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2023年3月5日日曜日

【3/5(日)予想】弥生賞の注目馬とねらい目レース(総武S・中山8R)

■中山11R/弥生賞ディープインパクト記念 フォトンブルー

このレースには2頭のシルバーステート産駒が出走していますが、こちらはシルバーステートの半弟にあたります。札幌の新馬戦は小頭数+前半5Fが63秒のスローな流れを自ら動いてまくり気味の勝利でしたが、当時はまだ体が出来ておらず「仕上げるために使った」レースでもありました。その中で勝ち切っただけに本来持てる素質は高いはずなのですが、2走前の黄菊賞は終始馬場の悪い最内を通ったのに加え道中の走りもバラバラ。前走のエリカ賞にしても道中の折り合いに苦労し途中でまくり気味に進出し逆噴射というチグハグな内容で、調教も手控えられていたように連戦の疲労も感じられました。

休養を経て立て直された今回は長めからウッドでしっかり追われ、50.4-11.9を馬なりでマーク。前走比でグンとよくなったのはもちろんですがこれの特筆すべきところは乗ったのが武幸師だったということ。現役時代、高身長ゆえに体重管理に苦労したことを考えれば現役の騎手よりは重量があると考えるのが妥当で、本来なら時計が出にくいところこれだけのタイムを軽々とマークしてきたあたりに成長を感じます。折り合いに不安のある藤岡康Jから戸崎Jに替わるのはプラスなうえ、それなりに前に行きたいメンバーが揃ったことも好材料。本来の力を見せられればこのメンバーで足りてもおかしくはなく、シンガリ人気なら買いでしょう。


■中山10R/総武S ロードエクレール

馬場が渋るとダメな馬で全4勝は何れも良馬場。前走のラジオ日本賞も雨中の不良馬場で最後は止まってしまいましたが、元々は昨年の卯月Sでウィリアムバローズの②着したようにクラス通用の実力はあるうえ、この舞台も良馬場なら(1,1,0,0)と得意にしています。ハナを叩きそうなノーブルシルエットが大外になったのも好都合で、発馬を決められればアッサリまで。


■中山8R ジッピーレーサー

揉まれずに運びたいタイプで、大外枠では(2,0,0,1)。唯一敗れた3走前はラチ沿いの前目を通った馬たちでの決着で出番のない流れになったものでした。良績は渋化時に集中し時計勝負に課題を残しますが、今の中山はインの馬場が良いがためにハナ争いが激化するとハイペースで内前先行勢が総崩れになるケースも見られ、好位外目を追走したいこの馬に流れが向き得るコンディション。ノーマークの先行競馬が叶う今回は再度穴を開けるチャンスでしょう。

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