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当ブログは、広尾サラブレッド倶楽部株式会社様のご厚意により、同倶楽部の所有する競走馬の写真及びWebサイト記載情報の転載許可を頂いております。

2025年11月30日日曜日

【11/30(日)予想】ジャパンCの予想・京阪杯の注目馬とねらい目レース(オータムリーフS)

■東京12R/ロンジン賞ジャパンカップ

<見解>

前走の京都大賞典を逃げて②着だったサンライズアースは本来の戦法ではなく「スローの瞬発力勝負にされるくらいなら自分で」という程度だったはず。同じく凱旋門賞でハナを切ったクロワデュノールも外枠で止むなく前に行ったまでのもの。このコースであれば動きたければ途中からいつ動いてもよく、自身の力を発揮させるためにあえて逃げんとするのはホウオウビスケッツくらいのものでしょう。問題は先団~好位勢の動き方。マスカレードボールが動き出すまでにセーフティリードを取っておきたいと考えると気持ち仕掛けは速くなりますが、ただでさえ長い東京の直線を加速しながら走り切るスキルが求められます。前付けして一瞬の脚を使うタイプには厳しく、加速ラップを自分で踏んでいけるタイプや末脚の絶対値に長けたタイプが浮上すると見ました。

<予想>

ホウオウビスケッツ
この馬の強さは3歳時のフリージア賞に現れています。以下は一昨年のダービー◎推奨時の記載から引用失礼いたします。

ここ2戦は精彩を欠く走りですが、2走前のスプリングSにしても前走の皐月賞にしてもグラニットが居たためハナを取れず、スピードを活かせない重馬場だったこともあり良さを出せませんでした。この馬の真骨頂は3走前のフリージア賞のパフォーマンスで、自ら逃げて「12.7-11.7-12.1-12.5-12.6-11.8-11.6-11.2-11.2-11.8」というラップを刻みました。後傾ラップであることは間違いないのですが、注目すべきは後半5Fずっと11秒台で走っている点。逃げ馬が自ら加速しなおかつ最後まで止まらないのであれば後ろは届くはずが無く、逆にここ2戦は重馬場で急坂の中山でしたのでこういった走りができなかったことも頷けます。近5年のダービー出走馬で同様に「後半5Fすべて11秒台のレースを勝ったことのある馬」は6頭いたのですが、それがそうそうたる顔ぶれ。

2022
イクイノックス②(東スポ杯)
アスクビクターモア③(未勝利@中山)

2021
シャフリヤール①(毎日杯)
バスラットレオン止(NZT)

2020
コントレイル①(東スポ杯)

2019
ニシノデイジー⑤(東スポ杯)

4頭のG1馬+海外G2勝ち馬+JG1勝ち馬というラインナップで、かつ(完走していれば)何れもダービーで掲示板という優秀な成績。ダービーのペースは「玉砕覚悟で逃げるマイラー」が居るかいないかで大きく左右されますが、パクスオトマニカは距離を考えて積極的にはハナを取らなさそうですのでスタートさえ決まればこの馬がハナを奪える可能性は高いです。3戦ぶりに良馬場の大箱で走れる点は間違いなくプラスで、持てるポテンシャルを出し切れれば大駆けがあっても。

当時は結果的にパクスオトマニカが逃げ、早目に追い出さなければいけない展開にもなり⑥着に敗れましたが、これを以て距離が持たないと見るのは早計でしょう。同型のいない今回はこの馬の強さを一番発揮できる舞台のはずで、あとは鞍上が日和らずに自分でペースメイクするレースが出来るか。個人的にはこのメンバーでそれが出来ないようであれば、もう上級戦で岩田康Jの存在意義は無い(=格下の騎手しかいない裏開催やローカルでオラつくだけの老害)と言ってもおかしくないでしょう。

ダノンデサイル
英国遠征は61kgの斤量にも戸惑ったか本来の伸びがありませんでした。出入りの激しいレースは向いてなく、スタンダードに流れる東京コースはこの馬向き。もう少し内枠ならなおよかったですが戸崎Jならうまく収められるはずで。

シンエンペラー
昨年の②着同着馬。凱旋門賞を回避するも症状は軽く、帰国後も問題なく乗り込んでいます。1週前にはウッドで49秒台をマークするなど、やはり持てるエンジンは一段上。但し頓挫の原因が呼吸器系の疾患ということで、追い切りは良くても走り出してどうかという点は残るだけに割引ました。

