Special Thanks

当ブログは、広尾サラブレッド倶楽部株式会社様のご厚意により、同倶楽部の所有する競走馬の写真及びWebサイト記載情報の転載許可を頂いております。

2026年5月31日日曜日

【5/31(日)予想】ダービーの予想・目黒記念の注目馬とねらい目レース(安土城S)

■東京11R/東京優駿(日本ダービー)

<見解>

抽選で通ったケントンがペースを作る可能性がありますが、いずれにしても飛ばすタイプの逃げ馬がいないメンバー構成で、好位で折り合いたい馬も多いですからスローは必至です。先週のオークスは向こう正面でリアライズルミナスがポジションを上げレースの流れを変えましたが、3歳牝馬にとってあれはかなり過酷な賭けだったはずです。他方、牡馬で言えば2017年にレイデオロが勝った時に向こう正面で2番手までポジションを上げたのが記憶に新しい(そうでもないか?)ですが、大舞台でのペース判断、そしてそれをやりきる胆力のある人馬が勝つ、ダービージョッキーという称号がただの「G1ジョッキー」とは区別して語られるのには、一生一度の大舞台で度胸あるレースが出来るかということへの評価でもあるのかもしれません。

<予想>

パントルナイーフ
前走の皐月賞は3角で下がってきたアルトラムスのあおりを受け最後方まで下げるアクシデントに加え、直線でも終始前が開かず全く追えないままレースが終わってしまいました。元々弥生賞を熱発で回避し、骨折明けのぶっつけだったという事情もあり状態に良化の余地を残す中のレースでしたので完全に度外視できる一戦で、この中間は3頭併せを敢行しいつもの調整スタイルを取り戻しています。昨年の東スポ杯では12秒台の区間が続くスローを見越し4角で速くなるタイミングにもかかわらずポジションを取りに行き、直線では一呼吸おいて再加速する勝ちっぷり。レイデオロのダービーを彷彿とさせる手綱さばきがここへの布石だったとしたら、前走のイメージもあって人気しきっていない今回は絶好のねらい目かもしれません。

リアライズシリウス
皐月賞は理想的なレース運びもロブチェンが止まらず②着。一方共同通信杯では強気のレースぶりでバステール以下を完封しており、やはり自分で動きたいときに動けるレースが合っています。大箱、左回りと条件が好転する一方、ワンターンで高いパフォーマンスを見せてきただけにやはりこの距離、そしてコーナー4つの立ち回りをどうこなすか。少なくとも外枠から難しい運びを迫られるロブチェンよりは上に来られると見て対抗としましたが、直線で目標にされたときに何かに差される可能性はあるだけに。

アスクエジンバラ
1週前は岩田望Jがステッキを入れてしまい12秒台がやっとだったのに、肋骨骨折から復帰した岩田康Jが騎乗した最終追いでは馬なりで11秒台が出る馬。鞍上の指示に的確に反応できる今の姿は、仕掛けのタイミングが難しい東京コースにおいて大きなアドバンテージとなるはずです。「岩田再生工場」の稼働前であったサウジアラビアRCの負け方がだらしなく、左回りに若干の不安を残す分◎○との比較で印は下げましたが、自分のタイミングで追い出すレースが出来れば頭まで。

ロブチェン
壁を作って運びたかったであろうこの舞台で17番枠を引いてしまったのは痛かったですが、自ら逃げて加速した皐月賞のパフォーマンスを思えば世代上位の実力に疑いようはありません。誰かが捲って行ったときにそこについていくようなレースが出来ればよいのでしょうが、とかく今回は逃げたり捲ったりする「誰か」頼みのレースにならざるを得ないという点で評価を下げました。

ライヒスアドラー
パントルナイーフの勝った東スポ杯、そして前走の皐月賞と長く脚を使うレースをしての好走が目立ちます。1番枠ということで立ち回りが課題も、手のうちに入れているであろう鞍上が早目の仕掛けでエンジンを噴かせられればここでも。

