いくら馬場がいいとはいえ、このメンツでは前半57秒くらいのペースになることは必至でしょう。そんな乱ペースの2000mを走り切れる牝馬というのも決して多くはなく、おそらく直線では先行勢が垂れてインが渋滞になることが予想されます。ここで狙いたいのは「ハイペースを差せる馬」かつ「外目を回してきそうな馬」です。今回のメンバーの中で前半57秒台のレースでの好走経験がある馬は何頭かいますが、脚質的に外を回さざるを得ないであろうセントカメリアから入りたいです。
前走のターコイズSは距離短縮で折り合えたとは言え、結果的に前目につけていた馬たちでの決着となり流れが向きませんでした。再度2000mを使うとなると折り合いが鍵ですが、乱ペース必至のこの舞台であれば問題ないはず。4走前の小倉記念(中京)では前半57.1の流れから、レコードで勝ったリフレーミングと同じ上がり34.1の脚を遣い0.3差⑤着と健闘。当時先着したコスタボニータも出ていますが、前付けしてひと脚、というタイプで今回は位置取りに苦労しそうなだけにチャンスが生まれ得るのはこちらでしょう。
■中山11R/初富士S ロジマンボ
前走の常総Sは痛恨の出遅れで⑬着。前目での決着となった中でも最後は脚を遣えており、使われながら確実に良化しています。元々が連戦で調子を上げるタイプで、未勝利勝ちは7戦目、1勝クラス勝ちは叩き3走目、2勝クラス勝ちも叩き4走目。発馬が鍵も外枠ならリカバリーもたやすく、叩き4走目となるここで人気しないのであれば。
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