Special Thanks

当ブログは、広尾サラブレッド倶楽部株式会社様のご厚意により、同倶楽部の所有する競走馬の写真及びWebサイト記載情報の転載許可を頂いております。

2022年12月18日日曜日

【12/18(日)予想】朝日杯FSの注目馬

■阪神11R/朝日杯フューチュリティステークス スズカダブル


本命と矛盾するデータですが、阪神開催となった2014年以降の朝日杯では1枠が3勝、3~5枠がそれぞれ1勝ずつしており、外枠勢受難の傾向です。加えて今開催の阪神は見た目ほどラチ沿いは悪くなく、昨日のタンザナイトSも5番-6番-2番のイン決着。逃げたアスタールビーが1.1差⑬着ですので逃げ馬が有利とまでは言い切れませんが、勝ったグルーヴィットが岩田康J騎乗というのにも現れている通り、最後の直線でインを取れるポジションを確保できるかがカギになってきます。

今回はスタートさえ決まればスピードの違いでフロムダスクがハナに立つのは間違いなく、デビューから3戦すべてで逃げているオールパルフェ、前走アッと言わせたグラニットをはじめ先行勢も比較的揃っています。特にホープフルSがG1になって以降、中距離馬がそちらに行くようになり以前にもましてスピードタイプが顔をそろえるようになった結果、同程度のスピードを持っていれば内枠にいた方が良いポジションを取れるわけですから内枠の成績が良くなるのも当然という話です。しかしながら、位置取りを左右するのは枠もそうですが鞍上の意識も大事で、その意味で抜擢したいのが鮫島駿Jの騎乗するスズカダブルです。

ここ2戦は1800m戦を使われ③⑤着ともう一つの成績ですが、2戦とも押し出されるようにハナに立たされ目標にされる厳しい競馬。理想としては初勝利を挙げた3走前のように、前に馬を置いてひと脚を使うレース。その3走前は東京芝1600m戦で直線馬なりで先頭に立ち後続を0.5秒突き放す強い内容で、距離短縮+逃げ馬の揃ったこの舞台でなら理想のレースができるでしょう。出来ればもう少し内枠が欲しかったところですが、そこは馬場を理解し枠のロスを最小限に抑える鮫島駿Jの手腕。高松宮記念のトゥラヴェスーラもそうですが、インが良いと判断したら外枠からでもしっかりポジションを取りに行くタイプです。フロムダスクに行かせて他の先行勢が様子見しているうちに好位を確保できれば、今年のメンバーなら1勝馬でもチャンスは十分でしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