フォルテアンジェロ
皐月賞は見え見えの不利でここも穴人気。百日草特別で見せた32.8の末脚はスローが見込まれる今回再度爆発の期待も、前走にしろ前に壁があってそれを割ってくるようなレースの方が向いている可能性があり、こういう馬はスムーズだと意外と弾けないケースもあるだけに評価は抑えまでとしました。

ゴーイントゥスカイ
青葉賞組は好戦できていませんが、冒頭にも述べたように今回はペース判断が鍵になりそうなレース。敗れた2走前は出遅れ、3走前はスタート不利でスムーズにいかなかった分でもあり、鞍上の差配で上手くポジションを取れればそう簡単には止まらないだけに。

メイショウハチコウ
前走のプリンシパルSは好位で運んでひと脚というレースでしたが、33.8の上りでまとめてきたのは非凡なパフォーマンスでした。先に仕掛けたジャスティンシカゴを差し返した内容からは接戦・混戦向きのタイプと見え、直線でワンテンポ仕掛けを待てる展開になればチャンスあり。


■東京12R/目黒記念 ボーンディスウェイ

ダービーから100m伸びる2500mコースは坂下からのスタート。坂を2回登るコースレイアウトはタフさを要求します。ボーンディスウェイは一昨年のオクトーバーSを勝っていますが、当時は上りが34.7かかるレース。このように「タフな東京」で力を発揮できるタイプが台頭する舞台と見て狙い打ちます。


■京都10R/安土城S アスクワンタイム

前走の鞍馬Sは目の前で落馬がありそれを避けるアクシデントもあって⑨着でしたが、そもそもブリンカーを外したことで道中全く行く気を見せませんでした。スタートの改善が顕著なだけに今回は再度ブリンカーを装着し、流れについていく競馬をさせる算段で臨むここは見直せるはず。

2026年5月30日土曜日

【5/30(土)予想】葵Sの注目馬

■京都11R/葵ステークス ウチュウノセカイ

前走のカンナSは前半33.9と2歳戦にしてはペースが流れる中2番手を追走。逃げ馬が最後に止まる流れを最後まで脚を使い、1.08.2の好時計でまとめてきた内容は評価できます。良馬場の芝1200mでは2戦2勝と底を見せてなく、高速決着が見込まれる今の京都のコンディションも合うはずです。骨折明けとはなりますが中間は順調に乗れており、輸送を控えた最終追いはさらっとで問題なし。息が持ちさえすれば力は通用してよく、ここまで舐められた人気なら。

2026年5月24日日曜日

【5/24(日)予想】優駿牝馬の予想

■東京11R/優駿牝馬(オークス)

<見解>

世代戦を読み解く最大のテーマは「体力面のお釣り(ローテーションのゆとり)」と考えています。先月の桜花賞の上位勢は、スターアニス(阪神JF以来)、ギャラボーグ&ジッピーチューン(クイーンC以来)といずれも前走から2~4ヶ月の間隔を取って臨んだ「ゆとりローテ」の馬たちでした。それだけ今の3歳GⅠは消耗が大きく、ましてや3歳牝馬にとって未知の距離となる東京2400mのタフな舞台を走り切るためには、いかに心身に余力を残してここに臨めるかが時に実力や実績を凌駕しえます。

先週のヴィクトリアマイルを完勝したエンブロイダリーが現4歳世代の牝馬で最強であることは論を俟たないですが、そのエンブロイダリーでさえ昨年は9着と大敗しました。差し勢が台頭する近年のトレンドが物語る通り、ここで必要なのは最低限のキレに加えて淀みない流れを耐え抜いて最後まで脚を使い切る「タフさ」です。

<予想>

スマートプリエール
今回のメンバーで最もゆとりのある「中8週(フラワーC組)」というローテーション。2歳時には牡馬を相手に洋芝の札幌2歳Sで3着、前走は中山の急坂をこなして実績を残してきました。東京芝1800mのアイビーS(4着)の敗戦から「左回りのキレ勝負では分が悪い」と世間から軽視されていますが、オークスの2400mはキレではなくスタミナ勝負。ご存じ母は京都大賞典を制したスマートレイアーという血統背景からも、この舞台でこそ真の輝きを放つと見ました。

