<見解>
昨日の中京ダートは珍しく差しがバンバン決まる展開に。では内前が不利かというと単純にそういうわけではなく、10Rのワイノナオミがインを突いて②着に飛び込んだように内外の差はない様子。差し展開を見越して構える馬が増えロングスパートの争いになると、いかに前の好位を取れるか&いかにインを捌いて上がってこられるかがカギになると見ます。
<予想>
◎ウィリアムバローズ
かれこれ3戦連続で◎を打っていることになりますが、内前を取る馬から狙いたいというのが趣旨になります。今回のメンバーで前に行きそうなのがこの馬かナルカミかという状況の中で、ナルカミは後述の理由で印を下げる都合でこちらが上がった格好です。他の馬が苦にするコーナーでの加速を得意とし、周回コースの内枠は絶好の舞台。キャリア8戦のうち6勝が1800m戦で距離条件も文句なし。中距離戦線は長らく層が厚い時代が続きなかなか順調にレースを使えて来ませんでしたが、昨年の日テレ盃ではウシュバテソーロなどを破って勝った実績の持ち主。前への意識が薄くなれば残り目があっても。
○メイショウハリオ
前走のJBCクラシック(船橋)は良化途上の出来の中で②着。ミッキーファイトが前を掃除しつつ逃げたサントノーレが残る展開ですから、そのサントノーレに唯一先着したこの馬と④着以下とでは評価が変わってきます。その前走で評価すべき点は、スパイラルカーブで4角で外に振られやすい船橋コースにあって向こう正面から加速しつつ膨れずに脚を使えたことです。この器用さがあればインを回って差してくることもできると見ます。
▲ナルカミ
古馬との斤量差が1kgの設定で勝った3歳馬はルヴァンスレーヴのみ(クリソベリルの時は12/1開催で2kg差)。この馬自身も唯一の敗戦が中京戦と左回りに不安を残し、テンションの高さがあっても力の違いで押し切れた世代限定戦とは相手が違います。それでも550kg級の馬体が示すように現段階でも十分にやれるポテンシャルは持っていると見ており、すべてがうまくいけば当然に勝ち負け。但し心身の成長が進むまでは、何等か差しさわりがあるとあっけなく敗れる可能性もあるタイプだと見ています。
△ルクソールカフェ
カフェファラオの下らしく器用さに欠け、外枠で伸び伸び走らせた方が良いだけにこの枠自体はプラスでしょう。右へ寄れる癖があるとのことで現状では左回りが良さそうなのと、アメリカを主戦場とするジェルーJへの手替わりもプラス。このクラスのペースで1800mを走り切れるかが課題ですが、成長見込みを含め将来的にはナルカミ、ナチュラルライズとともにダート界を担う存在になり得ると見ています。
△アウトレンジ
帝王賞ではミッキーファイトにクビ差の②着。中京の経験がないのが気がかりではありますが、中山でラジオ日本賞を勝っており坂のあるコース自体は問題ないと見ています。今の中京ではこの手のタイプにも警戒が必要なだけに。
△シックスペンス
前走の南部杯は初ダートも上手くこなし②着。脚抜きが良かったわけでもなく最後のひと脚も見どころがありましたから、流石陣営が出走にこだわったのも理解できる走りでした。ただこの並びだとナルカミに被されるのは確実なうえ、砂かぶりを恐れて外々を回るようでは厳しいだけに評価は控えめにしました。
△ウィルソンテソーロ
ここ2年は相手が悪すぎただけの②着。実質2連覇していると言ってもおかしくない実績ではあります。しかし例年と違ってこの秋は既にJpn1を2つ使われてからの参戦で、この後東京大賞典も控えていると考えれば大きな上積みは望めません。加えて気に食わないのは前走を経ての高木師の「地方のダートが合わなかった」というコメント。佐賀のJBCクラシックを含む重賞4勝を地方交流で挙げている馬の言い訳には思えず、調子もそうですが流石に全盛期の力は既に無いのかと思われます。それでもこのメンバーなら無印には出来ませんが、この馬や小手川厩舎、さらには原Jの未来が大きく変わっていたかもしれない運命の分岐を作ってしまったレモンポップの強さはつくづく罪なものです。
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