約半年で39勝を積み上げた今村J。コース別の成績を見ると5回以上騎乗機会がある中で最も高い複勝率を誇るのがこの中京マイルです。
通算で(3,2,0,3)としていますが、見てのとおり4角10番手以下では(0,0,0,3)なのに対しそれ以外では(3,2,0,0)とパーフェクト。以前中距離戦の方が成績が良いというお話をさせていただきましたが、その際にも触れた通り今村Jのセールスポイントはペース判断に優れている点。最近では仕掛けを焦らないのに加え、小倉で未勝利勝ちしたタケトンボの時のように道中のペースと馬の脚を鑑みて途中で行き切ってしまうレースも増えており、着実にレース勘を養っているのが見て取れます。
今回騎乗するセルバーグは重賞にも挑戦してきたので馬柱こそ汚れていますが、自己条件ではこれまで①③⑥着と大きく崩れていません。③着の白梅賞はカワキタレヴリーと0.1差、⑥着だった前走じゃ1400m戦で位置を下げてしまった分もありました。距離延長に加え行きたい馬が居なさそうなメンバー構成で、前付け時の信頼度の高い鞍上となれば巻き返しは必至でしょう。
■中山11R/ながつきS ハコダテブショウ
このコースで3勝を挙げる中山巧者。前走の新潟戦は元々走らない休み明け、2走前の京葉Sは単騎逃げの形に持ち込まなかったことで後続に脚を溜めさせてしまい大敗しており、むしろ自滅気味にガンガン飛ばして最後の1Fが14秒近くかかるような消耗戦に持ち込んだほうが良いタイプです。同型不在のここは見直せるはずで、遠慮なく飛ばせる8枠から自分のレースができれば勝機です。
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