良馬場で行われる年は上り勝負になりやすく、好枠を引きかつ上り勝負に対応できるソーダズリングから入りたいです。近走は中間の坂路で逆時計になるなど調子が上がり切っていない様子でしたが、今回はしっかり順時計を踏んでの調整過程。丁度昨年京都牝馬Sを勝った頃のいい動きが戻ってきたと見ることができ、距離延長で中団くらいの位置が取れればチャンスはあるでしょう。
■中山11R/ニュージーランドトロフィー イミグラントソング
近年のNZTは残念桜花賞の色合いが強く、今年も半数が牝馬。元々桜花賞に向かってマイラーが賞金を稼ぐインセンティブの強い牝馬が多数枠を占める一方で、最初からマイル路線を狙う牡馬であれば阪神開催のチャーチルダウンズC(アーリントンC)に向かうのが普通で、ここに出てくるのはクラシックに行ける望みのなくなった中距離馬か、アドマイヤズームのように明確な目的(遠征と一泊競馬を本番前に経験させる)をもっている馬のいずれかというパターンが大半です。
イミグラントソングは本来なら早く勝ち上がって重賞を使いたかったところでしたが、昇級初戦のひいらぎ賞はデンクマールから0.1差の②着と相手が悪すぎ、前走の平場もスローの前残りを中団から脚を伸ばしての③着とツキがありませんでした。本来ならゆうに賞金を積めていたはずでここでは力量上位。アドマイヤズームが前哨戦のレースをして差し損ねるようなら。
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