Special Thanks

当ブログは、広尾サラブレッド倶楽部株式会社様のご厚意により、同倶楽部の所有する競走馬の写真及びWebサイト記載情報の転載許可を頂いております。

2025年11月2日日曜日

【11/2(日)予想】天皇賞の予想

■東京11R/天皇賞(秋)

<見解>

メイショウタバルはペースの山を作ることが苦手で、最初からガツンと行かずにじわっとペースを上げるやり方でないと走り切れません。自分の出力をコントロールしつつ折り合いにも気を遣う、浜中Jが苦労したのはこの点で、今の日本競馬界でこれを乗りこなせるのは武豊Jくらいしかいないのではないのでしょうか。こうなるとホウオウビスケッツは位置を取りに行きたいところですが、前に馬を置いたときにメイショウタバルが我慢できるかが鍵。ここで収まらずに交わしていくようであればハイペースになってしまいますし、仮に収まったとしてもホウオウビスケッツは4角からじわっと上がってくるメイショウタバルに合わせて早目に踏み出さざるを得ず厳しいレースになるでしょう。理想はメイショウタバルを行かせてホウオウビスケッツが2番手に落ち着く形。これであれば(鞍上の腹の内はともかくとして)自分のタイミングで追い出せますし、後続に蓋をすることもできます。ただ、いずれの展開の場合でも求められるのは「よどみない流れでそれなりの位置につけて速い脚を使えるか」。600mいっぱいに追われたときに伸びきれるかどうかを取捨の基準にしました。

<予想>

クイーンズウォーク
前走の新潟記念は放馬の際に外傷を負って除外に。幸い臀部の打撲と程度は軽く、この中間も問題なく追われています。川田Jが跨った1週前はウッドでしまい10.9の時計をマークするなど推進力にあふれ、大型の馬体に実が伴ってきたと言えます。昨年のローズSで前付けして33秒台の末脚を繰り出して勝っており、ストライドの大きいタイプで左回りの大箱はベストの舞台。好位につけて直線目いっぱい追うにはむしろ大外枠はプラスでもあり、アクシデントと枠で人気を落とすようならここは狙えると見ました。

ホウオウビスケッツ
前走の毎日王冠は一見凡戦に見えますが、自らペースを刻んで33.8でしまいをまとめたのは成長と言えます。見解で述べた通り早目に踏み出すレースができるのが理想で、岩田康Jがあまりそういう戦法を好まないのが一抹の不安材料ではありますが、メイショウタバルを捕まえようとすれば自ずからそういう乗り方になるはず。向こうは33秒台の上りは使えないでしょうから、上手く蓋をして後続の追い出しが遅れれば見せ場は十分。

エコロヴァルツ
ごちゃつくのが苦手で本来はワンターン向き。ディセンバーS、中山記念と終始11秒台を刻み続ける速い流れを前目から好戦した内容はここで求められる適性を示しています。どちらかというと長くいい脚をというよりはここぞのタイミングでスッと脚を使いたいタイプなので評価は一枚割引ましたが、決して得意とは言えないコーナー4つの大阪杯でも④着と善戦した内容からも4歳シーズンの成長は確か。混戦のこのメンバーなら割って入る余地は十分でしょう。

セイウンハーデス
ハイペースを自ら勝ちに行き、稍重馬場でレコードを叩きだしたエプソムCの内容が秀逸。2000mは七夕賞を勝っており問題なく、距離適性とスピード能力という意味ではここでも引けは取りません。速い上がりを使えるかどうかという点は懸念材料も、自分で動く形に持ち込めれば。

ミュージアムマイル
過去何度か言及しているように、スピードはマイルでも通用するもののエンジンの掛かりが遅く「マイル寄りの中距離戦」が一番能力を発揮できる舞台と見ます。前走のセントライト記念も、なし崩し的な加速が求められトリッキーな中山2200m(2500mも同様)にはこの馬の「いい具合のズブさ」が嵌った格好の勝利。距離短縮で位置取りに懸念はありますが舞台設定は好転するだけに、3歳勢ではこの馬を上に取りました。

マスカレードボール
不器用で典型的な直線勝負タイプ。この舞台でもやれる力はあると見ていますが、それなりに道中流れるので置かれてしまうはずで届かない可能性があると見ています。尤も、32秒台の脚を使われたらもうお手上げですが…

タスティエーラ
昨年の②着馬ですが、その昨年は外からドウデュースが来た途端にこの馬も一緒に伸びる内容。皐月賞で離れた外を差されたように目標が無いと走り切れないタイプで、実力は認めても並びや展開で左右されるだけにあてには出来ずここまでの評価としました。

0 件のコメント:

コメントを投稿