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2023年11月11日土曜日

【11/11(土)予想】武蔵野S・デイリー杯2歳Sの注目馬

■東京11R/東京中日スポーツ杯武蔵野S タガノビューティー

全6勝のうち4勝を東京で挙げているコース巧者。最近は惜しいレースが続いていますが、左回りのマイルで負けているのはレモンポップ、ギルデッドミラー、デシエルトなどG1馬もしくは無事ならG1に手が届いていたはずの馬ばかり。その他G3クラスのメンバーとは僅差の接戦を続けており、前走の南部杯にしてもJBCスプリントを制したイグナイターから0.2差の④着。位置取りの差を考えれば互角の戦いだったと言ってよいでしょう。人気の中心は3歳馬ですが、近年はダート戦線の層が厚く歴戦の古馬が力を示すケースが続いており、3歳馬の上位入着は2017年②着のサンライズソアまで遡ります。それ以前もノンコノユメ、ゴールドドリーム、ベストウォーリア等G1クラスの勝ち馬ばかり。ここで古馬を逆転するハードルは高く、上級戦で好走しているこの馬に人気の妙。


■京都11R/デイリー杯2歳S カンティアーモ

京都開催のデイリー杯は近3年の阪神開催にもまして速い上りが求められ、2013~19年の7年間で実に5回が「上り上位3頭で③着内独占」という極端な結果に。かといって後方有利とは限らず、後ろにいるにしても前につけるにしても速い上りが求められるのは同様です。こうなると位置取りやペースによる展開有利は望みにくく、純粋に力のある馬が上位に来るレースと考えた方が良いでしょう。

カンティアーモの前走は下した馬の内③④着が次走で勝ち上がり、②⑤着馬も次走②着を確保しているレベルの高いメンバーで、同斤量の牡馬との混合戦で勝ち上がったのも評価できます。ここは牝馬が1kg貰いとなる舞台で、人気上位でもオッズが割れるなら十分妙味です。

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