ドリームコア
桜花賞は内が止まらない馬場で外枠を引き、壁を作れず外を回らされる競馬になってしまったのが明確な敗因でした。左回りかつ広い東京コースには抜群の実績があり、折り合いの心配もありません。イメージほど長く脚を使える馬ではないと見ていますが、その分じっくり運んで自分のタイミングで追い出せるこの舞台設定はプラス。スムーズに脚を溜める競馬ができれば巻き返しの筆頭です。

スターアニス
能力の高さは疑いようもないですが、問題はこれまでスピードで押し切るレースをしてきただけに押さえが効くかどうか。幸いロンギングセリーヌが行けば押し出されるようなレースにはならないと思いますが、他馬の目標にもされる存在なだけに初物尽くしの舞台で過信はできないかと。

アランカール
前走の桜花賞はゲートのやり直しで気持ちが切れてしまったのがすべて。ただそれ以前に道中の運びやら馬体重やら中間のテンションやら注文の多い馬で、この中間も線の細さは解消せず。最終追いは火曜にポリトラックで軽めの調整としたようにコンディション維持に苦心している現状ですが、大外ズドンでも突っ込んでこられるのがオークスというレース。レジェンドのエスコートでロスなく運び末脚勝負に徹すれば見せ場はあっても。

ラフターラインズ
フローラSは理想的なレース運びで完勝。きさらぎ賞3着の実績からも侮れない存在ですが、間隔が詰まる点と大外枠、かつスタンド前発走のプレッシャーがどうかという点で評価は下げました。

エンネ
母ルパンⅡということでファントムシーフやディスペランツァの下にあたりますが、生産の谷川牧場から「期待した成長と乖離」していることを理由に1歳6月でターファイトCの募集が取り下げられた経緯のある馬。それがここまで駒を進めるのですから競馬はわかりません(私の出資馬に3歳5月でまだトレセン入厩もできてない馬が居ますが、臆面もなく募集続けてて少しは見習えと思います、どっちを?)。こちらも間隔が詰まる点を考慮し評価は下げましたが、しまいの伸びを見ればむしろラフターラインズよりもチャンスあるかと思ってしまうほどです。

ロンギングセリーヌ
スマートプリエールを評価する以上、当時の2着馬だったこの馬にも印を。今回の先行勢が揃って「控える・壁を作る」競馬を示唆している中、単騎大逃げを打った際の残り目に一考。

2026年5月23日土曜日

【5/23(土)予想】平安ステークスの注目馬

■京都11R/平安ステークス ジューンアヲニヨシ

近走は「2桁馬番を引いて凡走」or「1桁馬番を引いて好走」という非常にわかりやすい傾向が出ています。今回は絶好の「2枠4番」。内のキョウキランブやハグといった馬たちが引っ張る流れを、好位のインポケットでロスなく追走できる運びが叶いそうな枠順です。3〜4コーナーで馬群が外へ膨らむのを横目に最短距離を立ち回れれば、2走前にムルソーを下した力量からすればここでも引けは取りません。外々を回らされた前走を度外視して狙うならここでしょう。

2026年5月17日日曜日

【5/17(日)予想】ヴィクトリアマイルの予想

■東京11R/ヴィクトリアマイル

<見解>

エリカエクスプレスが淀みない流れを作りそうですが、やはりこのコースは33秒台の脚を使えないと厳しくこれまでの上りの最速が34秒台に留まる同馬にとってはどこまで辛抱できるかの争いになるでしょう。前走の愛知杯で番手から勝負根性を見せたアイサンサンにしても同様で、後続の各馬はこれら先行勢を深追いはせず、自分のレースに徹するものとみられます。そうなると平均程度で極端なハイペースにはならず、Bコースの開幕週というコンディションも考えれば内外の優劣なく「締まったラップで上りを使える馬」に展開が向くことが期待できます。

