この馬は連続好走できないタイプで、直近10戦の成績にそれが顕著に表れています。
タイム差を見れば解りやすいでしょうか。特にここ2戦は連続3着で好走しているように見えますが、前々走が前半65秒近いかなりのスローペースにかかわらず0.4差3着に好走したかと思えば、前走はそれよりペースが流れたにも関わらず0.9差3着とパフォーマンスを下げています。となれば今回は走る番。アイアンバローズ、ハーツイストワールは強いですが3着ならあっても。
■東京10R レジーナドーロ
いつも外を回してあと一歩足りず…というレースが続いていますが今回は最内枠でハンデも53kg。捌けさえすれば抜け出す脚力はあるので、多頭数戦で直線馬群が横に広がるここは枠の利を生かして圏内食い込みを期待します。
■東京11R メインターゲット
クイーンCは16~19年にかけて父ないしは母父クロフネという馬が2度のワンツーフィニッシュを含め必ず3着以内に入っていました(20年は該当馬なし)。2月はまだ野芝が弱く、馬格に劣る牝馬においては純粋なスピードよりもパワー込みのバランスが求められるということでしょうか。
ラストクロップとなる今年も、残念ながらクロフネを父ないしは母父に持つ馬はいませんが、同じヴァイスリージェント系のシルバーデピュティ(父デピュティミニスター)を母父に持つのがメインターゲット。成績からダート馬と見られているようですが、デビュー戦はフェアリーS3着のベッラノーヴァから0.5差の3着、前走のクロッカスSは開幕週の内有利馬場で進路を失くす不利。それでも京王杯2歳S4着のストライプから0.4差の4着と好戦しており、人気どころが外を回す展開になれば好位からの粘り込みは十二分にあると見ます。
■東京12R ストームガスト
正直、買い時は前走だったという気もするのですが、先行勢がほぼ総崩れだった3走前の同舞台でサンダーブリッツから0.3差の5着。すでにこのクラスの目途は立っており、前走から1Fの延長でスンナリと行ければ再度の好走期待です。
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