人気の中心はアネモネS勝ちのアナザーリリックですが、アネモネSはその後自己条件でも通用していない馬が多数でリステッドとはとても呼べず、凡そ1勝クラスのレベルでした。前走のNHKマイルCは完調とは言い切れない中ゴール前に伸びたように見えましたが、後方待機勢が有利になる流れで止まった馬を交わした程度と見ています。即ち、レベルは1勝クラスにも拘らず賞金は1000万入るためこのクラスにいるという状態で、現時点ではクラス相応の力量を持っているとは言い難いと考えます。
しかしこのレースは力量が拮抗しており、それに代わる軸馬も見つけにくいというのが実情です。それならば通用の目を探りたいのが◎ハイアーグラウンド。ここ2戦は東京コースで小差のレースをしていますが、いずれも伸びない内を突いてのものでした。この馬は前に壁を作って溜めを利かせた方が走れるタイプで、前走は1番枠からイン追走、前々走は15番枠でしたが大野Jが向こう正面で内に入れてしっかり追いました。4着でしたが前が開くのが遅れた分で十分健闘と言ってよく、今の新潟はまだ内も十分に伸びるコンディション。先週日曜の最終のように馬群が広がってスムーズに捌ければチャンスありでしょう。
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