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2021年1月10日日曜日

パラスアテナ2021年初陣、厳しい条件を乗り越えて


 自分の初出資馬である広尾TCのパラスアテナ(牝4、美浦・高柳瑞厩舎)が11日(月・祝)の中京10R・寿S(4歳上3勝クラス・芝2000m)に出走、2021年の初戦を迎えます。

 前走秋華賞(4着)後は放牧に出されたのち12月初旬に帰厩、ここまで1か月じっくり在厩で調整されてきました。放牧先で一旦緩めた馬体も今週時点で452kgまで戻り、態勢は整ったといえるでしょう。

 当初寿Sには33頭の登録があり出走の可否が不安視されていましたが、ハンデ戦につきアローワンス込みの負担重量で1番手(ハンデ55kg+4歳1月1kg+牝馬2kg=58kg、2番手はダノンマジェスティの57kg)となったため、優先出走の運びとなりました。しかし今回最大の課題となるのがこの斤量。上記の通り今回実質トップハンデとなり、馬体に成長の余地を残すこの馬にとっては決して楽とは言えないはずです。左回りは東京で、急坂は中山で経験済みですが初の古馬相手。加えて武豊Jが直前のアクシデントで乗り替わり。川田Jをどうこう言うつもりはないのですが、G14着馬が自己条件に戻って大威張り、というムードにはなかなかなれないというのが本音です。陣営もそして多くの出資会員の皆様も、自分と同じ気持ちなのではないでしょうか。

 とはいえ、常に初物を不安視され続けながらも、結局は我々の想像を超えるパフォーマンスを繰り出し続けているのがこの馬。デゼルやダノングロワールが回避しましたが現級好走実績ある馬も複数おり、相手にとって不足は無いでしょう。今後牝馬重賞戦線で活躍していくためにも、まずはここで目途の付く走りができたらと期待しています。

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