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2024年1月8日月曜日

【1/8(月・祝)予想】シンザン記念の注目馬とねらい目レース(寿S)

■京都11R/日刊スポーツ賞シンザン記念 デルシエロ

今開催の京都は昨秋の傷み自体は残っていないものの、オーバーシードされた洋芝の根付きが悪いようで良馬場にも拘らず金杯デーからボコボコと芝がめくれていました。その結果、その金杯こそ岩田康Jのお家芸が炸裂するほどイン有利だったのが日曜になり表面の掘削が進み差し有利馬場に一変。昨日の最終レースも田口Jのグランツベリーが難なくハナを奪い、前半3F34.4という無難なペースからも勝ちパターンかと思われましたが、最後は差し勢の台頭に遭い⑤着。差しの効く馬場になっていることは明らかですがかといって外が有利かと言われるとそうでもなく、掘れ方からして恐らく馬場の五分どころあたり(下記画像緑枠)までオーバーシードされていると思われ、さらにその外を回そうとすればかなりのコースロスを覚悟しなければなりません。


加えて上がりも相当かかっており、例えば前開催で最後のマイル戦となった3勝クラスの清水Sのレース上りは33.6、最速は③着だったスズハロームの32.6でした。一方昨日行われた同じ3勝クラスの新春Sは清水Sより1F短く速い上りが出てもおかしくない条件にも拘らず、レース上りは35.5、上がり最速で勝ったサンライズロナウドでさえ34.4と2秒ほど上りを要しています。こうも上りが掛かると、人気になるであろう東京勝ち上がり組やノーザンファーム生産のキレキレタイプよりタフなタイプを狙うのが理にかなっているでしょう。

本命を打ったデルシエロは徹底した昼夜放牧で鍛え上げられた岡田スタッドの生産馬(ちなみに隣のノーブルロジャーはノルマンディーですが外国産馬)。レイデオロ産駒らしくキレキレというよりはタフさで勝負するタイプで、ここ2戦は距離不足で位置取りを落としていた分もありました。距離延長で位置取りは楽になるうえ元々はマイルの新馬戦を勝っており、適度に時計の掛かる今の京都も合っています。18頭立てで内目の枠を引けた利も大きく、積極騎乗が板についてきた坂井Jの手綱なら侮れません。


■京都10R/寿S エーデルブルーメ

前走の魚沼Sは雨中の不良馬場で進みが悪かったのに加え、ラチ沿いを進んだ2頭が①③着に残す決着でラチから離れての追走で④着。平坦のコーナー4つは向いており、8枠スタートも過去(2,1,0,0)と得意にしています。定年の近い師匠・安田隆師の管理馬に乗る機会も残り少なくなった川田Jが手綱を取るここは頭期待。

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