前走のアンタレスSは熱中症を発症しシンガリ負け。当日は25度近くまで気温が上がったことは確かですが、9月の阪神で行われるシリウスSを連覇しておりその理屈は当てはまらないのでは?と最初は疑問に感じました。ただ、今年のJRA古馬ローテ改正の理由の1つでもある「暑熱順化」を切り口に考えると話は変わってきます。
2025/4/19 アンタレスS(阪神)⑫着 23.7度
2024/12/1 チャンピオンズC(中京)④着 14.3度
2024/9/28 シリウスS(阪神)①着 28.8度
2024/5/18 平安S(京都)⑦着 27.8度
2024/4/14 アンタレスS(阪神)③着 22.4度
2024/3/6 ダイオライト記念(船橋)③着 14.5度
2023/12/3 チャンピオンズC(中京)⑥着 13.7度
2023/9/30 シリウスS(阪神)①着 25.8度
2023/6/28 帝王賞(大井)④着 30.8度
2023/5/20 平安S(京都)②着 23.9度
2023/3/16 名古屋大賞典(名古屋)①着 22.1度
上記は重賞を初めて制した一昨年の名古屋大賞典以降の成績と近隣観測点の当日の最高気温を示したものです。例えば連覇したシリウスS(何れも夏日)と前走(言うて23度)を見比べれば前者の方が気温が高かったわけですが、夏を超えての高温は問題なくても春先の急な気温上昇は堪えるという説を取れば説明がつく内容です。昨年の平安Sで着外に敗れたこととも整合性が付き、今日はあいにくの天気で気温が15度くらいに落ち着く(しかも弥富は海沿いの埋め立て地なのでこれより体感は寒いはず)となれば見直してよいでしょう。昨年のシリウスS~チャンピオンズCの内容はここに来てのもう一段階の成長を感じさせるもの。もう少し内枠が良かったとも思うものの不良馬場なら外を回せた方が有利と見られ、外3番手あたりを取れそうなノットゥルノと併せて狙いたいです。
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