マスカレードボール
天皇賞はおあつらえ向きのスローで末脚爆発。コーナーが増えるのと中3週と間隔が詰まる点が懸念ですが、既に古馬通用級の走りを見せている中で2kgハンデがあるのは大きいです。8割の出来だとしても足りてしまう可能性。

カランダガン
G1を3連勝中。過去多くの海外馬がそうであったように日本の馬場への適性が課題となりますが、比較的アジア圏の芝馬場に近い4月のドバイシーマクラシックでダノンデサイルの②着と走れておりこなせる可能性はあると見ます。

クロワデュノール
前走の凱旋門賞は外枠に泣かされ⑭着大敗。その結果自体は悲観する必要はないと見ていますが、路盤の違う現地で2戦して日本の芝にフィットできるかという懸念と、やはり状態が完調には見えないだけに。

ジャスティンパレス
今の東京は上りの絶対値が求められる舞台につき、体力比べで浮上する存在として押さえは必要と見ます。ただ器用さに欠けるため本来は外枠の方が…

タスティエーラ
上手く目標を置けたり併せ馬に持ち込めればいつでもやれる馬で、前走成績にかかわらず押さえは必要です。


■京都12R/京阪杯 ジャスティンスカイ

高速決着には適性を有するものの、きれいな馬場では周りのテンの早い馬に位置取りで負けてしまいます。最終週の荒れ馬場ながらに時計を求められる今のコンディションは合っているはずで。


■京都11R/オータムリーフステークス カズプレスト

ダート転向初期は1400mを使われていた馬。やや一本調子なところがあり被されたり捲られたりが苦手なタイプで、中距離戦ではどうしてもそういった展開に巻き込まれる可能性が高いため久々に距離を詰めてきました。前走のペルセウスSは良績のない脚抜きの良い馬場にも苦しんだ印象で、スタートを決めてポジションを取れれば変わり身も。


2025年11月29日土曜日

【11/29(土)予想】京都2歳Sの注目馬

■京都11R/ラジオNIKKEI賞京都2歳ステークス ジャスティンビスタ

昔は長めの距離でデビューする馬は王道路線と言われましたが、直線での瞬発力が必要な現代競馬においては体力のつききっていない2歳馬においてコーナー4つの2000mという条件は紛れの塊です。2歳重賞に代表されるキャリアの浅い馬同士のレースではどうしても距離経験が重宝されがちですが、紛れの多い条件を勝ち上がってきた馬よりむしろ王道の芝1600~1800mを勝ち上がってきた馬の方が備える能力は高いと見ることができます。今回ワンターンのコースで新馬戦を勝った馬は3頭居ますが、流石にバルセシートはこの血統でいきなりの2000mは疑問視。東京2000m戦を勝ったゴーイントゥザスカイも今の末脚インフレの馬場でしまい34秒台というのは平凡としか言いようがなく、それならばジャスティンビスタの上り目に期待したいです。

初戦は道中フラフラしながらのレースで、直線では右ムチ一発で大きく寄れる始末。それでも勝ち切ったあたりは素質の高さが伺え、当時④着に降したセヴェロは次走で勝ち上がっておりメンバーレベルも水準級。吉岡厩舎は週末に時計を出す厩舎で最終追いは地味に映りますが、先週土曜にウッドで長めから追われ65.6-51.9-しまい11.7と文句なしの時計をマーク。態勢は整ったと見てよく、このメンバーなら十分勝負になるはずで。

2025年11月24日月曜日

【11/24(月・休)予想】東スポ杯の注目馬

■東京11R/東京スポーツ杯2歳ステークス チュウワカーネギー

前走のサウジアラビアロイヤルCは栗東からの輸送競馬だったにもかかわらず+18kgの体重増。元々500kg超えのいかにもなモーリス産駒で、育ち盛りとはいえ不可解な増え方。馬運車の中で寝藁でも食べてしまったのかもしれませんが、いずれにしても陣営にとっては想定外の事態。少頭数のスローで終始外を回らされたのも痛く、⑤着とレースの形になっただけでも良しとすべき敗戦でした。中間はびっしり追われて3週連続ウッドで好時計をマークしており、2回目の東京遠征で二の轍は踏まないはず。新馬戦で降したアンドゥーリルはアイビーSを勝利。力量未知数の相手関係ながら、前走の負けで余計に人気を落としているならこの馬から。

