小倉ダート1700mは道中下り坂を走るのでそれなりの追走スピードが求められる点で、1400mなどの好走歴がある馬が走りやすい舞台と言えます。テイエムクイーンはここ2戦ダート1400mで⑤⑤着、特に前走は4角2桁番手から唯一掲示板を確保と地力を見せています。
とはいえアンジェリーブルなど現級複数好走歴のある馬もそろっており好戦模様。ここで切り札となるのが-4kgの新人・永島まなみJです。初騎乗となった昨日の小倉2Rでは4角で沈みかけたフェイトリッパーを4着に持ってくる好騎乗。仕掛けを焦らず粘り強く追えるのは大きなセールスポイントで、流石は永島太郎の娘。上りのかかる小倉ダートにはまさにこのような乗り方ができる騎手が適しています。ご祝儀期待込みでかなり人気していますが、ここはこの馬にとっても決めるチャンスです。
■中山11R ワンデイモア
初勝利の未勝利戦は小頭数の完全前残りの展開を後方2番手からの差しきり。続く1勝クラス戦は前がつぶれるハイペースを4角から積極的にまくって後続を完封と、異なるレースパフォーマンスで2連勝を挙げている粋な馬。本来距離はもっとあった方が良いでしょうし完成度という意味ではまだまだこれからですが、ダノンザキッドを除けば混戦模様のメンバー構成で権利取りという観点からは十分にやれるポテンシャルはあると見ています。
■小倉12R ドルチェリア
良馬場(2,1,3,13)に対し稍重以下(0,4,4,1)と、勝ちきれこそしないものの渋った馬場のほうがよく走る馬です。現級ではすでにロードレガリス、トップウィナーなどOP級と好戦した実績があり、当地3戦目で良馬場だった前走よりも前進が見込めそうです。
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