桜花賞②着のギャラボーグではなくこちらに西村淳Jが乗ってきたという点においては、鞍上はまだこの馬のポテンシャルを信じていると考えてよさそう。2歳時の実績を考えれば元々の素質は世代上位で、インでひと溜めするレースが出来れば。

[3]⑥ラベルセーヌ(荻野極)
デビュー戦となった4走前の未勝利戦の勝ちタイムは1.47.0。同じ中山芝1800mで前日に行われた中山牝馬Sの勝ちタイムを0.1上回っており、素質の高さは疑いようはありません。ただこのところの2連勝はワンターンのコースでスローから切れ味を使ったもので、2000mのフローラSでは末脚不発で⑤着と敗れていることを考えると距離かペースの壁があることは否定できない可能性が。

[4]⑦バースデイフライト(田山)
減量騎手が跨っても1勝クラスを勝てない現況。フラワーC、忘れな草賞で掲示板にも入れなかった春からの成長は一息と言わざるを得ず。

[4]⑧モンローウォーク(戸崎)
先行して好位から直線で突き放すというレースが続いていますが、決して展開に恵まれたわけではなくここ3走とも何れも逃げ馬を0.8秒ちぎっての勝利(たまたまこの3レースすべてで逃げ馬との着差が0.8)ですから、地力で勝ってきたと言って差し支えないでしょう。コーナー4つも夏の函館で経験済ですから今更不安も無く、有り余る前進気勢をどう制御するかだけが鍵。戸崎Jは適任者であると思いますが、正面スタンド前の発走で大勢の観客が見守る中平常心でレースができるかどうか。

[5]⑨スウィートハピネス(佐々木)
オークスの内容からもワンターンより周回コースの方が向いているだけに、前走ロースS⑦着からの前進は期待できるでしょう。1週前に手ごたえが渋いのはいつものことで、消耗戦になった時に浮上の可能性は押さえる必要がありそう。

[5]⑩ナイスプレーアスク(岩田康)
前走の紫苑Sの日は岩田康Jが単勝244倍の大波乱を巻き起こしたカテドラルクォーツが逃げ切った日。これと同じレースをナイスプレーアスクでも試みたものの直線では抵抗できず⑥着に沈んだ結果を見る限り、現状では2勝クラスに慣れることが先決でしょう。

[6]⑪ガーネットフレア(北村友)
芝に替わって2連勝中。ただ前走の夕月特別は53kgで前目で粘り込んだもので、少なくとも当時より2秒以上は時計を詰めないといけないここでは。

[6]⑫カナルサンマンタン(岩田望)
スイートピーSは自ら3角で動いていって勝ったもの。直線に向いても追い出しを待つ余裕があり、見た目以上に強い内容でした。サムシングスイートをはじめ当時の上位馬がすぐに1勝クラスを卒業した点も評価でき、1週前にはウッドで50秒台の好時計をマークと、外傷明けでも体調に問題は無さそう。やりたい競馬がモンローウォークと被ってしまっているのが何ともですが、力を出し切れれば。

[7]⑬ドリームコア(ルメール)
クイーンCの勝ち方を見てもインで壁を作りたいタイプで、それだけに前走の紫苑Sはあの位置で進路を開放するレースをしたにもかかわらず③着と伸びきれませんでした。鞍上はこの馬の脚の使いどころを理解していたはずで、レース後に「マイルの方がいい」と語っていたのが意味深なところ。難しい馬を上手に仕上げてきた故・萩原師の手元にあったからこそ春まで頑張れていた可能性もあり、転厩2戦目でここは正念場。

[7]⑭サムシングスイート(松山)
2勝はいずれも2000mでのもの。この手のタイプは1800m以下だとスピードが足りず、距離を伸ばして(かつ3歳牝馬の場合は軽斤も活かして)粘り込もうという作戦になりがちで、G1ではスピードも求められるだけに。

