<見解>
昨日の阪神の芝レースは後半3レースで差し馬の台頭が目立つ形。アイニードユーが勝った1勝クラス戦はマイルにして前半36.0というスロー通過ですから逃げ切るのは当たり前でも、外から脚を伸ばしたテイエムスティールが3着に食い込んだのがハイライト。また三田特別も8枠のアスクコモンタレヴ、最終12Rも外差し勢のワンツースリーと外有利の傾向が出ていました。これに、有馬記念同様にミステリーウェイが主張しメイショウタバルがそれに絡めば、前を走る人気どころが早目に先頭に立たされるシーンも考えられます。
<予想>
◎ マイネルエンペラー
過去にデットーリ・シュタルケといった剛腕ジョッキーで好走しているように、しっかり追い出せる川田Jのテン乗りは大きなプラスです。昨年の有馬記念では9着に敗れたものの、骨折休養明けかつスタート後手、かつ1週目の4角で不利がありながら勝ち馬から0.8秒差の⑨着と健闘し地力を見せました。中間は併せ馬で相手を余裕で突き放す動きを見せここへ向け調整も順調。自身が日経賞を制したのに加え姉にユーバーレーベン、兄には22年にこのレースを⑤着したマイネルファンロンがいる血統で、キレだけではなくタフさが求められるコースへの適性も裏付け。インに有力馬が固まった今回の並びであれば外からスムーズに脚を使えると見て。
◯ダノンデサイル
ローテが狂うなどで順調でない実績馬が多いなかで、この馬は順調に調教をこなしています。2400mのG1を2勝しているように立ち回りとタフさが求められる舞台が向いており、この内枠も好材料。前が早めに垂れたとしても簡単にはバテない強みを活かせれば。
▲ミュージアムマイル
ドバイを自重し香港は取消の憂き目に遭うなど、順調に来られなかったのは事実。それでも最終追い切りでは仕上がった姿を見せ、スピードとタフさが求められるこの舞台への適性も有馬記念で証明済。レーンJならうまく立ち回れると見て。
△レガレイラ
一昨年の有馬記念の勝利は、道中から機動力を引き出させる戸崎Jと手が合った結果と考えています。ルメール騎手の「直線までじっと我慢して進路を確保する」乗り方は、コーナーからの動き出しが求められる京都外回りにはフィットしないと見ています。中間の調整過程は昨年度は雲泥の差ですが、4角からの動き出しが求められるコース形態を考えるとこの鞍上では全幅の信頼は置けずで。
△クロワデュノール
三億円のボーナスがかかる春古馬三冠へリーチ。逆に言えばこのニンジンをみすみす逃すわけにはいかず「仕方なく出てきた感」は否めません。中間の斉藤調教師のコメントもトーンは上がらずじまいで地力の高さは認めつつも、皐月賞のように前が崩れたときに押し出されるリスクも考慮して。
△メイショウタバル
ミステリーウェイの出方次第ではあるものの、惑わされずに自分のペースで踏めれば残せる力はあります。武豊Jが同じ過ちを繰り返すことは考えにくく、展開は向かずとも押さえは必要かと。
△コスモキュランダ
中間の調教ではあえてブリンカーを外し、本番での装着効果を最大限に高める作戦で臨みます。昨年の有馬記念もブリンカー効果で激戦の先団を集中力を切らさず走り切り②着に好走。当時と似たようなメンバー構成でマークが薄くなれば要警戒です。
△タガノデュード
大阪杯④着、春の天皇賞も⑥着と相手なりに走れるタイプ。昨日の外差し傾向を踏まえれば大阪杯だけ走れれば台頭の余地ありとみます。
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