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2024年2月11日日曜日

【2/11(日・祝)予想】共同通信杯の注目馬とねらい目レース(北九州短距離S)

■東京11R/共同通信杯(トキノミノル記念) ベラジオボンド

先週のきさらぎ賞の時にも話題にした通り、近年皐月賞への重要ステップレースとして有力馬の出走が増えているのが共同通信杯です。東京芝1800mというコース自体はワンターンでマイルに近い適性が求められますが、このレースに限って言えばより長いレースを志向する馬たちの集まりということもあり、中盤がしっかり緩んで最後の3Fが11秒台前半の上がり勝負になるという中距離戦らしいラップを刻みます。今回の出走メンバーの中で「最終3Fが全て11.5以下のレースを勝った経験がある馬」はベラジオボンドとジャスティンミラノの2頭。ただジャスティンミラノの勝った東京戦は1400m区間までずっと12秒台を刻んだただのドスローなのに対し、ベラジオボンドの阪神戦は36.0-37.4-34.1としっかり緩急のついたペースで脚を使えており、こちらの方が共同通信杯の適性が高いと見て本命にします。何かと株を下げるレースが続いている岩田望Jですが、余計に嫌われている今が買い時でもあるでしょう。


■小倉11R/北九州短距離S カリボール

短期免許期間を1か月残し帰国したイギリスのモリスJ。結局(1,3,7,60)という散々な成績で日本競馬への適性は証明できませんでした。彼の最大の問題は「自分の(=欧州流の)騎乗を証明したい」というスタンスで終始日本のレースに臨んでいた点に尽きると考えています。馬場も馬の造りも欧州と全く違う日本の競馬では明らかに早仕掛けと思えるレースを連発(これはバシュロJ等他の欧州組にも言えることですが)しており、それを修正する気もないのであれば関係者の信頼を得られないのは当然です。

そのモリスJが前走跨ったカリボールも、本来出していくと甘くなるタイプ。それでも前走は内有利馬場のお蔭で0.4差⑥着に粘りましたが、理想は昨年のこのレースで0.2差⑧着した時のようにじっくり溜めるレースです。今の小倉なら1分8秒台で差しの決まるレースが期待でき、この馬の持ち時計でも十分対応可能。久々に最終をコース追いでやれており状態も心配なさそうで、中枠に先行タイプが多いこの並びからも前崩れ期待で狙います。


※京都記念は人気どころに信頼を置けず、台頭を期待できる伏兵も見当たらないことから予想は見送りといたします。

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