前走の東京スポーツ杯2歳Sではスタートで前が狭くなり、無理をさせず後方から進めましたが脚を余しての④着。新馬戦の好内容から本命に挙げていましたが、現状では器用さに欠けゲートで出遅れるとリカバリーが効かないと言えるでしょう。この中間は2週連続で発馬練習を施したことに加え、今の中山が内有利なのは重々承知のうえですが外目の枠を引けたことは馬群でごちゃつきたくないこの馬にとってはむしろプラスに働くと見ます。1頭だけ33秒台の脚を使った前走の内容からもやはり素質は確かで、スタートが決まりさえすれば前回も今回も勝負になっておかしくなくこの人気なら。
■阪神11R/ベテルギウスS ビヨンドザファザー
人気実力ともに最右翼なのは隣のハピ。しかし同馬は使える脚が短く、加えて理想は左回りの内枠ですが今回は右回りの外目。川田Jですから位置を取りに行き直線で見せ場は作るでしょうが、ゴール前で止まったところを差してくるのは後方待機組の役目と見ます。ビヨンドザファザーは3走前の三宮Sでキングズソードから0.2差の④着しており、ここ2戦は過去好走歴のない休み明けで度外視できます。本来の走りが出来ればOP特別なら通用してよく、ハピを目標に追い込むレースが出来れば頭まで。
■中山12R/2023ファイナルS トランキリテ
前走の紅葉Sは10頭立てにもかかわらずかなりの縦長隊列で、33.4の脚を以てしても④着が精いっぱいというレースでした。時計勝負は問題ないものの使える上りに限界があり、本来東京は向いてなくダート含む過去3勝は何れも阪神・中京と急坂コースでのもの。「時計の出る中山」という今のコンディションを味方につけられれば前進可能でしょう。
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