少々ペースが速くなっても行き切れた方が力を出せる馬。先行争いが見込まれるバビットは最近往時の行きっぷりになく、外枠を引いたエアサージュも前走で強引に逃げて止まった反省から無理に競り掛けることはしないでしょう。昨年の但馬Sではリューベック・ゼッフィーロと好走しており通用の素地はあると見ており、コーナー4つの平坦小回りは逃げ馬にとって絶好の舞台。先行力がモノを言う設定なら台頭可能でしょう。
■東京11R/アハルテケS サンライズジーク
前走の欅Sで長欠明けの1400mを叩かれてからの連闘。距離延長でスンナリ前に行けそうなうえ、このコースではユニコーンS②着を含む(2,1,0,0)と好相性。矢作厩舎の連闘策というだけでも警戒は必要ですが、気になるのはオシェアJが直前にはパライバトルマリンの追い切りに乗っていた点。今回三浦Jからの乗り替わりとなるわけですが、当人は前走乗っていた馬が2頭いる中でレオノーレを選択。パライバトルマリンが丸山Jということを考えればオシェアJが最終的にこちらを選んだと考えられ、鞍上の期待度も高いここは一発の気配。
■京都6R スライスヘリテージ
骨折休養明けですが、4歳で未勝利のため節があっても1勝クラスの馬が優先されることから「出られるところに出る」という出走戦略を採らざるを得ません。そのせいもあり前走は牡馬に混じってダート2400mを走るというかなりの無理筋ながら⑤着に踏ん張っており、2走前は今回と同じ牝馬限定の1勝クラス戦で0.4差の④着と現級でもやれるところは見せています。4月中旬に帰厩後は坂路主体の調整も、いつ出られるかわからない中で今の負荷の掛かる美浦の坂路で時計を5本消化できていれば十分。牝馬限定戦なら十分やれるはずです。
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