Special Thanks

当ブログは、広尾サラブレッド倶楽部株式会社様のご厚意により、同倶楽部の所有する競走馬の写真及びWebサイト記載情報の転載許可を頂いております。

2026年3月29日日曜日

【3/29(日)予想】高松宮記念の予想・マーチSの注目馬

■中京11R/高松宮記念

<見解>

中京競馬場は3角から直線の入り口までが下り坂で、そこから急坂を上ったところがゴールです。特に1200mコースの場合割とスタートしてからすぐに下り坂が始まるため、位置を取ろうとして最初にスピードに乗せてしまうと必要以上に飛ばすことになってしまい最後の失速を招きます。ゆえに1200mぴったりを走れるスタミナでは厳しく、1400m寄りの適性が求められるコースと言えます。加えて今開催の中京が差しの決まる芝コンディションであることを考えれば「1400m以上の実績のある馬」「差しないしは追い込み脚質」から狙っていきたいところです。

<予想>

レッドモンレーヴ

過去4度のG1挑戦は⑥⑨⑪⑮着。厚い壁に阻まれていますが走ったのはいずれもマイル戦。この馬にとって適距離は1400mまででマイルは微妙に長く、ブリンカーを着用して臨んだ前走の東京新聞杯でもゴール前で止まってしまったのは単純に距離の問題とみられます。それでもこれまでは追っ付けながらの追走だった馬が道中で抱える余裕も出るなど馬具の効果は大きく、最後の脚もしっかり使えていたところを見ればあとは距離さえ間違えなければ、というポジションにいる馬ではあります。昨年のオーシャンS(⑨着)では32.3の上がりを使えており急坂にも問題はなく、最後に前が止まりやすいコース構造と差しが決まる芝コンディションを最も味方につけられそうなのはこの馬ではないのでしょうか。

パンジャタワー

昨年のNHKマイルCの覇者ですが、レース歴代3位の決着時計で走り切ったようにスピード勝負になった分もあり本質的には1400mがベター。前走の1351ターフスプリント(⑤着)は終始外を回らされた分もあり、最内枠に条件が好転するここは飛ばす前を見ながら好位の外を取れそうな陣形です。スタートを五分にさえ決められれば。

サトノレーヴ

昨年は完勝といえる内容でしたが、ここ2戦はスタートが決まってなく中間はゲート練習を敢行。そのうえ堀厩舎お得意の短期免許外人を確保できなかったために今回はルメールJと初コンビ。上手く出せさえすれば順当でしょうが、たぐいまれなスピード能力故その制御の難しさもあるだけに…

ジューンブレア

ピューロマジック、インブンシブルパパと快速型の逃げ馬が飛ばすとすれば、3番手=実質的なハナはこの馬が取りに行くと見ます。典型的な先行押し切りタイプだけにスピードだけでは難しいこのコースでどうかですが、前の激流に各馬が惑わされる中そうでもないペースで淡々と走って残してきそうなのもこの人馬です。

ナムラクレア

鞍上を工夫してもローテを工夫しても惜しい競馬止まりになってしまう馬。それでもいくつか挑んだG1の中で最も勝利に近い条件はここでしょう。今回は前が飛ばしてしまいが活きる流れになりそうで、そこで差し込んでくるチャンスは十分。

ペアポルックス

18番枠からのスタートでシンガリ負けを喫した昨年の反省から、今回は思いっきり下げてインを突く競馬をやってくるでしょう。間に合うかどうかはともかく、差し展開になった時にスルスルとインを突いてくる存在には警戒が必要です。

ララマセラシオン

前走の阪急杯ではインを縫うように上がってきての②着。2連勝していた京都の条件戦と違い、前傾戦の重賞でもしまいを使えた点は予想以上の成長が伺えます。1400mからの距離短縮ローテに該当する点からノーマークは危険と見ます。


■中山11R/マーチステークス ショウナンライシン

前走の総武Sは陣営曰く馬に活気が無かったとのことで参考外。軽めのダート+インを立ち回ってしまいを活かすレースが向いており、それまで3戦連続で掲示板を確保する走りが出来ていたのはそのいずれかか両方の条件が揃っていたことが挙げられます。内枠+(現時点では)稍重馬場ということで好走条件が2つ揃ったここなら。