[8]⑮フェスティバルヒル(浜中)
前走のクイーンSでは+18kgで登場し春からの成長を期待させましたが、位置を取りすぎた結果ガス欠してシンガリ負け。こうなると陣営は末脚勝負に賭けざるを得ませんが、得てして絶対的人気馬がいる時にはこういう「無欲の追い込み馬」が台頭し得るものです。元々はファンタジーS勝ち、新潟2歳Sも③着の実績がある馬で、条件戦上がりの先行タイプが多い今回、インに馬群が固まって外からひと差しできるようなら気を付けるべきかもしれません。

[8]⑯ハヤブササキチャン(吉田隼)
2連勝中。前走のHTB賞は必ずしもペースに恵まれたわけではない中で先行策から押し切った内容で大崩れしないタイプでもあります。一方、ここに来て勝ち切れているのは洋芝のおかげという部分もあるだけに時計が求められるとどうか。

[8]⑰ロザーンジュ(今村)
2走前のカーネーションCでは切れ負けを露呈し、距離を伸ばした前走の1勝クラス戦もタイム差なしとはいえ勝ち切れず。G1でまっとうに流れると厳しく。

<予想>
◎フェスティバルヒル
○カナルサンマンタン
▲モンローウォーク
△エンネ
△ドリームコア
△タイセイボーグ
△ラベルセーヌ
△スウィートハピネス

2026年10月12日月曜日

【10/12(月・祝)地方競馬予想】南部杯の注目馬

■盛岡12R/マイルチャンピオンシップ南部杯 キタノズエッジ

2021年のこのレースで③着に入ったヒロシゲゴールドは、それまで1200m以下の好走実績しかありませんでした。そもそも近年の勝ち馬を見渡してもウィルソンテソーロ(かきつばた記念)、レモンポップ(根岸S)、アルクトス(プロキオンS)とマイル未満の重賞勝ち馬が揃っており、バックストレッチが長い盛岡ワンターンコースは最初の先行争いである程度のスピードにさらされることからここに対する適性がある馬であれば距離は持つ、というのが個人的見解です。そこまで速くなるかは別としてキタノズエッジの2走前のポラリスSは前半3Fが33.8という前傾戦を差し切ったもので、左回りの不安はありますが長い直線からコーナーで下り坂に入る盛岡コースにおいても前半の激流をこなして最後に差し込んでくる適性が活きると見ます。

【10/12(月・祝)予想】スワンS・オクトーバーSの注目馬

■京都11R/MBS賞スワンステークス ランフォーヴァウ

未完成なまま強敵相手にレースをしてきた3歳春の不振を脱し、3走前に谷川岳Sを勝利。逃げずに競馬が出来ているのが成長の証で、ここは先行勢が揃うメンバー構成で前に目標を置いて運べるのは好材料。少頭数ではあったものの元はと言えばデイリー杯の勝ち馬で京都実績もあり、ダイヤモンドノットとの2頭出しとなる福永師をして「具合の良さはメンバー1」と評すだけの出来の良さで出てくるとなれば無視はできません。


■東京11R/オクトーバーステークス メリオーレム

前走の七夕賞は暑さにやられての大敗で度外視。昨年の中日新聞杯でシェイクユアハートの0.4差⑤着と重賞にめどは立っており、むらさき賞勝ちがあるように東京コースも問題なし。友道厩舎らしく1週前にウッドで50秒台の好時計を出しながらも、当週も手控えることなくウッドで併せ馬を消化。意欲的な調整は体調に問題が無い証明で、まともならOP特別は勝負になる器のはずで。

2026年10月11日日曜日

【10/11(日)予想】アイルランドトロフィーの注目馬

■東京11R/アイルランドトロフィー ミアネーロ

1800m専用機という見方もできますが、それよりは折り合いを気にせず運べる左回りワンターンが向いているというのが近いかもしれません。3歳春以降は気持ちの面が整わず、牝馬ということもありこのまま終わってしまうかと思いきやここ2戦が左回りワンターンの1800mで③③着と好走。格こそ違いますがメンバー自体は府中牝馬Sと大差なく、この枠が課題も大野Jがうまくインへ導くことさえ叶えば再度の好走も。