あとはこの暑さ。真夏日予想の府中市にあって、夏場の開催に実績のある馬はプラスで評価したいです。

<予想>

カピリナ
2走前のニューイヤーSが秀逸な内容。確かにイン突きが嵌った分ではあるのですが、緩みのない流れでしまいを33.5でまとめて勝ったレースぶりは評価できます。なおかつ当時は57kg、牡馬換算で59kgを背負っての勝利ですからなおさらです。スプリント重賞を勝っているように速い流れはもってこいで、ラチ沿いをぴったり回ってエリカエクスプレスを見る流れで運べれば最後はもうひと脚が使えるはずで。

マピュース
昨年の中京記念当日の豊明市は最高気温37度超えの猛暑日でした。当時は52kgというハンデに恵まれたのは事実ですが、今回も斤量以外(左回り、マイル、内枠、暑さ)は同じ条件が揃いました。前掛かりのレースよりも前半平均程度で流れて末脚比べの展開になる方が向いており、日本競馬への適応を見せるゴンサルベスJの手腕も込みで。

ジョスラン
この血統、この厩舎でわざわざ戸崎Jが乗ってきたところに勝負度合いの高さを感じます。前走の小倉牝馬Sは小倉らしい締まったペースを差し込んでの勝利で、タメを作りたい中距離馬向きのペースでなかった中で末脚を使えた点からはやはり大箱で長く良い脚を使わせるレースが向いています。初のマイルも舞台は好転すると見て注意したいです。

エンブロイダリー
前走の阪神牝馬Sは逃げようと思って逃げたわけではない中、しっかり折り合い脚も使えました。ただ、当時の2,3,5着馬が何れも4歳馬と実質的に4歳牝馬同士のレースとなった中、上のマピュース、ジョスランら古馬重賞を勝っている組の中ではやや実績的に心もとないのは事実で。

カムニャック
距離に目をつむってここに参戦したということは、陣営もこの馬の高い東京適性を見込んでいる証左でしょう。アイサンサンが暴走したローズSでは4角で不利がありながらも差し切っており、少々ハイペース気味でもしっかり脚は使えます。あとはスローの前走を経験してからのここで位置取りを落とさなければ。

エリカエクスプレス
末脚はないですが、武豊Jの逃げに競りかける人馬は流石に居ないでしょうからこの馬らしい「溜めないマイペース」での逃げが期待できる舞台です。これまでは折り合いや距離を気にしてソフト気味の調整だったのが、今回は1週前にしっかり時計を出しておりこの馬本来の行きっぷりを引き出す用意はあると見ました。残り目に警戒。

チェルヴィニア
馬柱は見栄えしませんが、一昨年の秋華賞②着以降は古馬牡馬一線級とばかり走っていました。当時3冠をともに戦ったステレンボッシュは先週のエプソムCであわやの②着と復活をうかがわせる走りを見せており、この馬も相手関係からは見直せる存在です。堀厩舎のカナテープではなくこちらにレーンJが乗ってくる点も不気味です。

クイーンズウォーク
昨年の②着馬。その後は除外や牡馬相手で今一つというレースが続いていますが、大箱のワンターンはベスト舞台。これまで13戦全てでコンビを組んできた川田Jが乗らないという点は気がかりですが、このメンバーなら見限れず。

2026年5月16日土曜日

【5/16(土)予想】新潟大賞典の注目馬

■新潟11R/新潟大賞典 フクノブルーレイク

エプソムCが移設されたこともあり中距離勢が分散した結果、格上挑戦でも出られるようになりったこのレース。フクノブルーレイクは名目上は準OPですが元々はスプリングSで②着した実績に加え、3走前の寿Sではタガノデュードと0.1差の③着に好走するなど実力は優にOPクラスと言えます。これが53kgというのはちょっとバグに近いハンデ設定で、日本競馬への適応が見込めるゴンサルベスJの手腕も込みで先物買い。

