体重の増減が激しく、休み明けはいつも仕上げに苦労していたのですが今年の2戦はいずれも5か月ぶりを使われ⑤①着。馬体重もこの馬の好走実績である500kg台で出てきており、ここに来て馬がしっかりしてきた印象です。
前走のラジオ日本賞では水の浮く不良馬場で前が残せる展開を味方につけましたが、4角で馬群がばらけ自分の動きたいところで動けたことが大きかったです。どうしても上級戦かつ直線の短いコースでは動き出しが早くなるため4角などで早目に競られてしまうと脆いのですが、一昨年に同じコースのアハルテケSを勝った時のようにじっくり構えて直線でびっしり追う展開に持ち込めれば強いです。
東京1600kmコースは直線の長さ故4角からの早仕掛けは後方待機勢に限られ、加えて断然人気のレモンポップは久々の1600m戦で大事に乗ってくるはず。他の馬もレモンポップの動き出しに合わせて仕掛けるはずで、全体的に仕掛けのタイミングが遅れそうです。バスラットレオンのいる今回は隊列もスンナリ決まりそうで、スムーズなレース運びが叶えばもう一丁。
■阪神11R/デイリー杯2歳S ショウナンアレクサ
前走の紫菊賞は小頭数で壁を作れず力みながらの走りで、4角を出たところで一旦先頭に立つも坂上で失速し④着。最後方にいたコスモサガルマータが大外を回して差し切ったように、早目に押し出された馬にとっては苦しい展開になってしまいました。距離短縮に加え継続騎乗の岩田望Jなら溜めを作って走れるはずで、前走の負けで人気を落とすようならむしろここは買い時でしょう。
■福島10R/会津特別 チャイカ
前走の宗像特別では16番枠を引いたうえ、小倉開催の最終週で皆が外を回すコースコンディションでまともに大外を回らされ勝負になりませんでした。今回は内枠替わりとなるうえこのコースは2回走って①②着と問題なし。相手も手ごろな今回が現級突破のチャンスと見ます。
■東京9R/オキザリス賞 サノノウォーリア
気性面の課題から行き切る形が良いと見られていましたが、控えた前走は馬込みに入らずに脚を溜められ、直線では一瞬で抜け出す強い競馬を見せました。縦長になりやすく囲まれないワンターンの東京1400mコースも合っており、手の内に入れた石川Jが継続騎乗であればここでも強さを見せてくれるでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