函館2歳Sは経験の少ない2歳馬同士かつ1200m戦ということもあり多くの馬は前に行きたいレースですが、その分馬場が重くなると途端にズブズブの差し決着になります。過去10年の内良馬場でなかった2回(何れも稍重)の③着以内馬の4角通過順位は22年(6)(1)(13)/15年(5)(13)(6)と控えた馬が優位。但しここに出てくる馬の大半は函館芝1200mを勝ち上がってきており、明確な差し馬は戦歴からは読み解けません。
コルルディは初戦をやはり同じコースで逃げ切った馬ですが、ハナに立つと周囲を気にしてフラフラ。直線でも今ひとつギアが入りきらない中の辛勝で、レースに集中できていない中で押し切った新馬戦でした。陣営も「あれならハナには立たない方が良い」と言及しており、少なくとも今回この馬は前に馬を置く形でレースするのは確実でしょう。元々2歳戦の隊列なんてゲート出るまで分からないものですが、その中でも今回好走期待値の高い控える競馬をしそうな馬という意味ではこの馬から入るのが安全と見ました。
■中京12R スマイルバック
休み明けの方が好走できるタイプで、2か月以上の間隔を開けて使われた時は④⑤⑦②②着。唯一の着外は前半のペースが速すぎる1000m戦での敗戦で、それを除けば大きく崩れていません。ここ3戦の内容からも牡馬混合戦でも目途は立てており、被されない外枠からスムーズに運べれば上位期待です。
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