新潟は約3週間にわたり降水が無く、加えて馬場の良いところを走れる千直は時計が出やすいコンディション。ダンシングニードルの勝った新潟開幕週の1勝クラス戦は2F目が9.9という超高速戦で、タイムの出方自体は同じ傾向が考えられるもののここはロサロッサーナが大外を引くなどテンの争いが激しくなりそうで好位で控えてひと差し出来る馬に展開が向きそうです。人気の中心はダンシングニードルでしょうが、格上挑戦のうえ20年以降の千直成績が(0,0,0,15)の木幡巧Jに乗り替わりでは強くは推せません。
アビエルトの2勝クラス勝ちは中京戦で2F目が10.1とかなりの高速戦を4番手追走から前を捉えて押し切ったもの。周回コースながら3角手前から下り坂になり直線に急坂のある中京はラップの刻み方も千直と近く、自身も千直では過去2回走って④②着と好走。中枠から好位の内を進めればチャンスは十分でしょう。
■新潟4R ユイアングレイス
砂を被らずに運びたいタイプで最内枠は一見マイナスですが、メンバーを見渡すと前走中央のダートで初角5番手以内だった馬は外枠の2頭のみ。この並びなら好位の外を取るのには苦労し無さそうです。前走は内目で馬群に入りいったん外に出すロスもあり、先に動いた分セイウンミライズに差されましたが負けて強しの内容と言えます。内枠先行が絶対優位の新潟ダート1800mなら決められるでしょう。
■札幌6R パラダイスシティ
⑧着した前走の福島戦は②~⑨着馬がそろって次走掲示板入りするレベルの高い一戦でした。身体が無いうえカリカリしやすく輸送でテンションが上がってしまうことが課題で、これまで3戦と違って滞在で臨めるのは大きなアドバンテージです。外目に先行馬が多く揃ったメンバー構成もプラスで、動き出しが早くなればロングスパートで届く余地も。
0 件のコメント:
コメントを投稿