2026年3月28日土曜日

【3/28(土)予想】日経賞の注目馬

■中山11R/日経賞 マイネルケレリウス

前走の日経新春杯は4角通過1,2,3番手の馬がそのまま上位3着までを独占。この超絶内前有利馬場で末脚を使って④着に食い込んできたのがマイネルケレリウスでした。展開も不向きだった前走と違ってここは前に行きたい馬が多いうえ、4角から加速の始まる中山芝2500mであればばらけた内を掬えるこの馬の強みが活きるはずと見ます。

2026年3月22日日曜日

【3/22(日)予想】阪神大賞典・愛知杯の注目馬

■阪神11R/阪神大賞典 シュヴァリエローズ

一昨年のステイヤーズSを制して以降、古馬G1と苦手な渋化馬場でのレースが続き大きな着順が並びますが何れも度外視できるもの。前走の有馬記念にしてもスタートで両隣から競られて無理をせず後方から運び直線では前が壁になる不利があっての0.9差⑩着であれば健闘の部類でしょう。人気が予想される4歳勢はじっくり構えるレースが予想され、逃げが予想されるファミリータイムは初の3000m戦。長距離に自信のある先行馬であるこの馬がエアポケットに入り込んでノープレッシャーの好走を果たす可能性は小さくないと見ました。


■中京11R/愛知杯 ソルトクィーン

2走前のターコイズSのように流れるレースでひと脚使うのが理想的。前走の洛陽Sはスローの瞬発力勝負になり流れが向きませんでしたが、1200mからの臨戦も多いこの舞台はペースが流れることは必至。中京コースは3~4角が下り坂で坂上で止まってしまう馬も多い中、前目のポジションを取り抑えて下ることが出来ればしっかり走り切れるはずで。

2026年3月21日土曜日

【3/21(土)予想】フラワーC・ファルコンSの注目馬

■中山11R/フラワーカップ コズミックボックス

このレースの穴パターンは「前走東京で切れ負けした馬」にあります。昨年①着のレーゼドラマ、一昨年②着のホーエリートは何れも前走で東京の自己条件を使って敗れた馬たち。馬柱の見栄えからすれば「自己条件で歯が立たなかった馬が重賞で勝負になるのか」と見られ人気が落ちるのが常ですが、33秒台の上りが求められる東京と最後の急坂への対応が求められる中山に求められる適性は本来別のはず。特にコズミックボックスの前走のベゴニア賞は33秒台の脚を持つ勝ち馬と2着馬が後ろを突き放したレースで、勝ったドリームコアは次走でクイーンCを制したように重賞級の実力馬。自分のレースをして④着だったコズミックボックスの評価を下げる必要はなく、直線でインが渋滞しやすいこの時期の3歳牝馬戦にして大外枠はむしろプラス。母が紫苑Sを制したレーヴデトワールという血統背景も後押しで。


■中京11R/中日スポーツ賞ファルコンステークス テルヴィセクス

初芝の前走で一変の好走。当時の勝ちタイム1.21.9は同日行われた2勝クラス(リチャードバローズ)と全く同じで、差し決着の古馬戦に対し2番手を先行し同じタイムで押し切ったテルヴィセクスは評価してよいタイムと考えます。母ジョリーダンスは阪神牝馬Sを勝つなど1400mでたびたび波乱を演出してきた快速牝馬で、今回はダイヤモンドノットが控えるとすればペースが落ち着き直線では馬群が密集することが想定され、外枠に1200mからの距離延長組が多い中差し有利の中京芝のコンディションも考えれば好位外をスムーズに回れる馬にチャンスが来ると見て。

2026年3月15日日曜日

【3/15(日)予想】スプリングS・金鯱賞の注目馬

■中山11R/フジテレビ賞スプリングステークス ミスターライト

世代限定戦らしく、前付けからひと脚を使って勝った馬が揃った今回。前走4角5番手以内の馬が実に12頭もおり、フレイムスターが逃げそうなことだけはわかりますがその後ろがどうなるかは全く分かりません。中山はマイルと1800mではコースのつくりが全く違うためマイル実績を当てはめるのもやや危険。かと言ってこの時期の世代限定2000mの条件戦にエントリーする馬はスピード不足を認めているようなもの。ここは同じ舞台で前走強い勝ち方を見せたミスターライトに期待したいところです。