2026年10月10日土曜日

【10/10(土)予想】京都12Rの注目馬

■京都12R シャープインサイト

揉まれたり砂を被ると駄目なタイプで外枠が絶対条件。キャリア8戦で二桁馬番を引いたのは4走前に勝った未勝利戦のわずかに1回のみで、今回はそれ以来の二桁馬番。当時2着のナブッコはクラスの上位常連で1勝クラスでも通用し得る存在で、古馬勢がパッとしないこのメンバーなら食い込み可能と見ます。

2026年10月4日日曜日

【10/4(日)予想】毎日王冠・京都大賞典の注目馬

■東京11R/毎日王冠 ホウオウビスケッツ

ワンターンの条件は一番合っており、かつ暑い時期が苦手なだけに新潟記念は使えないタイプ。輸送があったほうがレースを自分で認識できる賢さもあり、この舞台は好走条件にピタリとはまります。開幕週で前を主張したい馬もいますが、バックストレッチの長い府中なら二の脚で取り付けるこの馬から。


■京都11R/京都大賞典 メイショウブレゲ

オールカマーは障害帰りのメイショウゲキリンが勝利。だからというわけではありませんが、障害経験はトモの強化など平地力にも通用する効果があるとされています。この馬も障害を経験して久々の平地になりますが、一昨年のこのレースで3着と長距離戦でなくても走れるところを見せています。雨で渋る馬場は向くはずでこのメンバーなら。

2026年10月3日土曜日

【10/3(土)予想】オパールSの注目馬

■京都11R/オパールS タマモブラックタイ

2走前のCBC賞は外傷明けかつ大幅馬体減が物語るように万全とは言い切れない状態で⑯着。そこから立て直されてきた前走のセントウルSは着順こそ⑩着も上りは33.4とメンバー2位をマーク。この中間はウッドでしまい10.8の伸びを見せましたが、奇しくも勝った4走前の米子城Sの際も最終追いのラスト1Fは10.8と動けており、良い頃の状態を取り戻しつつある現状。開幕週とはいえ割と差しが決まっている印象の今日の馬場なら。

2026年9月27日日曜日

【9/27(日)予想】スプリンターズSの全頭評価

【お知らせ】
「G1レースの全頭評価」を復活いたします!
従前通り、自分の予想の軸である「過去レースに基づく分析」の難しい2歳戦、障害競走を除くG1レースにおける全頭評価を復活させられる運びとなりました。秋のG1シーズン、相変わりませぬお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

■中山11R/スプリンターズステークス

[1]①レッドモンレーヴ(酒井)

高松宮記念は激流からの急坂で本質的に1400m以上に適性のある馬が活躍する舞台で、力が抜けていたサトノレーヴには及ばなかったもののその適性の高さで②着まで食い込んできました。スタートから流れが速く純粋なスプリント能力が問われる中山1200mコースでは追走力に疑問があるうえ、ここに来て怪しかったゲートが一気に悪くなってしまったのも懸念材料で。

[1]②アイサンサン(幸)

愛知杯は前を取り切りインの好位を進んだことが勝因。ヴィクトリアマイルを使った後元々は中京記念を目指していたところ、中間今一つ仕上がり切らずここに切り替えてきたという経緯もあり本質的には1400m~1600mの馬。高松宮記念に出てくれば話は別ですが、この舞台ではさすがに追走が厳しいでしょう。

[2]③ママコチャ(武豊)

3年前の覇者。暑い時期の方が調子が上がる馬につき、夏場を調整に充てられるこのレースは得意とするところです。この馬の良さは速い流れを折り合って脚を使える点にあり、前走のセントウルSでも前半32.8の流れから33.4の脚を使い③着と、インを通ったとはいえ上々の内容でした。年齢で割り引く必要はなく、あとはきれいな馬場が理想なタイプだけに掘れやすいインの芝に対応できるか。

[2]④ジューンブレア(坂井)