2025年11月23日日曜日

【11/23(日・祝)予想】マイルCSの予想

■京都11R/マイルチャンピオンシップ

<見解>

京都は雨中の開催を経て芝には使ったなりの傷みが見られますが、避けるほどではなく時計の出方にはさほど問題はない様子です。ただ、ここは確たる逃げ馬が見当たらない状況の中、有力馬の多くが先行~好位でレースを進めたいタイプで見た目のペースは速くなくても前の馬にはプレッシャーのかかる流れになりそうです。加えて4角からの下り坂に乗って加速し、最後まで止まらない脚を持っているかも重要。今年は距離適性が長めの馬にチャンスがあると見ています。

<予想>

ロングラン
春のマイラーズCを1.31.7の好時計で勝利。当時は開幕2週目とは言え冬に使われた分で芝は掘れやすく、また少頭数のスローペースで時計の出にくい展開だったことを思えば額面以上に評価できる内容でした。同じく4角から坂を下る小倉でもその前に小倉大賞典を勝っているように、下り坂に乗って加速し最後まで足を伸ばせる適性の持ち主。近2走は良績のない左回りのレースで参考外。馬群を割っても外を回しても問題なく、時計だけ走れればここに入っても十分勝負になると踏みます。

ソウルラッシュ
この秋は富士S、マイルCS、香港Mと3戦を予定。それゆえ前走の富士Sはまだまだ余裕を持った仕上がりで③着でしたが、元々純粋な瞬発力勝負は向いていないタイプ。去年のこのレースを完勝したように少し力の要るコンディションはうってつけで、ロングラン同様に長く脚を使えるのもこの舞台向き。上昇度と舞台替わりで富士S上位勢を逆転できると見ます。

ジャンタルマンタル
調整に苦労した富士S時とはうって変わって順調な調整。富士Sは究極の上り勝負になった分の②着で、安田記念同様に好位外から早目に潰していくようなレースが出来ればこの馬のスピード能力に疑いようはありません。

ガイアフォース
キレイな馬場を走らせたいタイプなので今の時期の京都の内枠はやや割引ですが、ワンターンの平坦コースはもってこいの条件設定。下り坂での加速も得意なだけに、もまれない位置を取れればスピードで押し切るシーンも。

アスコリピチェーノ
休み明けは(4,1,0,1)。唯一の着外は直線競馬のジャックルマロワ賞で、周回コースでリズムに乗れれば自分の脚は使えます。関西圏のレースも阪神で2回の好走歴があり問題なし。流石にヴィクトリアマイルの位置取りでは間に合わないだけにスタートと道中のコース取りが課題ですが、能力にケチをつける余地はありません。

エルトンバローズ
昨年は外枠有利のコンディションもあり②着。当時よりは時計が求められる状況なだけに印は割引ましたが、純粋な瞬発力勝負よりは力の要る展開の方が向いているタイプ。2週前に好時計をマークしており、1回使われてコンディションも上向き。舞台替わりの前進を加味してマーク。

マジックサンズ
NHKマイルCのように嵌り待ちというのが前提ですが、各馬が荒れた内を嫌って直線でばらけたところを突っ込んでくる可能性は否めずで。

オフトレイル
関屋記念の内容を考えれば平坦マイルは守備範囲。最後に末脚自慢が突っ込んでくる展開になれば。


2025年11月22日土曜日

【11/22(土)予想】福島記念の注目馬

■福島11R/福島記念 アンリーロード

◎抜擢した前走の府中牝馬Sは⑭着大敗。スタート一息で後方から進むも、他の馬が軒並み32秒台の上りを使うスローペースになってしまっては出番もありませんでした。現状ではワンターンでは置かれ気味で、コーナー4つのコース形態が合っている模様。実績のある舞台に戻って52kgであれば再度警戒は必要と見ます。

