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2023年7月23日日曜日

【7/23(日)予想】中京記念の注目馬とねらい目レース(しらかばS)

■中京11R/中京記念 シュリ

このコースで2勝を挙げており、敗れたレースも苦手な上がり勝負に持ち込まれたり後退してきた先行馬のあおりを受けたりと理由のつくものです。昨年の関屋記念の時にも触れた通りこの馬は折り合いに難があり、緩急のつく中距離戦よりも一定のペースで流れるマイル戦の方が力を発揮できるタイプです。平坦の新潟マイルは中間ずっと11秒台が続くコースでこの馬向きなのですが、直線も平坦でキレのない馬には厳しい舞台でした。その点中京は向こう正面から下り坂が始まり早目のラップが刻まれる一方でゴール前の急坂のおかげで適度に上がりの掛かる造りになっています。ホウオウアマゾンが主張すればスンナリ隊列は決まりそうで、最終週で適度に馬群がばらけそうなのも好都合。気性的にも休み明けは問題なく、昨年の関屋記念よりも条件が好転するここなら期待大です。


■札幌11R/しらかばS ルピナスリード

開幕週の短距離戦と聞くと圧倒的に内枠有利と想像されますが、頭数が多くなると内で渋滞が起こりスムーズに外を回れた馬の方が好走するパターンがあり得ます。


上記は過去10年の札幌芝1200m戦のうち「開幕週に16頭立てで行われたレース」に限定した馬番別の成績です。母数が少ないですが、言うほど内枠の恩恵はないばかりか勝ち馬の過半数は2桁馬番から出ており、大外の16番枠が最も高い好走率だったりします。もう一つ注目頂きたいのが「平均人気」。やはり内目の馬番の方が総じて人気しやすく、好走率のわりに外枠勢の人気はさほどでもありません。こうしたイメージと実態のギャップが馬券妙味を生みます。

さて、ルピナスリードの話に戻りますがご存じファントムシーフの姉。こちらはダイワメジャー産駒で距離適性は短め。とはいえコーナー径の大きい中京で3勝を挙げているように大箱向きかつ好位からひと脚を使いたいタイプなのは弟同様で、札幌コースの外枠は好走しやすい条件でしょう。前走は道悪が影響しての大敗で度外視でき、3走前の淀短距離S0.3差④着の時だけ走れればここでも力量差は無いはずで。

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