2026年5月10日日曜日

【5/10(日)予想】NHKマイルカップの予想

■東京11R/NHKマイルカップ レザベーション

※本日は都合により、本命馬のみの更新とさせていただきます。ご容赦願います。

ユウファラオがフロックと見くびられてさほど前が速くならないとすれば、格好の目標を置けるレザベーションにチャンスが生まれ得ると見ます。

2026年5月9日土曜日

【5/9(土)予想】京都新聞杯・エプソムCの注目馬

■京都11R/京都新聞杯 メイショウテンク

使いながら調子を上げてくる荒川厩舎。前走は2か月の休み明けに加えて、スローペースの上がり勝負となったことで出番がありませんでしたが、これは参考外として良いでしょう。レースごとに距離を延ばしながらも最後は確実に脚を使ってくるタイプで、中間の追い切りでは普段あまり攻めは目立たないこの厩舎にしては珍しくテンから意欲的に飛ばしており、位置を取りに行く姿勢を明確に示しています。アーレムアレスはスタートに不安が残り、エムズビギンも不器用さが残る現状ではあまりごちゃつく位置には入りたくないはずで、これら内枠の人気馬を尻目に好位のインをロスなく立ち回れそうなこの馬に台頭の余地は十分。多頭数の外を回らされるリスクを避け、経済コースを通っての激走に期待がかかります。


■東京11R/エプソムカップ シルトホルン

一昨年のこのレースで③着に食い込み、昨年も同時期のジューンSを制しているように東京芝1800mはこの馬にとってベストの舞台と言えます。今の東京の芝コンディションを考慮するとあまりに後ろ過ぎては届かないバイアスがあり、ある程度の位置を確保して立ち回れるこの馬の特性がピタリとハマるはず。前目で運びつつ、直線でしっかりひと脚を使える強みを活かせれば、このメンバーでも好勝負は必至と見ます。

2026年5月5日火曜日

【5/5(火・祝)地方競馬予想】かしわ記念の予想

■船橋11R/かしわ記念

<見解>
ドバイを断念した組が合流したことでかなりのハイレベルメンバーになった今年のかしわ記念。ミッキーファイトやウィルソンテソーロといった組はあくまで帝王賞を意識しての一戦となるためここが本チャンとは言えないものの、中央のG1でも勝負になっている以上はここに入れば格好はつけられるはずです。このように、実績断然の馬であっても何かしらケチの付け所はあるというのが難しいところで、オッズほど順当ではない気もしています。

<予想>

ロードフォンス
2走前に根岸Sを快勝した時は水分量が1%に近い「超乾燥馬場」。逆に前走の黒船賞は水分が残る稍重馬場でのもので、他の馬が苦手にするグリップの利かない馬場を苦にせず走れる点がセールスポイント。ナイター開催ではあるものの日中は初夏を思わせる暑さとなる関東地方にあって馬場の乾燥が進むのは必至で、スピードタイプの馬が揃ったここは人気落ちの妙味ありと見ました。

ウィルソンテソーロ
チャンピオンズC、フェブラリーSと連続で僅差の②着。先に抜け出せば差されるし後ろから行けば届かないという勝ち切れなさを抱えては居ますが、昨年の南部杯を完勝したあたり早目からスピードに乗せる走りが出来れば強いです(23年のマーキュリーCも0.6差で圧勝しており盛岡巧者という可能性も無くはないですが)。スパイラルカーブの船橋は加速してコーナーを回りたいこの馬にとってはプラスで、実績馬の中ではマイナスが最も少ない存在と言えます。

ミッキーファイト
昨年の東京大賞典はよもやの②着も、勝ち馬の格好の目標にされた分もありました。昨年に船橋開催のJBCクラシックを勝ってもおり、コーナー4つの1800mは守備範囲でしょう。馬場の乾燥が進むことはスピードタイプのこの馬にとっては必ずしもプラスではないでしょうが、ルメール騎手がこちらを選んできたことも含めてここは地力で台頭可能と見るべきでしょう。