昨年あわやの場面を作った②着馬。スピードで押し切るタイプだけにこの舞台は向いていますが、昨年は函館SS→CBC賞→本番と順調に使えてきた中での好走で今回は高松宮記念以来の休み明け。その高松宮記念は鞍上の武豊J曰く「息遣いが本物でなかった」との評で⑰着大敗。ここに向けて陣営は「追うたびによくなっている」と語るものの、最終追い時点でまだ+16kgと絞り切れていない感は否めず。

[3]⑤サウンドモリアーナ(吉田隼)

キーンランドCではパンジャタワー、ウインカーネリアンらを下し重賞初制覇。2走前の北九州記念は重馬場に泣いての⑥着でしたが、時計の速い馬場の方が向いているタイプで中山も4戦前の船橋Sを勝っており問題なし。馬場の悪化が無ければ注意したい存在です。

[3]⑥ワールズエンド(津村)

安田記念②着も当時の1200m通過タイムが1.07.4。本質的にはスピードタイプで、先行して押し切る形はこのコースに向いています。ただこの中間で大きく体を増やし、調教後の時点で+20kgという馬体重を考えると狙いは次かもしれません。

[4]⑦ペアポルックス(岩田康)

オーシャンSは華麗なるイン突きが決まっての重賞勝利。ハイペースでも脚を使えることを証明した一方で、開幕デーだった当時と違い今回はインがボロボロの最終日。脚を溜めるには腹を括る必要がありますがこの馬場では難しく、早目の展開で馬群がばらけた時に捌いてこられるか。

[4]⑧エーティーマクフィ(富田)

しまい一辺倒のレースぶりから芝に転戦後は好位差しが板についてきた格好で、昨年の京阪杯は力の要る芝をものともせず前半32秒台のハイペースを差し切り。急坂対応が鍵も力の要る芝+ハイペースという舞台設定はプラスで、渋化馬場も問題なくスムーズなら台頭可能。

[5]⑨スターアニス(ルメール)

エピセアロームの仔という血統背景からクラシックでは評価を下げてきましたが、流石に2400mは長すぎたにしてもマイルまでであれば十分に通用することを証明する春の結果となりました。距離短縮は当然歓迎のクチも流石に32秒台の入りは未経験であるうえ、あくまで同世代の牝馬同士のG1を2つ勝っているという現段階において古馬G1でいきなり1番人気というのは買われすぎで、中間時点で+8kgとなるとここに向けてビルドアップした様子も無いだけに、486kgでのデビューから成長が無いとなると古馬相手にどこまで。

[5]⑩レイピア(横山武)

今年の高松宮記念含め、スタートで後手を踏んだ昨年のキーンランドC以外はすべて掲示板を確保している安定株。スピードタイプでスムーズに追走が叶えばここでもやれるはずですが、気になるのが鞍上の横山武Jが今月乗れていない点。7月11勝、8月12勝と来ていた中今月は昨日までで5勝にとどまり、前目につけられないと見せ場なく敗れるレースが増えているように見えます。鞍上も馬もスタート次第というところ。

[6]⑪ルガル(鮫島駿)

一昨年の勝ち馬。春から海外を転戦しUAE、イギリスでスプリントG1を2戦しての帰国緒戦となります。結果こそ伴いませんでした(アルクォーツスプリントは惜しい②着)が何れも60、59.5kgという重い斤量を背負ってのレースを経験し、ここに58kgで戻ってくるのは国内組にはないアドバンテージです。中間の追切は馬場の悪い週が続きタイムこそ目立ちませんでしたが、1週前に重めの坂路で54.3-12.4のラップを減速せずにマークしており力のあるところを見せる内容。正攻法のスピードタイプなだけに、自身が目標にされるよりも明確なペースメーカーが居た方がレースはしやすく、ピューロマジックなど実績ある逃げ馬と一緒に走れる今回は再度チャンスあっても。

[6]⑫ブラックチャリス(浜中)

フェアリーSで坂を上がってくる時の力強い脚を見れば、本質的には1400~1600mが良いように映ります。時計の掛かる芝が向くとはいえ流石に1200mの実績としては見劣るだけに。

[7]⑬パンジャタワー(松山)

