前走の新馬戦はコーナー4つの2000m戦で終始外を回らされた中で、スローペースをものともせず仕掛けられると一瞬で前を捉える強い内容。当時②着のサトノシュトラーセは次走で即勝ち上がり、2.0秒離された⑤着のリチャードバローズも次走②着と力を見せており、先行押し切りの勝ち上がりをしてきたメンバーが多い中勝ち方的にもメンバーレベル的にも高く評価できるものでした。ドスローになった時の懸念はありますが、早目に押し上げたいガイアメンテ×マーカンドJという組み合わせもおりヨーイドンのレースにはならなさそうで、脚の使いどころさえ間違えなければ好勝負できるはずです。
■福島11R/キビタキS ドーバーホーク
1200mでは(3,1,0,0)。前走の白秋Sでは久々に1400mを使われたうえ、苦手な高速戦で度外視できる敗戦でした。最終週+稍重のコンディションで福島芝1200mは1分10秒を切るか切らないかくらいの決着時計が予想され、この馬の好走ゾーンに該当する可能性が高く巻き返しは必至でしょう。
■東京12R エンデミズム
普通、デビューから①③②着と来ていて平場の条件戦でルメールJが乗ったら1倍台も覚悟しなければいけませんが、お昼の時点で単勝は6倍もついています。なぜならこのレースには桜花賞③着のペリファーニアがおり、こちらが断然の1番人気となっているためです。しかしながらご存じの通りペリファーニアは折り合いに不安のあるタイプで、上級戦の方がレースがしやすくむしろレベルの落ちる自己条件で制御がつくかという問題があります。しかも思い入れの深い血統のはずの横山武Jが乗らない(おそらくキャロットの意向で乗り替わり)という点でもマイナスで、ここは逆転の余地があると見ます。
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