2025年11月16日日曜日

【11/16(日)予想】エリザベス女王杯の予想

■京都11R/エリザベス女王杯

<見解>

中距離牝馬の一線級が秋の天皇賞に出走する機会が増え、その立ち位置が微妙になりつつあるのがこのレース。今年もシランケド、クイーンズウォーク、ブレイディヴェーグといった本来ここに出てくれば中心になり得た馬がこぞって天皇賞に回り、G1馬の参戦は2頭のみ。秋華賞に出られさえしなかった1勝馬のリンクスティップが上位人気になっているあたり、混戦ぶりを物語っていると言ってよいでしょう。

展開的には、前走で一定の好走の形を作れたエリカエクスプレスが行くにしてもペースはそこまででもなさそう。緩めばケリフレッドアスクの目もありますが、天皇賞で武豊Jに鈴をつけられなかった岩田康Jが駆るとなれば無茶はしないでしょう。心配なのは一気の距離延長となるカナテープの折り合い。レーンJが御しきれなかった際には向こう正面で落ち着いた際に絡んでくる可能性があり、そうなってくると消耗戦の色合いが強まります。リンクスティップもクリスチャンJが4角までに仕掛ける公算が大きく、少なくとも直線入り口までには団子状態になっていると予想します。

<予想>

ヴェルミセル

前走の京都大賞典の際にも言及しましたが、ローカル2600mに求められる出し入れが得意でなくペースの山がしっかりできるこの条件が向いています。同じく前走で言及した通り寒い時期に向かって好走できるタイプで、季節進行によりさらなる上昇が期待できます。京都大賞典③着自体は渋った馬場の恩恵もあり、メンバー的にもレガレイラに一捻りされておかしくないレベルでしたのでそこまで評価はしていませんが、京都は今週までがBコース。直線で馬群が凝縮したところに荒れ馬場でばらければ、それを苦にせず脚を使える強みが活かせるはずで。

ココナッツブラウン

ここに来て在厩時の馬体減が解消され、この中間はしっかり追えています。展開に左右される面はあっても、夏の札幌参戦の末脚を見れば平坦の京都で直線向いてからの脚で十分間に合うと言えるのはこの馬くらいでしょう。当日のテンションが鍵も上手くいけば十分に勝負になるはずです。

レガレイラ

昨年のこのレースは不利があったと言われますが、ルメールJが馬群の中を通すのは状態面に不安がある時の乗り方と見ています(アーモンドアイが負ける時なども同様)。然るに輸送に課題があり、また馬力で勝ち切るタイプ故平坦の上り勝負が本来はあまり向いていないと見ます。ホープフルS、有馬記念、そして前走のオールカマーと「強い」と思えるレースはすべて中山でのもの。本番は次とみて割り引きました。

エリカエクスプレス

折り合いさえつけば本来血統的には中距離馬で、前走の秋華賞はその適性を証明するレースでした。外回りになる分目標にされる懸念はありますが、ケリフレッドアスクがうまく壁になってくれれば再度の好走があっても。

シンリョクカ

昨年の④着馬。当時の①~③着は不在ですから、昨年の最上位実績馬という立場です。本来は左回りワンターンがベストというタイプで前走の新潟記念は④着でしたが、今年はグレード別定になりメンバーが大幅強化。勝ったシランケド、②着のエネルジコ、③着のディープモンスターと何れも次走で結果を出しており、それら32秒台の上りを使える馬たちに交じって④着に好走したこの馬も十分に実力を示したと言っていいレースでした。得意コースとまでは言えない分で割引も、軽視は禁物です。

(追補)印を迷った馬たち

・パラティレーヌ

ローズSで露呈したように、ごちゃつくのは良くないだけに最内枠はマイナス。フラワーCでレーゼドラマに決定的な差を付けられたあたりからも、3歳牝馬の中でも最上位と言えるほどではないだけに。

・サフィラ

地元競馬に戻るのはプラスも、逆に言うと「近場に敵鞍が無いので使ってきた」というのが本音でしょう。流石に2000mすら勝っていない状況でこの距離を使ってくるのはギャンブルでしかなく。

・ライラック

舞台適性は高いのですが、ここに来てテン乗りの藤岡佑Jというのは意図を測りかねます。一時帰国したデムーロJでないのは仕方ないにしても、石川Jすら乗らない(しかも福島メインに元々乗り馬なかったにもかかわらず)というのは、師弟関係を大事にする相沢師らしからぬ采配。年齢的にもこれがラストでしょうから、使うことありきの参戦の雰囲気が否めず。

