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2024年7月21日日曜日

【7/21(日)予想】中京記念の注目馬とねらい目レース(札幌4R/12R)

■小倉11R/中京記念 アルナシーム

小倉での開催は2年ぶり。21/22年の同レースは何れも後半4Fがずっと11秒台という後傾戦となり、スピードの持続力が求められることから1800m戦でもマイル寄りの適性を持つ馬が活躍し得る舞台です。加えてテーオーシリウスにセルバーグとハナを叩きたい馬が揃ったため、前半もそれなりのペースで流れることが予想されます。

今回内枠を引いたアルナシームはハイペースを見ながらの3番手が楽に取れそうな構成。もともと気持ちが入りやすくペースが流れた方がレースしやすいうえ、最終追いでは横山典Jが自ら手綱を取りウッドで前半から飛ばす調教を施してきました。この時期は負担と輸送を考えウッドでは4F程度で仕上げる馬も多い中で、あえて輸送前の木曜に長めから飛ばす調教を仕掛けてきたのは本番に向けたガス抜きの意図がくみ取れます。もともと能力は高く評価されてきた馬。得意のスピード勝負に持ち込めれば一介の中距離馬には負けないでしょう。


■札幌4R ドンクロノス

デビュー2戦は東京のダート1400mを使われ、スタート一息から上り最速で追い込むも大敗が続いています。ゲートが安定せずワンターンのコースでは置いて行かれるのもあるのですが、2戦とも鞍上がとても勝ちに行っているとは思えない騎乗で無駄に負けている面もあると考えます。デビュー戦は道中でついていこうとせず直線では申し訳程度に鞭を数発、前走は直線で進路に迷って無駄にウロウロするなど最後方を走っている馬のやることではないというレース。距離延長、コーナー径が大きく差しの決まりやすい札幌替わり、比較的メンバーも落ち着いたここなら巻き返しは可能と見ます。


■札幌12R ワイノナオミ


ドレフォン産駒は札幌芝での成績が抜群に良く、全場で唯一単複いずれの回収率も100を超えています。しらかばSの該当馬(マスクオールウィン、カルネアサーダ)は人気ですが、昨夏の札幌で③④着したこの馬は今のところ人気なし。得意コース替わりで一発秘める存在と見ます。

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