Special Thanks

当ブログは、広尾サラブレッド倶楽部株式会社様のご厚意により、同倶楽部の所有する競走馬の写真及びWebサイト記載情報の転載許可を頂いております。

2021年8月8日日曜日

【8/8(日)予想】レパードSの全頭評価とエルムS予想

■新潟11R

[1]①ラヴォラーレ(菅原明)

 東京ダ2100mに転じて②①①着と安定していますが、前走の2勝クラス戦は古馬戦でも低調メンバーで強調材料には乏しく、今回斤量が+5kgとなるのも厳しいかと。

[2]②レプンカムイ(鮫島駿)

 揉まれずに運べるかがポイントの馬で、2勝はいずれも逃げ切り。前走は2番手追走でしたが外枠からスムーズに運べたぶんの好走でした。この枠なので発馬を決めることが大事な上、過去勝ったのはいずれも前半が緩むレース。元々前傾戦になるのがこのレースの常な上先行勢が多数揃ったここで揉まれまいと出していくと、最後に止まってしまう懸念が大きいです。

[2]③タマモブトウカイ(永野)

 1600~1800mで勝ちあぐね、2100mに距離を伸ばしたところテンが63秒台とゆっくりになった分追走が叶った形。実質3勝クラスのここではペース面の不安が大きいです。

[3]④ホッコーハナミチ(浜中)

 前走は前半流れやすい小倉に加えて重馬場、その中で内をロスなく立ち回れた分のレコード勝ちではありました。ただ今回も内目の枠を引けたうえ、前に行きたい馬が多い中一歩引いた位置で脚を溜められそうなのは好材料で、スタートを無難に決めさえすれば上位争いが期待できます。

[3]⑤オセアダイナスティ(川田)

 2走前はスタートタイミングが合わず後方から。包まれずに進めれば3走前、また前走のようなパフォーマンスが期待できる馬で、この枠で同型も多いので立ち回りが難しいですが早めの流れにも対応できるタイプにつきうまく番手の外を取れれば好走可能と見ます。

[4]⑥スマートパルフェ(西村淳)

 2連勝で抽選を潜り抜けましたが、ダートは牡牝差が大きく出る舞台で斤量的にも有利になる古馬混合の1勝クラスを勝ったのみではこの舞台で通用する可能性は見定めにくいです。重馬場を逃げ切って勝っているところからもやはりスピードが活きるレースの方が良く、良馬場想定の今回はタフな流れが見込まれる故…

[4]⑦ロードシュトローム(木幡巧)

 年始に1勝クラスを勝ち上がってからは精彩を欠く内容。その勝ち上がった内容自体は悪くなかったものの、馬場もペースも違うとはいえホッコーハナミチの勝った2勝クラス戦より4秒も遅い勝ちタイムでは、ここに入って伍せるとは考えにくいです。

[5]⑧テイエムマジック(藤懸)

 この時期の1勝クラス戦は3歳同士の方が古馬戦よりレベルが高くなる傾向にある(斤量や勝ち抜け数の違いで)のですが、それでも前走のメンバーは次走古馬戦に行っても振るわない戦績の馬が多く、実質3勝クラス戦のここでは現状格下感は否めません。

[5]⑨ハンディーズピーク(福永)

 前走の西部スポニチ賞は2着はともかく3着以下は現級で苦戦している馬ばかりで、実質2頭立てと言ってもいいレースでした。これで3勝クラスの扱いを受けるのはいいのか悪いのか…馬柱はきれいですがここでは厳しいと見ます。

[6]⑩ルコルセール(石橋脩)

 一部で「伝説の1勝クラス戦」の呼び声も高い2走前の東京戦を制し、前走は明らかに舞台が向いてなさそうな函館で2勝クラスを突破。コーナー4つでも左回りに戻るうえ先行勢を見ながら進めそうなこの枠も好材料。鞍上の石橋脩Jがお手馬のレピアーウィット(エルムS)ではなくこちらに乗りに来る点も陣営の勝負度合いが伺え、上り目はどうかもダートでは3戦全勝というスケールの大きさに賭ける手はあるかと。

[6]⑪ノースザワールド(松山)

 前走が初ダートでしたが躓いて後方から。道中コースロスなく運べたうえ、前が止まりやすい1900m戦で脚抜きが良かった点も有利に働いたと見ます。但し重馬場のアーリントンCが0.7差6着とそこそこ走れており、ダートの適性が高い可能性は否定できません。恵まれて勝ったと片づけるのは早計かと思われ、ここでは押さえが必要かと。

[7]⑫トモジャリア(三浦)

 前走は最内枠からロスなく運ぶ戸崎Jらしい騎乗。上位入線馬のその後を考えればここでは強調は難しく、うまく立ち回って掲示板があればという程度でしょうか。

[7]⑬タイセイアゲイン(松若)

 2歳時に2勝クラスを勝ってますが、自己条件でも特に見せ場がなかった現状を考えれば、ここに入って伍せる可能性は見出しにくいです。

[8]⑭スウィープザボード(津村)

 前走1勝クラスを勝ち上がりましたが、上位入線馬の次走も強調できずタイム的にも「そんなに速くない前傾ラップ」だったことを考えれば、現状は荷が重そうです。

[8]⑮メイショウムラクモ(柴田善)

 正直前走は揉まれずに進めた点が大きく、2着以下も現級成績が振るわない点から人気ほど強調できるかというと微妙ですが、今回も大外枠を引け前を見ながら進めそうな枠を引けたのはプラスでしょう。メンバー的には実質3勝クラスにつき通用級とみてはいますが、他にも2勝クラスを勝った馬が複数いる中では決して1頭抜けているとまでは言えないというのが見立てです。

<予想>
◎ルコルセール
○メイショウムラクモ
▲ホッコーハナミチ
△オセアダイナスティ
△ノースザワールド


■函館11R ソリストサンダー

 現状ではコーナー4回の立ち回りを要求されるコースの方が得意で、前走のかしわ記念も一瞬追い出しが遅れる場面がありながら差のない2着まで追い上げてきました。斤量が1kg減となるここは重賞勝利のチャンスで、外にテンが速い馬がいるのでそれらを遣って好位外を確保できれば重賞制覇のチャンスでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