前走の未勝利戦は外3番手を追走し、主導権を握ったサンヴィクトワールを直線入り口で捕らえると急坂で突き放す圧勝劇。0.6秒ちぎったサンヴィクトワールはゴーラッキーの勝った新馬戦の③着馬で、ゴーラッキーはデビュー2連勝を決めており当時②着のバステールは先週の弥生賞を制覇するなど、レベルの高い新馬戦でした。さらにデビュー戦でミスターライトとタイム差なしの①着だったゴーイントゥスカイは京都2歳Sでアスクエジンバラとクビ差の接戦を演じており、人気馬との比較でも引けを取らない実績の持ち主です。最近のトライアルは層が薄く、1勝馬でも通用可能なのはバステールが証明済み。戦績で人気が甘くなるならこちらから入りたいところです。


■中京11R/東海テレビ杯金鯱賞 ニシノレヴナント

前開催でも感じましたが、今の中京は開幕週から差しが決まる印象です。実際金鯱賞と同じ舞台で昨日行われた茶臼山高原特別(2勝クラス)は前半59.5の平均ペースながら道中最後方近くにいた3頭が上位を独占。上り順位も1,3,2位と単純に「上りを使える馬」が上位に台頭する舞台になっています。今回のメンバーの中では「上り32秒台を使った経験のある馬」が4頭出走していますが、唯一それで勝ったのがニシノレヴナントでした。その3走前のオクトーバーSは東京コースにして前半1000mが59.7とクラスを考えればかなりのスローで、前残り必至なところを4角15番手から差し切る強い内容でした。2走前のアルゼンチン共和国杯にしてもミステリーウェイが逃げ切ったところを0.3差の⑨着なら評価してよく、ここもホウオウビスケッツがしっかりペースを落として逃げるでしょうが直線勝負のレースになるなら十分台頭の目はあると見て。

2026年3月14日土曜日

【3/14(土)予想】アネモネSの注目馬とねらい目レース(中山6R)

■中山11R/アネモネステークス メイショウハッケイ

過去5年の上位入着馬15頭のうち実に12頭が馬体重450kg以上。この時期の牝馬が中山の急坂を上るにあたって馬格は重要なファクターです。この記事は当日昼の時点で書いているので当然馬体重はわかりませんが、今回「過去2戦ともに450kg以上で出走」してきている馬は5頭。そのうち唯一重賞実績(ファンタジーS③着)を持つメイショウハッケイを中心視しようと思います。ここ2戦はポジションを取りに行って伸びきれないレースが続いていますが、ファンタジーSやその前のりんどう賞②着時は脚を溜める競馬で結果を残しており、現状はこの形の方が合っている様子。先行競馬で結果を残している馬が勢ぞろいしたここは格好の「ポツン」が決まりそうな舞台と見て。


■中山6R サンデーパーティー

3走前の未勝利戦が強い内容。番手で折り合い直線馬なりで先頭に立つと後続を突き放す圧勝劇。当時の②③着馬も既に勝ち上がっており、メンバーレベルも十分。ここ2戦は状態を落としたこともあってか位置が取れずのレースが続いていましたが、3か月ぶりで立て直されたここは見直してよいでしょう。

2026年3月8日日曜日

【3/8(日)予想】弥生賞の注目馬とねらい目レース(大阪城S)

■中山11R/報知杯弥生賞ディープインパクト記念 コスモギガンティア

公営競技の人気回復に伴い、賞金の増額が進むJRA。賞金が増えるということは生産の投資がペイしやすくなるということでもあり、現にサラブレッドの生産数は21世紀に入り再び増加に転じています。2025年の生産頭数は20年ぶりに8,000頭の大台に乗りましたが、では増えた分JRAのレースが増えるかと言えばそうはいかず。競馬法で「1日12レース」という上限が決まっているうえ、芝の保護や暑熱対策の観点を考えれば今の枠組みでこれ以上レースを増やすのは現実的ではなく、また厩舎の数にも限りがあります。溢れる新馬をコントロールするために「3走連続10着以下の未勝利馬は3か月出走停止」などの制度面で抑制を図っているのが現状で、要は「中央デビューや在籍にこだわるな」というメッセージが込められています。

