札幌2歳Sは札幌続戦組の成績が意外と悪く、同じ北海道でも函館転戦組の方が好成績だったりします。
上記は近10年の成績ですが、最も勝ち馬を輩出しているのは函館です。但し函館の場合何故か新馬戦からの2戦目という馬が(2,1,2,17)とイマイチなのに対し未勝利を使ってきた組が(2,1,0,2)と比較的安定して走れています。今回それに該当する馬はゼロ。となると次に狙いたいのは高いアベレージを誇る東京デビュー組です。
東京で新馬戦を勝ってここに来た馬は5頭、内3頭が連対(14年ブライトエンブレム①着、20年ユーバーレーベン②着、21年ジオグリフ①着)を果たしています。掛かって暴走した20年スライリー⑭着以外は全て掲示板に入っており、高値安定と言えるでしょう。今回唯一該当するのが◎シャンドゥレール。初戦は超スローペースを無理やり折り合わせ、ノーステッキで押し切るなど随所に若さを出しながらも素質だけで勝ち切ったレースでした。中間は3週連続でコースで併せ馬。ハヤヤッコなど年上の馬を毎週相手にし、最終も3歳馬を相手に馬なりで先着と仕上がりに不安はありません。勝ち星のある馬同士の対戦で折り合いがマシになればさらなるパフォーマンスの向上が見込めます。
■小倉11R/TVQ杯 フォイアーロート
小倉1200mで3戦2勝。唯一敗れた5走前の巌流島Sはボロボロの内を走らされ、4角で前をカットされる不利にも見舞われ力を発揮できませんでした。北海道で2戦しての転戦ですが上がりのかかる展開が理想で、前走のしらかばSも上手く脚が溜まりましたがスローペースで末脚を繰り出す間がありませんでした。メイショウハナモリ等ポジションを主張したいメンバーが居るここはまっとうに流れそうで、インの好枠から抜け出せるでしょう。
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