・リンクスティップ

前走は明確な敗因があったにせよ、あれだけ条件が向くかと思われたオークスで案外。渋った桜花賞でも上位2頭とは明らかに脚の差があり、きさらぎ賞からの成長が見られない現状。騎手で人気するでしょうが、少なくともエリカエクスプレス、パラティレーヌより上の評価をするのは難しいと判断しました。むしろこれで持ってくるようであれば、やはり相当にデムーロJの騎乗がアレだったということになってしまいますので、個人的にその線は支持しない立場につき。


2025年11月15日土曜日

【11/15(土)予想】武蔵野Sの注目馬

■東京11R/武蔵野ステークス ロードフォンス

前走のグリーンチャンネルCは南部杯への出走をギリギリまで待った上で止むなく参戦。本来1週後に使う前提で仕上げていた中で60kgを背負って④着まで来たのは地力の証明で、根岸S②着の実績などからも重賞、G1で通用する力は持っている存在です。距離を考えればチャンピオンズCを目指すというより来年のフェブラリーSに照準を合わせているはずで、ここはキッチリ賞金を加算したい番。相性の良い東京ダートでなら崩れなく走れるでしょう。

2025年11月9日日曜日

【11/9(日)予想】アルゼンチン共和国杯・みやこSの注目馬

■東京11R/アルゼンチン共和国杯 シュトルーヴェ

府中は思ったほどの雨量にはならなさそうで、水はけのよさも考えれば良馬場のままレースを迎えられそうと見ます。目黒記念同様に坂を2回上がるタフなコースで、求められるのが「クラシックディスタンスへの適性」と「東京の直線を伸びきる末脚」となればこの馬の出番でしょう。ここ2走は不適距離に使われ力を出し切れず、その前の3戦はG1挑戦で度外視。G2以下で坂のあるコースの2200~2500m戦は(5,2,0,0)で崩れてなく、スタートをしっかり決められれば59kgでも。


■京都11R/みやこステークス ドゥラエレーデ

一方の京都はこれから雨量が増えそうで脚抜きの良いコンディションになりそうです。こうなるとワンペースで押し切るタイプの先行馬にチャンスが生まれ、自分でレースを作れないドゥラエレーデが浮上する場面と見ます。元々はホープフルSを勝っているように芝ダート兼用で淡々と行ければしぶといものの、前走のコリアCのように馬群に突っ込ませるレースは向いていません。内の馬が主張し位置を取れなかったところに優等生騎乗の松山Jが大人しく馬群に入れてしまったことが災いし、4角で止めてしまったのが敗因でした。今回はブリンカーを着用し行く気を出させるのに加え、ゴリゴリに位置を取るクリスチャンJが一昨年のUAEダービー以来に手綱を取る今回は一変あっても。

2025年11月8日土曜日

【11/8(土)予想】京王杯2歳Sの注目馬

■東京11R/京王杯2歳ステークス フェーダーローター

先週の天皇賞に続き今日の3R(2歳未勝利)でもレース上りが32.9を記録するなど、今の東京はちょっとペースが緩むと途端に上りが出やすいコンディション。シランケドが31秒台の脚を使っても届かなかったように、ここまで上りが出やすいと後ろの馬にとってはかえって厳しくなります。ユウファラオが引っ張ることを想定して、ある程度流れに乗って脚を使えるタイプから入りたいところです。1400mの時計を見れば一番はネネキリマルですが、その前走は典型的な前傾戦で末脚が問われるこの舞台への適性は未知数。それならば時計2番手のフェーダーローターから入る手はありでしょう。前走は好位で流れに乗りつつもラスト3F11秒台が続く流れを伸びきっての勝利で進境を見せました。原Jは非根幹距離への適性に自信のコメントを残していますが、母リープフラウミルヒもキャリア11回の複勝圏内のうち実に8回が1800mと非根幹距離に強かった馬。引き続いての1400m起用、混戦のこのメンバーなら十分チャンスあり。

