年を追うごとにレベルの低下が著しいトライアル戦。ここ3年を見ると毎年上位3頭のうち2頭は春にクラシックに出走していない馬が占め、残りの1頭は昨年のケリフレッドアスクも含めクラシックで振るわなかった馬。逆に桜花賞③着→オークス⑤着したリンクスティップが⑧着に敗れるなどあまり春の実績が通用しにくいレースです。冷静に考えれば、阪神1600mや東京2400mで好走できる素養と中山2000mに求められる素養は全く異なりますから当然と言えば当然なのですが…
となればもう実績度外視で機動力のあるタイプを狙いたいところ。ナイスプレーアスクは前走函館で逃げ切り勝ちを収めましたが、元々初勝利は差して勝ったようにしまいも使えるタイプ。春先は中身が出来ていない中、クラシックを目指し使い詰めで来たこともあり順調には行きませんでしたが、アネモネS⑫着から立て直した函館2戦目でキッチリ結果を出したように間隔を取って目標に向かえるローテはプラス。ここはジワタネホという長距離砲が居ますが、流石に岩田康Jの逃げにちょっかいを出せそうな騎手はここにはおらずで、後ろだけが早目に動き出す展開になり前がマイペースを守れば一発も。
■阪神11R/産経賞セントウルステークス プロトポロス
前走のCBC賞は前半32.6の激流ながら、内前を取った馬たちが上位を独占。その中で唯一4角2桁番手から捌いて捌いて脚を伸ばしての④着に食い込んだプロトポロスの好走は、枠の利とは分けて考えなければいけません。前に行ってダラっとするレースが続いていたところしまいに徹するレースで目途がついたのは大きく、引き続きの内枠で激流が垂れてくるのを待てるポジションにいられるのはプラス。4勝のうち3勝が中京、阪神で1勝と急坂適性も証明済みで、ピューロマジックが32秒台で引っ張る流れになれば。
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