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2025年3月16日日曜日

【3/16(日)予想】スプリングS・金鯱賞の注目馬

■中山11R/スプリングステークス レーヴブリリアント

本番に向けて長く間隔を取ることが一般的になり、クラシック競走のレースレベルが年々下がっていることは衆目の一致するところでしょう。その中でも「本番までの間隔が長い方>短い方」という図式になりつつあり、スプリングSは弥生賞よりも一枚下のメンバーというのが正直なところです。それを表すデータとして「前走クラス別の成績」が挙げられます。


上記は過去10年のスプリングSにおける前走クラス別の成績ですが、最も多く勝ち馬を輩出しているのは前走で1勝クラス(500万下)を使ってきた馬たち。重賞を含むOP競走組と比較しても勝率・連対率はダブルスコアとなっています。ここ数年は2歳戦の整備が進みレベルの低い上級戦が多くなっていることに加え、重賞経験のある馬でも有力馬はもっと早いタイミングのステップレースであったり皐月賞に直行するのが普通で、前走で重賞を使っておきながらここに来ざるを得なかったという時点で力量としては一枚劣ると言わざるを得ず、それがこの成績に現れていると考えます。

ゆえにここは前走で1勝クラスを使った馬、なおかつその前走を勝っていれば(6,4,2,18)で単回207・複回100と妙味的にも優秀で、それに該当する中で人気のないレーヴブリリアントを狙います(もう1頭はマテンロウバローズ)。2走前のシンザン記念は外枠で壁を作れず3角から暴走気味にまくり上げて失速、その前のベゴニア賞は前残り展開を上り最速の脚で追い込んでの④着で、前走の1勝クラス戦で前残り展開をゴール前で差し切ったように中山向きの鋭い脚を持っています。近親にリスグラシューがいる血統で渋った馬場も問題ないはずで、重賞好走歴を持つ馬が不在のメンバー構成なら。


■中京11R/東海テレビ賞金鯱賞 ホウオウビスケッツ

岩田康Jのお手馬が激突しますが、行かないと良さが出ないデシエルトではなく控えてもレースができるホウオウビスケッツを選んだ格好に。こうなれば番手で蓋をして早目にデシエルトにちょっかいを出しに行く形をとるはずですが、そうはいってもデシエルトには稀代のペースメーカー武豊Jが跨るわけでそう簡単に止まりはしないでしょう。ここは2頭のマッチレースになると見て、後ろから差しに行くホウオウビスケッツに利があるかと。

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