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2022年12月27日火曜日

【12/28(水)予想】ホープフルSの注目馬とねらい目レース(ベテルギウスS、阪神6R)

■中山11R/ホープフルステークス ミッキーカプチーノ

前走葉牡丹賞の1.59.1という勝ち時計は、実は今年行われた中山芝2000m戦で最も速いタイムでした。皐月賞のジオグリフでさえ1.59.7。G1をコンマ6秒も上回る時計をノーステッキで叩き出したのですから、現時点での完成度が相当高いと言えるでしょう。しかもレコード決着にありがちな「捨て身の逃げ馬が潰れて上がり最速の馬が勝った」というパターンではなく、前半60.0秒という2歳戦にしてはやや速い、という程度のペースでそれなりの位置を取って自ら勝ちに行ったレースですからその価値はなおさら高いです。

元々この馬の勝った新馬戦が相当ハイレベルで、京都2歳Sの勝ち馬グリューネグリーン(③着)を筆頭に②~④着馬が全て次走で即勝ち上がり。関西馬ながらに東京デビュー~中山遠征を既に経験しており環境が変わることへの不安も皆無。何より、矢作厩舎にとって連戦はお手の物なわけです。


上記は、全国リーディングを確定させた今年のローテーション別の成績。「使いながら成績も状態も上げる」のが師のスタイルで、間隔4週(=中3週)が最も高い成績となっています。このホープフルSを含む開催は「12/24・25および28」と1節に括られており表記上は中2週となりますが、水曜日の開催ですから実質的には「間隔3.5週=中2.5週」というのが正しいでしょう。上記の表でもスイートスポットにかなり近いと言えるローテは心強く、ごちゃつきやすい内目の枠よりはゲート入りも最後になる大外は歓迎のクチ。人気は必至でも先物買いで大きく狙いたい舞台です。


■阪神11R/ベテルギウスS ルリアン

前走のブラジルカップで0.4差③着した相手は木曜の東京大賞典でも人気が予想されるウシュバテソーロ。不良馬場で前が止まらなかったラジオ日本賞を取りこぼした以外は何れも完勝で、直線向いてヨーイドンが通用する大箱コースではちょっと手も足も出ないレベルで強いです。その実績を引っ提げて挑むここは相手関係も楽になるうえ、長く脚を使えるタイプでない分コース替わりと内枠は好材料。斤量差が詰まる点をクリアできればここでも上位争い可能でしょう。


■阪神6R メイクザビート

前走の未勝利戦ではスローペースを中団で折り合いつつ、向こう正面から鞭を入れて自らまくりに行くタフなレースで勝ち切りました。前半1000mで13秒台の続いていたラップが12秒台になったタイミングで脚を使い、最後の区間はまた13秒台になっているように厳しい展開で差し切ったのは額面以上に強かったと言え、現に当時の②③着馬は次走で即勝ち上がっているようにレベルも相当なものでした。ユティタムが人気先行でこちらにオッズの旨味が。

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