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2023年9月18日月曜日

【9/18(月・祝)予想】セントライト記念の注目馬とねらい目レース(中山7R・9R)

■中山11R/朝日杯セントライト記念 ウィズユアドリーム

セントライト記念は過去10年で9回が4角10番手以内の馬の勝利。唯一後方から差し届いたのは一昨年のアサマノイタズラですが、この年は先手を主張したワールドリバイバルにルペルカーリアが掛かり気味に絡んできて先行勢が止まってしまうレースでした。ここ2週の牝馬のトライアル戦と違いある程度の位置を取っている馬が優勢となる背景には中山コースの特性もさることながら、本番と大差ない距離で争われる秋華賞トライアルと違い本番ではさらに800mも距離が延びる菊花賞を意識したレースになることもあるでしょう。

無論、大本命はソールオリエンスであり、調整過程や実績を考えてもケチの付け所はありません。ただ、陣営はあくまで菊花賞を目指しており、さらに距離が延びることを考えればここでポジションを取り過ぎると本番での折り合いに支障が出る可能性があります。これは他の馬についても同様で、本番でも逃げることを想定していない限りはここで積極策を打つメリットはありません(秋の天皇賞を目指していれば話は別ですが)。そうなると、自身の形が決まっているウィズユアドリーム以外に先手を取りそうな馬は見当たりません。

ここ2戦は最後の3Fで11秒台を刻みながら逃げ切っており、特に2走前は上がりの掛かる中京のしかも重馬場で34.9でまとめる好内容。3走前は新装京都の最初のレースという特殊要因もありましたが、59.8-61.1の前傾ラップを逃げ切っており、今の中山のように時計の出る馬場にも対応可能です。この中間も意欲的に併せ馬を消化しており、前走の小倉戦で輸送競馬も対応済。誰もがやりたくないであろう積極策でチャンスありと見ます。


■中山7R ナムラテディー

抜け出すとソラを使う一方で、前に壁があるとやる気を失くすという我儘ホース。それでいてスピードはあるので、うまく番手につけて直線でもたたき合いに持ち込めればやれる力はあります。ここは内~中枠の人気どころに先行タイプが多く、前走時から中間の調整も一歩前進。大敗で人気を失くすようならここは妙味アリでしょう。


■中山9R ガルヴィハーラ

悩めるダノンキングリーに安田記念を勝たせたのをはじめ、調整の難しい馬を勝たせることにかけては一級品の萩原厩舎。現代で主流になっているウッド・坂路に限らず、必要なら古馬でも芝・ダート・ポリトラックを駆使して仕上げます。そのためか調整の順調さが使用コースに現れるとも言え、例えばガルヴィハーラの場合は最終追いが

・トラックコース(ウッド、芝、ダート、ポリトラック):(2,1,1,6)
・坂路(0,0,1,3)

とトラックコースの時に良績が集中しています。着外の6回も内3回は掲示板内(④⑤⑤)で、大敗の3回は全日本2歳優駿③着後の骨折明け3戦で調子が戻り切ってない中でのレースでした。外枠を引ければ枠なりでレースをしても問題なく、昨秋もこのコース・このクラスで④⑤着と目途は立っており、前走(ダート)に続いてトラックコース(ポリトラック)で最終追いをこなせたここは前進期待です。

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