2025年11月3日月曜日

【11/3(月・祝)地方競馬予想】JBC競走の注目馬

 ■船橋9R/JBCレディスクラシック ヘニータイフーン

JRAには牝馬限定のダート重賞およびOP競走がありません。体力で劣る牝馬が牡馬混合のレースで賞金を加算するのは難しく、本来彼女らにとって貴重な賞金加算のチャンスである交流重賞は狭き門。賞金持ちの実績馬にとって圧倒的に出やすい一方、数少ない牝馬限定の3勝クラスを勝ち上がってきた馬の出走チャンスは限られています。交流重賞の出走機会を求めてダート中距離を主戦場にする牝馬が地方に移籍するのは近年では珍しくなく、今回ここに駒を進めたヘニータイフーンもその1頭です。しかしながらこの馬がただの転入馬とは言えない理由はその臨戦過程にあります。


3勝クラスを勝ったのは牡馬混合の小倉城S。ダート1700m戦は機動力勝負の面もあり牝馬にもチャンスがある条件ではありますが、当時3着のジョージテソーロはカトレアS、昇竜Sで2着の実績のあるオープン馬で必ずしもメンバーに恵まれた勝利ではありませんでした。転入初戦となった前走の千葉ダートマイルもJpn1勝ち馬アランバローズやダービー卿CTを勝ったパラレルヴィジョンを下して勝っており、牡馬と伍せるレベルの実力を有しながらあえてチャンスを求めて移籍してきたわけです。ノンコノユメ等で交流重賞をよく知る荒山厩舎の刺客が波乱の立役者になっても不思議ではありません。


■船橋10R/JBCスプリント サンライズアムール

フルゲートの関係で1000mコースでの開催。地方の短距離戦はいかにスムーズに出足をつけられるかが鍵なので圧倒的に外枠が有利なのですが、8枠の2頭はダートでどこまで出足をつけられるかが未知数。ドンフランキーは休み明け、クロジシジョーは後ろから、チカッパも機動力で着を拾うタイプで周回コースのほうがベターなタイプ。それなら最内枠でもコンスタントにスタートを出られているサンライズアムールで十分勝負になると見ます。


■門別11R/JBC2歳優駿 アヤサンジョウタロ

牧場から至近な立地を活かし、門別では毎年4月から新馬戦が始まります。中央のそれとは2カ月以上も差があり、故に(将来的なスケールはともかく)2歳馬の完成度では他地区より1歩も2歩も先を行っています。昨年も地元のソルジャーフィルドが勝利したほか、他地区で活躍する馬にも門別デビューの馬は少なくありません。今年の中央勢は全て1勝馬と経験の浅さは否めず、それなら地元勢から入るのが妙味ある選択と言えますが、サンライズカップを勝ったエンドレスソロウは見え見えの人気馬。ならばそのサンライズカップで勝負どころで動けなくなってしまっての③着だったアヤサンジョウタロの逆転の目に期待したいです。


■船橋11R/JBCクラシック サントノーレ

帝王賞を勝ったミッキーファイトの優位は動かしがたいところですが船橋は初参戦。中央勢ではメイショウハリオとシャマルがそれぞれかしわ記念を勝った実績がありますが、前者は叩き良化型でここがメイチではなく、後者はこの距離で何時ものように運べるか未知数。それなら一角崩しの相手として狙いたいのがサントノーレです。3歳時には中央勢も交えた京浜盃を圧勝。近走はこのコースで連勝しており、ここを目標にしてきたローテとも言えます。スパイラルカーブの船橋は後ろから行く馬にとってはコースロスのリスクとの戦いでもあり、膨れの少ない経済コースから直線で再加速できるこの馬の戦法がマッチする舞台。後ろが大事に運べば頭もあると見ます。

2025年11月2日日曜日

【11/2(日)予想】天皇賞の予想

■東京11R/天皇賞(秋)

<見解>

メイショウタバルはペースの山を作ることが苦手で、最初からガツンと行かずにじわっとペースを上げるやり方でないと走り切れません。自分の出力をコントロールしつつ折り合いにも気を遣う、浜中Jが苦労したのはこの点で、今の日本競馬界でこれを乗りこなせるのは武豊Jくらいしかいないのではないのでしょうか。こうなるとホウオウビスケッツは位置を取りに行きたいところですが、前に馬を置いたときにメイショウタバルが我慢できるかが鍵。ここで収まらずに交わしていくようであればハイペースになってしまいますし、仮に収まったとしてもホウオウビスケッツは4角からじわっと上がってくるメイショウタバルに合わせて早目に踏み出さざるを得ず厳しいレースになるでしょう。理想はメイショウタバルを行かせてホウオウビスケッツが2番手に落ち着く形。これであれば(鞍上の腹の内はともかくとして)自分のタイミングで追い出せますし、後続に蓋をすることもできます。ただ、いずれの展開の場合でも求められるのは「よどみない流れでそれなりの位置につけて速い脚を使えるか」。600mいっぱいに追われたときに伸びきれるかどうかを取捨の基準にしました。