コスタノヴァ
いかにも直線の長いワンターンが得意というタイプで、昨年のこのレースでは③着、その次のさきたま杯では⑪着と大敗を喫しています。ただ、そのさきたま杯含め重馬場以下では(0,0,0,2)と元々そういう馬場が得意でなかった可能性もあり馬場が良化するのはプラス。あとは立ち回りひとつで、例えばコーナーを加速しながら回れるとかが出来ればよいですがダートのないオーストラリアの騎手にそれを求めるのは少々酷な気がします。

シャマル
連覇の内容以上に、それまで脚抜きの良い馬場でブーストを受けていた印象だったこの馬が昨年は良馬場で1600mを押し切った点を評価しています。何といっても全11勝のうち10勝を挙げる川須Jが復帰したのは心強いものの、人馬共にここに間に合わせてきたという感が強く特に川須Jは先週の復帰後9戦騎乗してすべて着外という状況につき、重くは扱いにくいというのが本音です。

ジョージテソーロ
有力地方勢は川崎記念やダイオライト記念などに回ってしまったうえ、短距離にはファーンヒル、中距離にはディクテオンが居ますが現状マイルで中央勢と張り合える馬がいない状態。前述の2頭を管理する荒山厩舎からはリコースパローが出ますが、強力な同型がいることに加え京浜盃ではナチュラルライズに完敗してもおり重くは扱いにくい現状。それならば、ブルドックボスなどで交流重賞の実績もある小久保厩舎に、同じくキャンディドライヴなどで交流重賞好走の実績ある落合Jが跨るジョージテソーロに一発の目を期待したいです。通用しなかったとはいえ一応中央OPまで上り詰めたうえ、2歳時にはカトレアSでアマンテビアンコの②着した実績もある馬。もしノーマークで放置されるようなら押さえは必要かと。

2026年5月3日日曜日

【5/3(日・祝)予想】天皇賞(春)の予想

■京都11R/天皇賞(春)

<見解>
京都芝3200mは外回りコースを1周半、名物の「淀の坂」を2度越える非常にタフな設定です。当日の雨の降り出しは気になるところですが、馬場状態を読み切るのが難しい以上、基本的には良馬場での持続力勝負を前提に組み立てます。
今回は断然の人気が予想されるクロワデュノールに各馬のマークが集中するのは避けられず、G1らしい牽制し合う展開になるでしょう。有力馬たちが互いの出方を伺うあまり前へのケアが疎かになれば、マイペースを貫ける先行勢や、距離適性を活かしてじっくり溜めるタイプに展開が向く「淀の長距離」らしい結末を想定しています。

<予想>

マイネルカンパーナ
昨年の早春Sで推奨した時のように好位に付けてしぶとくひと脚を使う形が理想。逃げの手を打つであろうミステリーウェイは、決して暴走するタイプではなく淡々とマイペースを刻む馬。後続がクロワデュノールを過剰に意識して仕掛けを遅らせるようなら、この馬にとって理想的な「目標を前に置いてゆったり運べる」形が出来上がります。直線の入り口まで体力を温存できれば、最後は前にいる馬をきっちり捉え、後続の追撃を振り切るだけのスタミナと持続力は備えていると見ます。

ミステリーウェイ
今回のメンバー構成を見る限り、他にハナを叩いてまで行きたい馬は見当たりません。昨年のアルゼンチン共和国杯で見せた二枚腰は本物で、スタミナを要する展開でこそ真価を発揮するタイプ。3200mの距離自体は鍵となりますが、安易に競りかけてくる馬が居ない今回、単騎でのスロー逃げが叶えばそのまま粘り込んで波乱の使者となる可能性を秘めています。

クロワデュノール
初の3200mということもあり鞍上も構えて乗るでしょうが、それを目標にする各馬も連動して控える形になりそう。昨年の皐月賞のように道中なし崩しに脚を使わされる展開は嫌ですが、互いに牽制し合って道中で息が入る流れならこの馬の絶対能力がモノを言います。距離は未知数ながら昨秋のフランス遠征で見せたようにタフな展開自体は歓迎のクチで。

