■東京11R/毎日王冠 ホウオウビスケッツ
ここは展開をどのように読むかによって結論が大きく変わってくるレースで、事実ここ4年逃げ馬は全く馬券に絡めておらず、かつてアエロリットが走っていたころのような前に行く馬が有利なレースではなくなってきています。一方、昨日の東京は力が違えば差し切れるものの、終始水を含んだコンディションで内前を運んだ先行馬が穴を開けるシーンも散見されました。速い脚の遣えないホウオウビスケッツにとっては今日のコンディションは丁度よいはずで、直近2回の休み明けで何れもハナを切っているマテンロウスカイがここも行くようであればハイペースを番手で控えるレースが叶いそう。涼しい方が力を出せるだけにこの時期もプラスで、実績組に割って入るチャンスは十分です。
過去10年のうち良馬場で行われた7回のうち、ハービンジャー産駒は2頭が出走し19年にドレッドノータスが11番人気①着、17年にトーセンバジルが6番人気②着と何れも穴を開けています。前走の天皇賞ではブローザホーンとほぼ同じ運びをして0.5差④着(ブローザホーンとは0.2差)と力は見せており、阪神2400mや小倉2600mでも勝っているようになし崩し的に脚を遣うコースは合っています。サトノグランツやディープボンドといった実績馬と同斤というのは(ルールとは言え)確かに厳しいですが、天皇賞時よりも直前の負荷を上げられているのは好材料。キレ味勝負なら引けは取らないでしょう。
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