<予想>

クイーンズウォーク
前走の新潟記念は放馬の際に外傷を負って除外に。幸い臀部の打撲と程度は軽く、この中間も問題なく追われています。川田Jが跨った1週前はウッドでしまい10.9の時計をマークするなど推進力にあふれ、大型の馬体に実が伴ってきたと言えます。昨年のローズSで前付けして33秒台の末脚を繰り出して勝っており、ストライドの大きいタイプで左回りの大箱はベストの舞台。好位につけて直線目いっぱい追うにはむしろ大外枠はプラスでもあり、アクシデントと枠で人気を落とすようならここは狙えると見ました。

ホウオウビスケッツ
前走の毎日王冠は一見凡戦に見えますが、自らペースを刻んで33.8でしまいをまとめたのは成長と言えます。見解で述べた通り早目に踏み出すレースができるのが理想で、岩田康Jがあまりそういう戦法を好まないのが一抹の不安材料ではありますが、メイショウタバルを捕まえようとすれば自ずからそういう乗り方になるはず。向こうは33秒台の上りは使えないでしょうから、上手く蓋をして後続の追い出しが遅れれば見せ場は十分。

エコロヴァルツ
ごちゃつくのが苦手で本来はワンターン向き。ディセンバーS、中山記念と終始11秒台を刻み続ける速い流れを前目から好戦した内容はここで求められる適性を示しています。どちらかというと長くいい脚をというよりはここぞのタイミングでスッと脚を使いたいタイプなので評価は一枚割引ましたが、決して得意とは言えないコーナー4つの大阪杯でも④着と善戦した内容からも4歳シーズンの成長は確か。混戦のこのメンバーなら割って入る余地は十分でしょう。

セイウンハーデス
ハイペースを自ら勝ちに行き、稍重馬場でレコードを叩きだしたエプソムCの内容が秀逸。2000mは七夕賞を勝っており問題なく、距離適性とスピード能力という意味ではここでも引けは取りません。速い上がりを使えるかどうかという点は懸念材料も、自分で動く形に持ち込めれば。

ミュージアムマイル
過去何度か言及しているように、スピードはマイルでも通用するもののエンジンの掛かりが遅く「マイル寄りの中距離戦」が一番能力を発揮できる舞台と見ます。前走のセントライト記念も、なし崩し的な加速が求められトリッキーな中山2200m(2500mも同様)にはこの馬の「いい具合のズブさ」が嵌った格好の勝利。距離短縮で位置取りに懸念はありますが舞台設定は好転するだけに、3歳勢ではこの馬を上に取りました。

マスカレードボール
不器用で典型的な直線勝負タイプ。この舞台でもやれる力はあると見ていますが、それなりに道中流れるので置かれてしまうはずで届かない可能性があると見ています。尤も、32秒台の脚を使われたらもうお手上げですが…

タスティエーラ
昨年の②着馬ですが、その昨年は外からドウデュースが来た途端にこの馬も一緒に伸びる内容。皐月賞で離れた外を差されたように目標が無いと走り切れないタイプで、実力は認めても並びや展開で左右されるだけにあてには出来ずここまでの評価としました。

2025年11月1日土曜日

【11/1(土)予想】ファンタジーSの注目馬

■京都11R/KBS京都賞ファンタジーステークス ポペット

2戦ともスタートタイミングが合わず後ろからの競馬。2走前の新馬戦では芝1500m戦で1頭だけ違う脚を使っての完勝でしたが、前走の札幌2歳Sは距離の分もあったかもしれません。ゆえに距離短縮で溜めて運べそうな今回は見直してよく、何より通算2勝、勝率0.7%の橋木Jから通算2989勝、勝率13.8%の横山典Jに乗り替わるのは大幅鞍上強化というほかなく。