4頭のお手馬の中から松山Jが選んだのがこの馬。NHKマイルCを勝っているとはいえ、どこまでも伸び続けるというよりはひと脚で決めたいタイプだけに本質的には1400mまでと見ています。しかしながら本来そのくらいの適性の馬が活躍できるはずの高松宮記念でウインカーネリアンとの競り合いに敗れ④着となった内容からすると、逆に1200mではペースが速く脚が溜まらないのかもしれません。初の輸送や急坂も鍵で、外差し展開となった時にどこまで来られるか。

[7]⑭ウインカーネリアン(三浦)

昨年は高速馬場も味方にジューンブレアとのマッチレースを制した格好でしたが、その再現を狙うならピューロマジックより外に行きたかったというのが本音でしょう。今年は被されそうで去年のように楽な展開には持ち込め無さそうで、馬場の悪いところを前の馬たちに走らせたうえで地力でどこまで…というレースになるでしょうか。

[8]⑮フリッカージャブ(西村淳)

2走前の北九州記念が13頭立ての12番枠から押し切っての勝利。当時も雨が降る重馬場だったことを考えれば、馬場の良いところをスムーズに運べそうな今回も外枠は僥倖と言えます。32秒台の入りも4回走って3勝と得意にしており、前走のセントウルSもピューロマジックを追いかける形で最後まで脚を使い1.06.9のタイムで勝利。スプリント適性の高さに疑いようはなく、ピューロマジックが変に折り合って押し出されるなどの形にさえならなければ。

[8]⑯ピューロマジック(岩田望)

押さえが利くかどうかは精神面の問題が大きく、これまでは滞在競馬や暑熱対策期間で装鞍所集合からレースまでの時間が短く、パドック周回も短縮されるなどストレス要因が減っていた分が大きかったです。それだけに前走のセントウルSでは通常通りの装鞍所集合スケジュールとなり、なおかつ結果の出ていない坂コースで不安視されましたが結果的に②着を確保。精神面での成長を伺わせる内容でした。今回は過去結果の出ていない中山遠征で、G1でファンの前を通って馬場入場するなどのシチュエーションに耐えられるかの試金石。

<最終結論>
◎ルガル
○エーティーマクフィ
▲フリッカージャブ
△ママコチャ
△スターアニス
△パンジャタワー
△サウンドモリアーナ
△ペアポルックス

例年の高速馬場よりは少し時計がかかり、かつ力もいる芝コース。ここは斤量経験を考慮し上位評価勢の中からルガルを◎抜擢します。相手にはダート時代に58kgで勝っているエーティーマクフィ、初斤量となるフリッカージャブは3番手までとしました。

2026年9月26日土曜日

【9/26(土)予想】シリウスSの注目馬

■阪神11R/シリウスステークス ミッキークレスト

昨年3月に3勝クラスを突破して以降OPでは苦戦が続きますが、これはクラスの壁ではなく伊丹Sを勝った後に裂蹄で休養した期間があり、強い負荷をかけられない中での調整を余儀なくされた期間が長く続いたため。元々条件戦時代は(4,1,2,0)と崩れず走っており、レパードSでもミッキーファイトの③着した実績を持っています。ここに来て爪不安も解消し、前走の名古屋城Sも着順こそ⑦着でしたが3角から鞭が入る中坂上でもしぶとく脚を使えていたのは評価してよいでしょう。フォーエバーヤングに代表される「ダート最強世代」の一角として本来のポテンシャルはラムジェットなどにも匹敵するはずでここまで人気が無いようなら。