近年、ダートでそこそこ出世した馬が地方転出するケースが増えています。昔は頭打ちとなった馬の再就職先という意味合いが強かった「地方転出」ですが、交流重賞の出走枠を確実に得るため等ポジティブな理由での転出が増え、実際にディクテオン(中央OP)が東京大賞典を制覇、イグナイター(中央新馬勝ち)がJBCスプリントを制するなど、中央勢と伍する活躍を見せています。それと同時に「地方デビュー馬」の地力強化も進んでおり、門別デビューからすずらん賞を制したビッグカレンルーフがフェアリーSで僅差の②着するなど、□地・○地だからと言って侮れない時代になっています。

コスモギガンティアは川崎の河津厩舎所属。京成杯を制したプレイアンドリアル、札幌2歳Sを制したトラストでも実績のある厩舎ですが、この馬自身は母の兄に笠松所属ながらデイリー杯を制したフジノテンビーがいる血統で、芝でもやれる素地を持っています。前走のジュニアCではマイルの流れに置かれてしまいましたが、メンバー最速の33.9の脚を使い0.2差の⑤着と健闘。父ダノンバラードという血統背景からも距離延長は歓迎のクチで、内の2頭がやりあいライヒスアドラーが早仕掛けで前を飲み込む流れになれば最後のひと脚が届く可能性も。


■阪神11R/大阪城ステークス トゥデイイズザデイ

2走前の関越S、前走のポートアイランドSとゲートが決まらず大きな着順が続いていますが、今回は偶数番の外枠を引け最後から2番目にゲート入りする格好に。悪さをするリスクが少なく枠入りできるのは歓迎で、3走前のジューンSも4か月ぶりで②着するなど気持ち的にも鉄砲で走れるタイプ。人気を落としてはいますがこのコースは(1,2,0,0)と好相性で一発も。

2026年3月7日土曜日

【3/8(土)予想】フィリーズレビュー・中山牝馬Sの注目馬

■阪神11R/報知杯フィリーズレビュー トワニ

昨年の京王杯2歳Sで3着に好走。当時勝ったダイヤモンドノットは朝日杯でも2着しており、牡馬相手に戦ってきた実績はここでは一枚上手です。前走のこぶし賞は直線入り口で外に出そうとしたところを押し返されてしまったロスもあり3着でしたが、実績ある1400m戦に戻って終いまで脚を使うレースが出来ればここでも。


■中山11R/ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス アンリーロード

前走の小倉牝馬Sは外を回らされて12着。着順こそ大きいですが勝ったジョスランからは0.5差と僅差で、前走のように外に進路を確保するよりは本来馬込みで我慢させるレースが向いているタイプ。今回は内目の枠を引け、得意の1800mでコーナー4つの中山なら置かれる心配もなさそう。昨夏に阿武隈Sを勝ちオープン入りしたものの、そこからがいまひとつでハンデは据え置き。立ち回り一つでいつでもやれるはずで最低人気に留め置かれているなら妙味あり。

2026年3月1日日曜日

【3/1(日)予想】中山記念・チューリップ賞の注目馬

■中山11R/中山記念 サンストックトン

1番人気の想定は中山実績のないセイウンハーデス。続く上位人気もレーベンスティールやチェルヴィニアとアテにしにくいタイプが揃った印象です。中山金杯をうまく乗って勝ったカラマティアノスは連戦で力む面が出る懸念があり、昨年②着のエコロヴァルツも本来はインで壁を作りたいタイプでこの枠はギリギリというところ。シャンパンカラーもワンターンで良さが出る馬でどれも一長一短というメンバー。それならば前走のAJCCで5着と復調を見せたサンストックトンの一発は無いでしょうか。その前走は②着まで0.2差という接戦で、後方のインをじっくりと運び最後に脚を使うレースでした。それでも2200mは気持ち長い印象で、良績のあるコーナー4回のコースに戻るのはプラス。ここも早目の仕掛けを目論む馬が多く揃った印象で、動き出しが早くなりコーナーで馬群がばらければインを立ち回れる良さが出るはずと見ます。


■阪神11R/チューリップ賞 エイズルブルーム

前走のシンザン記念でも◎推奨しましたが、折り合い難を見せ力みながら後方を追走し⑥着。勝ったサンダーストラックはインを縫うように上がってきての勝利で、ここはコースロスが大きく出た結果となりました。今回陣営はリングハミへの変更を決断し、がっちり抑えてしまいを引き出す作戦を取るものと見られます。現状で桜花賞当確というメンバーがおらず、権利取りを意識して早目の動き出しが想定される中で、最後の最後に差し届く画を期待して。