■新潟4R リュヌダムール
前走の福島戦は内枠が災いし包まれる格好に。その前3走で連続③着しているように、好位外目ないしは行き切れれば最後まで脚は使える馬です。2走前、3走前の②着馬は既に勝ち上がり、3走前の②着馬は惜敗続きのマイヨアポアと、順番待ちの立場であることは明白。内過ぎない枠も引けたので、外の先行勢を行かせて番手を確保できれば。
このレース、この時期の未勝利戦にしてはかなりの低レベルで、前走2桁着順の馬が8頭もいる上芝1200mで入着経験があるのは4頭のみ。当然に前を取れる馬が人気するのですが、どの馬も勝ちを急ぐあまり仕掛けが早くなる傾向にあるのがこの時期の未勝利戦の特徴でもあり、これら人気の先行勢を見ながら進める馬に一発の期待を見出したいです。
ピッツベルニナは今回初めての芝なのですが、デビュー戦は水の浮く不良ダートで全く進まず、前走は乾いたダートで終始キックバックを気にしてレースにならず。コーナーリングに難がある馬でもあり内枠も向いていませんでした。芝替わりないしは外枠を引いてその懸念が和らぐ条件なら期待できると見ていましたがその両方(初芝+7枠13番)に該当するここはチャンスありと見ます。
■札幌11R ココニアル
人気が予想されるアンティシペイトはスパッと切れる脚の無いタイプで、行き切るか距離長いところに好走が集中していることからも本質的にローカルの2000m前後のレースは不向きと見ています。ソルドラードも10か月ぶりで去勢明け初戦、その他中穴以下も定量戦のここではなかなか推しにくく、舐められた人気になるなら頭の期待が掛けられるこの馬からいきたいです。
昨夏の北海道でも②①②着とまとめて好走しており、洋芝とコーナー4つコースの適性は証明済み。前走は中1週の滞在競馬ながら+8kgと馬体を増やし、過去最高の馬体重(452kg)で勝ち切っているのも充実ぶりを伺わせます。番組的に今年の北海道はこれがラストになるはずで、休み明けとはいえ勝ち切るまで期待できるでしょう。
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