<見解>
ドバイを断念した組が合流したことでかなりのハイレベルメンバーになった今年のかしわ記念。ミッキーファイトやウィルソンテソーロといった組はあくまで帝王賞を意識しての一戦となるためここが本チャンとは言えないものの、中央のG1でも勝負になっている以上はここに入れば格好はつけられるはずです。このように、実績断然の馬であっても何かしらケチの付け所はあるというのが難しいところで、オッズほど順当ではない気もしています。
<予想>
◎ロードフォンス
2走前に根岸Sを快勝した時は水分量が1%に近い「超乾燥馬場」。逆に前走の黒船賞は水分が残る稍重馬場でのもので、他の馬が苦手にするグリップの利かない馬場を苦にせず走れる点がセールスポイント。ナイター開催ではあるものの日中は初夏を思わせる暑さとなる関東地方にあって馬場の乾燥が進むのは必至で、スピードタイプの馬が揃ったここは人気落ちの妙味ありと見ました。
○ウィルソンテソーロ
チャンピオンズC、フェブラリーSと連続で僅差の②着。先に抜け出せば差されるし後ろから行けば届かないという勝ち切れなさを抱えては居ますが、昨年の南部杯を完勝したあたり早目からスピードに乗せる走りが出来れば強いです(23年のマーキュリーCも0.6差で圧勝しており盛岡巧者という可能性も無くはないですが)。スパイラルカーブの船橋は加速してコーナーを回りたいこの馬にとってはプラスで、実績馬の中ではマイナスが最も少ない存在と言えます。
▲ミッキーファイト
昨年の東京大賞典はよもやの②着も、勝ち馬の格好の目標にされた分もありました。昨年に船橋開催のJBCクラシックを勝ってもおり、コーナー4つの1800mは守備範囲でしょう。馬場の乾燥が進むことはスピードタイプのこの馬にとっては必ずしもプラスではないでしょうが、ルメール騎手がこちらを選んできたことも含めてここは地力で台頭可能と見るべきでしょう。
△コスタノヴァ
いかにも直線の長いワンターンが得意というタイプで、昨年のこのレースでは③着、その次のさきたま杯では⑪着と大敗を喫しています。ただ、そのさきたま杯含め重馬場以下では(0,0,0,2)と元々そういう馬場が得意でなかった可能性もあり馬場が良化するのはプラス。あとは立ち回りひとつで、例えばコーナーを加速しながら回れるとかが出来ればよいですがダートのないオーストラリアの騎手にそれを求めるのは少々酷な気がします。
△シャマル
連覇の内容以上に、それまで脚抜きの良い馬場でブーストを受けていた印象だったこの馬が昨年は良馬場で1600mを押し切った点を評価しています。何といっても全11勝のうち10勝を挙げる川須Jが復帰したのは心強いものの、人馬共にここに間に合わせてきたという感が強く特に川須Jは先週の復帰後9戦騎乗してすべて着外という状況につき、重くは扱いにくいというのが本音です。
△ジョージテソーロ
有力地方勢は川崎記念やダイオライト記念などに回ってしまったうえ、短距離にはファーンヒル、中距離にはディクテオンが居ますが現状マイルで中央勢と張り合える馬がいない状態。前述の2頭を管理する荒山厩舎からはリコースパローが出ますが、強力な同型がいることに加え京浜盃ではナチュラルライズに完敗してもおり重くは扱いにくい現状。それならば、ブルドックボスなどで交流重賞の実績もある小久保厩舎に、同じくキャンディドライヴなどで交流重賞好走の実績ある落合Jが跨るジョージテソーロに一発の目を期待したいです。通用しなかったとはいえ一応中央OPまで上り詰めたうえ、2歳時にはカトレアSでアマンテビアンコの②着した実績もある馬。もしノーマークで放置されるようなら押さえは必要かと。
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