アドマイヤテラ
前哨戦の阪神大賞典を完勝。本番を見据えた「試走」としての意味合いが強いトライアルで、武豊Jがこれだけの内容を見せたのであれば、上積みはさらに大きいはず。末脚の持続力こそ一級品ですが一瞬のキレで勝負するタイプではないだけに、前が大きく引き離す展開になった際に捕らえきれるか。展開がハマれば。

タガノデュード
大阪杯では見せ場十分の④着に食い込み、地力強化を印象付けました。瞬発力勝負ではどうしても分が悪いタイプだけに、体力が問われるこの長丁場への条件替わりはプラス。急遽レーンJへの乗り替わりが決まった点も、今の勢いがあるこの馬にとっては幸運と捉えて良いでしょう。

ヘデントール
長期休養明けを一度使われての上積みは確実。昨年、この舞台で強さを見せた際の状態にまで戻っているかが最大の焦点になります。前走の結果は度外視できますが、課題はやはりゲート。スムーズに流れに乗ってリズム良く運べるかどうかに尽きます。

ヴェルミセル
京都開催の天皇賞(春)において、1枠は過去24回で7勝を挙げる圧倒的な好成績。ビートブラックやヒルノダムールといった穴馬が激走する「お約束」の枠番でもあります。今のところ雨の影響はない想定ですが、予報に反して昼前から雨が降り出し水分を含んだ馬場になるようなら、昨年の京都大賞典で③着とアドマイヤテラに先着したように重馬場適性が俄然輝きを増します。内からロスなく立ち回り、瞬発力が問われない流れになれば激走の余地あり。

2026年5月2日土曜日

【5/2(土)予想】京王杯SC・ユニコーンSの注目馬とねらい目レース(胎内川特別)

■東京11R/京王杯スプリングカップ レッドシュヴェルト

ここ2戦はスプリント戦を使われましたが、追走に忙しくこの馬の持ち味を削ぐ形に。距離延長となる今回は32.8という驚異的な上がりを繰り出して差し切った4走前の白秋Sと同じ舞台でありコース実績は十分と言えます。3走前のオーロカップ(⑦着)は外差しが利くコンディションの中で無理にインを突くというチグハグな競馬でのもので力負けではありません。今の東京は当時と違いインも十分に使える状態で、アサカラキングなどが引っ張る速い流れになれば、外に持ち出す馬たちの裏をかいてインがポッカリ空くシーンも想定できます。最内枠からスムーズに馬群を捌ければ、久々のベスト条件でチャンスありと見ています。


■京都11R/ユニコーンステークス ストロングエース

京都ダート1900mはスタートから最初のホームストレッチにかけてのポジション争いで脚を使わされることが多く、先行勢にはタフなコースレイアウトです。その分、最後は逃げ・先行馬の脚が止まりやすく、差し・追い込み勢が台頭しやすい舞台でもあります。そもそも3歳春のダートOP馬は数が多くない中、関東馬ということもあってかこの馬は不当に人気を落としている印象。前走同様に道中でじっくり構える競馬が合うはずで、前の激流を尻目に再度の激走を期待したいところです。


■新潟10R/胎内川特別 デファイ

昨年のこのレースで③着。ここ2戦はダートを使われましたが大差負けで、元々合わなかったと見るほかありません。久々に好条件に戻るここは見直す手も。


■新潟12R ベルタソ

千直は最後に上りの掛かるダートや、下り坂からスタートし最初から激流になりやすい小倉芝1200mなどと共通項があります。この馬は2走前に小倉1200m戦で②着。元々新馬勝ちを収めた素質馬で、二の脚が速くスッと前に取りつくスピードもあります。初の千直も適性は高いと見え、絶好枠を引けたここは好勝負必至とみます。ベルたそ~