2026年9月23日水曜日

【9/23(水・祝)地方競馬予想】オーバルスプリントの注目馬

■浦和10R テレ玉杯オーバルスプリント ジョージテソーロ

中央時代は世代限定戦ですがOP特別で2度の②着があり、UAEダービーにも駒を進めた実績があります(⑩着)。ここは南部杯と東京盃、さらにJBCスプリント(今年は金沢1400mコース)に直行する馬たちにとっては谷間となるローテで、中央勢のメンバー的には一枚落ちの感があり地元馬でも十分勝負になると見ています。最大の惑星は昨年②着のイグザルトですが、戦績を見るにゆったり流れた方が自分の脚を使えるタイプで前がん画れそうなここでは一抹の不安が。アウストロも良績は良馬場に集中しており、それならば大外枠から泥をかぶらずに運べそうなジョージテソーロの一発は無いでしょうか。5走前には京成杯グランドマイラーズでウィリアムバローズを下していますが、本来はその前のフジノウェーブ記念のように1400mの距離で速い流れで差し込んでくるレースが得意なクチ。かしわ記念もあのメンバーの中で⑤着であれば悪い内容ではなく、人気のエアポケットと化している今回なら妙味でしょう。


2026年9月22日火曜日

【9/22(火・祝)地方競馬予想】白山大賞典の注目馬

■金沢11R/白山大賞典 ユメノホノオ

前走名古屋グランプリは4着と健闘。向こう正面で同じような位置にいたカズタンジャーが内を突く一方こちらは外を回して脚を使うも、年齢とともにズブさが出てきたのかスッと加速できず。それでも直線向いてしぶとく脚を伸ばすとゴール前まで脚色は衰えず、カズタンジャーに先着したばかりか仕掛け一つで3着もあったのではと思える内容でした。佐賀記念3着の実績からも中央OP組と伍せるだけの力量はあるはずで、他の有力馬がJBC(金沢開催)への下見とばかりに大事を取った騎乗をするなら、おそらく本番はセラフィックコールに乗るであろう吉原Jとしては遠慮もいらないはず。金沢が誇る名手を背に全力で交流重賞のタイトルを取りに来ると見ました。

【9/22(火・祝)予想】JRAアニバーサリーSの注目馬

■中山11R/JRAアニバーサリーステークス ラオラシオン

3走前の激走は去勢効果が現れたもの。アテにしにくい部分は残るものの昇級初戦のアリエスSで6着に走れておりクラス通用の素地は見せています。底堅いリフレックス以外は誰にでもチャンスありのメンバー構成の中、使い詰めだった春から立て直され心身ともにリフレッシュして臨めるここは改めて注目したいところです。

2026年9月21日月曜日

【9/21(月・祝)予想】神戸新聞杯の注目馬

■阪神11R/神戸新聞杯 エムズビギン

「ノーステッキで勝ちたい」と陣営に言わせしめるまでもなく、ロブチェンの力量が抜けているのは百も承知。それでも見据えるのはあくまで本番であるだけに、共同通信杯のように脚を測るレースをしてもおかしくはありません。春の2冠でも言及したように、この馬が唯一負けるとすれば共同通信杯のリアライズシリウスがそうであったようにセーフティーリードを取った馬を捕らえ損ねるパターン。妙味を得るなら早目に動き出したい馬から入りたいところです。

エムズビギンはダービー以来の実戦ですが、口向きが難しくキレるタイプでもないこの馬にダービーの大外枠は酷でした。今回はこれ以上ないパートナーと言えるであろう武豊Jを配し折り合いの改善を図りたいところ。この中間は友道厩舎らしく2週前、1週前にウッドで好時計の後最終はポリトラックでいつも通りのパターン。ウッドでは2週連続で長めから51秒台をマークしており、阪神の下り坂で加速するイメージとマッチする調整過程。スローペースが見込まれる中で前目で折り合えればチャンスありと見ます。

2026年9月20日日曜日

【9/20(日)予想】オールカマーの注目馬

■中山11R/産経賞オールカマー リビアングラス

骨折休養明けで5か月ぶりの実戦となりますが、今年の日経新春杯でも2か月ぶりの実戦で③着するなど鉄砲は苦にしないタイプ。実績勢が人気する舞台ですが何れもここはあくまでたたき台で、悪化した馬場で疲れを残さないようにとふるまえば自ずから無理しないレースになるはず。重馬場以下の経験はないものの稍重の芝で3勝を挙げるなど力の要る馬場への対応は問題なく、自分のペースを守って走れればG2なら足りるはずで。