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2021年2月27日土曜日

マミリアス3戦目は初ダート、禍転じて福となれ


 出資馬である広尾TCのマミリアス(牡3、美浦・根本厩舎)が土曜中山の4R、3歳未勝利戦(ダ1800m)でデビュー3戦目に挑みます。

 当初は芝1600mの番組を目標としていましたが登録馬殺到につき投票見送り、今週の番組も3頭以上の回避がないと非抽選除外という状況で、馬の状態が良いことからやむを得ずダート戦に回る格好となりました。

 陣営の想定よりも登録馬が多かったこと自体は読みが甘かったという誹りも免れませんが、背景には折からの中央登録馬の増加に加えてスケジュールの都合上昨年より開催が1日少なかったため未勝利戦の供給数が減ったことから、昨年までの見立てよりも出走要件がよりタイトになっている現実があります。特に芝マイルはもとより需要が供給を大きく上回っており、8月の新潟開催までフルゲートの混雑が続く状況ですから、今後も権利を取れない限りは出走は難しいと考えた方が良さそうです。

 調教でもダートの走りは及第点というジャッジ、そして何より先週のサンバサウジダービーでリオンディーズ産駒のピンクカメハメハが勝利したことで、その適性が再評価されている最中での初ダート。二の足の良さはこれまでの2戦で証明済みですから、流れに乗ることができればいい線行くのでは?と秘かに期待しています。

 鞍上は根本厩舎のエース・丸山J。有力馬も数頭いますがここは強気に掲示板を狙う走りを期待したいですし、これが良いきっかけになってくれたらと願う次第。そして何より人馬無事に帰ってきてくれることをテレビの向こうから祈っています。

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