■阪神7R メイショウウグイス
8か月ぶりのレースですが、過去長欠明けでは7か月ぶりで0.6差④着、転入初戦の8か月半ぶりれ1.0差⑧着としています。特に後者(20年7月)の同舞台のレースでは差し・追い込み勢が台頭する中坂の途中まで見せ場十分でした。揉まれずに運びたいクチな上時計を要する流れの方が向いており、ここ4戦は1200m戦で前につけられなかったり脚抜きの良い馬場だったりと展開不向きの舞台が続きました。18年以降の近3年でこのコースでの単回282/複回208と圧倒的な成績を残す藤岡康Jへの乗り替わり+外目の枠+ハナを主張するタイプの少ないメンバー構成を考えればここは走り時と見ます。
良馬場の芝1400mでは⑤①③⑪④③とほぼ崩れなく走れており、唯一掲示板を外した昨年の京都戦はコーナーを回り切れず前の馬に接触しそうになるロスがあっての敗戦で度外視できます。ここ4戦は1秒以上の大敗が続いていますが不適の1200m、重馬場、ダートといずれも理由ありの戦歴で、これが理由でハンデ52kgになっているのならだいぶ恵まれたと言ってよいでしょう。
■東京11R ベルウッドブラボー
前走のダリア賞のラップが「12.8-11.3-11.9-12.1-11.8-11.1-11.0」。ゴールに向かって加速する流れを差し切っての味のある内容でした。過去ダリア賞で最後の2Fが11秒台前半だった勝ち馬は18年のアウィルアウェイ(このレースでも②着)以来で、府中の改修のあった03年以降の京王杯で「前走がゴールに向かって加速+ラスト2Fが11秒台前半で①着」となると15年の勝ち馬ボールライトニングが前走の新馬戦で「12.0-11.4-11.3」で差し切っての臨戦があるのみ。向こう正面よりも直線の方が長い東京1400mでは上りの速さが必要でこの時計の価値は相当高く、中間の調教でも2週続けてウインアグライアと併せて優勢の動き。持っているギアはこのメンバーでは一枚上と見ています。
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