土曜の札幌芝は先行有利の決着で、今日も良馬場ならジャックドールで堅いかと思われましたが明け方にまとまった雨が降り稍重馬場に。芝で行われた1Rは外差し同士の決着となり、4Rは先行3頭の決着もラチ沿いを通ったドラゴンヘッドは最後に止まってしまいました。メインも差しが届く余地が生まれると見て、ここはプログノーシスを上位にとります。川田Jが騎乗すれば(5,0,0,0)とパーフェクトな上、初戦から力を発揮させる中内田厩舎の休み明けとくれば展開のアヤ以外で負けることは考えにくく、他の馬に休み明け、叩き前提の仕上げ、夏負け不安など割り引く要素が多く、堅い決着もやむなしで最も③着内に入る可能性の高い存在と見ます。
■小倉11R/テレビ西日本賞北九州記念 ママコチャ
ブチコの娘らしく気性難を抱え、過去3度の距離短縮局面では(3,0,0,0)とパーフェクト。折り合えれば確実に好走できる馬で、ここも距離短縮+ペースアップで折り合いは容易なはず。前走の安土城Sを1.19.0で制した点からも高速決着に不安はなく、内目に控えるタイプが多く揃った枠順も好都合で勝ち負けは必至でしょう。
■小倉7R テンジュイン
今開催の小倉は昨年までと違い京都の振り替え(CBC賞など中京開催分の代替)が無く、例年以上に芝は良い状態で高速決着が続いています。昨日の佐世保S(3勝C)が1.07.1という勝ちタイムだったことを踏まえれば、条件戦でも1.07台の決着は覚悟した方がよさそうです。テンジュインは昨夏の秋吉台特別(1勝C)で1.07.1の走破時計(0.1差③着)を持っており、このレースの出走馬では唯一1.07台前半の持ち時計を有しています。
元々この馬はビッグレッドFの所有馬で、転出前は丹内・柴田大Jが16戦の内14戦で手綱を取るも未勝利。転出のタイミングで「マサハヤ」の現オーナーになり再転入後は②着2回③着2回も未だに中央では未勝利です。直近では減量効果を狙ってか若手の起用が多かったですが、今回は平場にもかかわらず全国リーディング4位の岩田望Jを配し勝負気配。内枠も引け好位で立ち回れそうなここは一発期待です。
■新潟9R/閃光特別 イルルージュ
前走初の千直で一発回答を示しましたが、未勝利戦、しかも時計の出にくい春開催で55秒台の勝ち時計は水準以上と言えます。外枠を引け、千直で圧倒的な成績を挙げる津村Jへの乗り替わりであれば本来1倍台もおかしくなく、バレてないようならここは引き続き好走期待です。
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