Special Thanks

当ブログは、広尾サラブレッド倶楽部株式会社様のご厚意により、同倶楽部の所有する競走馬の写真及びWebサイト記載情報の転載許可を頂いております。

2025年7月27日日曜日

【7/27(日)予想】東海S・関屋記念の注目馬

■中京7R/東海ステークス エートラックス


前走の東京スプリントを含め交流重賞を2勝。今回は1はロン距離延長となりますが元々は1700mでも勝っている馬で、テンが忙しい1200mよりは1400mの方が流れは向いてくるはずです。その2勝は何れもモレイラJの手綱でしたが、今回初コンビのバデルJは早速昨日の中京でダートで2鞍に騎乗し①③着。香港が本拠地なだけに普段ダートで走る機会はないのですが、このガタイはいかにもゴリゴリに馬を動かしてくれそうで、マジックマンに勝るとも劣らない資質の持ち主なのではないかと期待しています。あとは馬自身がこの暑さを克服さえしてくれれば。


■新潟7R/関屋記念 ニシノスーベニア

3度目の骨折明け2戦目。前走は脚元への配慮からあえてダートを使われたもので、今回は主戦場である芝に戻ってくる形。昇級後はダービー卿CTで④着、エプソムCで②着と好走しており、2走前の毎日王冠も見た目の着順は⑬着ですが4角の通過順がそのまま着順になるスローペースで勝ち馬とは0.8差で善戦の域と言えるでしょう。新潟外回りは直線が長く差し有利に見えますが、平坦かつコーナー径がきつく前付けして長く脚を遣えるタイプの方が有利です。エプソムCのレースぶりがまさに理想で、好位から目いっぱい脚を遣えるレースが出来れば台頭可能でしょう。

2025年7月26日土曜日

【7/26(土)予想】ねらい目レース(TVh賞)

■札幌11R/TVh賞 ロードトレイル

今週から開幕の札幌ですが、今朝のクッション値は7.5とかなりソフトな仕上がり。前日までの雨が残っており、発表こそ良馬場ですが稍重に近いコンディションと言ってよいでしょう。ロードトレイルは昇級後2戦して④⑥着。前走の淀屋橋Sは前半32.8の超Hペースを好位で追いかけての失速でやむを得ない敗戦でした。当時逃げたナムラローズマリーが同じくここへ参戦していますが、良馬場で3勝している相手に対しこちらは稍重でも走れており、時計を要する展開であれば一日の長があるでしょう。もう少し外を引ければよかったですが、モズナナスターさえうまくこなせれば外目を被されずに先行できそうで、スムースなレースが叶えば一発も。

2025年7月21日月曜日

【7/21(月・祝)地方競馬予想】マーキュリーCの注目馬

■盛岡12R/マーキュリーカップ ディープリボーン

このレースは4角で4番手までの馬がそのまま以上位に入着するケースがほとんどで、必然的に基礎的な脚力に長け位置を取れるJRA勢が上位を独占します。2022年のヴァケーション、2020年のランガディアと差し馬の穴好走実績はありますが、外に振られにくい最内枠かつ普段から盛岡の坂を経験している地元岩手所属馬という共通点があります。今年の1枠1番はライトウォーリア。先行力もあり実績は十分ですが、不安は久しく直線に坂のあるコースを経験していない点。メイショウフンジンやクラウンプライドが出だしにポジションを取りに来ると考えれば必ずしも楽な競馬にはならない可能性があり、カズタンジャーやセラフィックコールはじっくり構えるタイプ。それならばある程度の位置が取れ左回り実績も十分なディープリボーンのチャンスがあると見ます。

前走のブリリアントSでは前に馬を置く形で我慢しながらの道中から最後に脚を遣っての勝利。下したピュアキアンは土曜にマリーンSを制しておりレースレベルも低くはありませんでした。3走前のカノープスSはHペースの差し決着、2走前のプロキオンSは強力メンバーの中で終始外を回らされた分でもあり、交流G3クラスであれば十分足りるはずです。

2025年7月20日日曜日

【7/20(日)予想】函館2歳S・小倉記念の注目馬

■函館11R/函館2歳ステークス スターオブロンドン

ダートで勝ち上がったとはいえ、父タワーオブロンドンは芝の勝率がダートの2倍近くあり本来は芝向きの種牡馬です。前走の新馬戦にしても4頭雁行状態の先行争いで必ずしも恵まれた内容ではない中で先団から最後にひと脚見せての差し切り勝ちで、直線入り口の反応の良さなどはローカル向きのスピードを感じさせる内容でした。最終追いは函館芝で4頭併せの大外から軽快に抜き去ったもので、やはりこの馬自身も芝向きのスピードを持っていると見てよく実質1勝クラスのここなら通用しても不思議はないでしょう。


■小倉11R/小倉記念 マイネルメモリー

前走の函館記念はコーナー4つの右回りというこの馬に合った条件の中、前半流れても最後に脚を遣う内容で③着に食い込みました。体質的に夏の方が絞れるようで中間も元気そのもの。差し馬でも流れると脚のたまらないタイプがいる中でこの馬はハイペースへの対応力を持っており、引き続きの右回りコーナー4つ+前半が流れやすい小倉であれば再度追いかける価値はあるでしょう。

2025年7月19日土曜日

【7/19(土)予想】ねらい目レース(テレQ杯・湯浜特別)

■函館9R/湯浜特別 シンゼンカガ

使いながら仕上げる荒川厩舎。4走前の未勝利戦も叩き2走目での一変勝利で、前走の恵山特別も内前有利展開で動けず出せずの中④着を確保したのは叩き2走前の前進と評価できます。超高速馬場に仕上がったこともあり今年の函館は最後までコンディションを保てそうで、最内枠も苦にはならないはず。鞍上大幅強化で臨む今回はさらに前進可能と見ます。


■小倉11R/テレQ杯 デイトナモード

休み明けは②②①着。そのうちの1勝も含め小倉1200mでは(2,0,0,0)とパーフェクトに走れており、その両方の条件が揃ったここは好走の番と見ます。現に全3勝が1200mで挙げたもので、1400mを使われ外差し有利展開で逃げて⑧着だった前走はむしろ不適条件で健闘した部類と言え、得意舞台に戻れば見直し必至。


2025年7月13日日曜日

【7/13(日)予想】七夕賞の注目馬

■福島11R/七夕賞 ギャラクシーナイト

この馬はとにかく気分が乗るかどうかが鍵で、そのくせスタートも安定しないのでなかなかアテにしにくいタイプです。逆に言えば、ポジションが取れても取れなくても突かれたり被されたりしなければよく、実際好走した昨年のオクトーバーSは先団の外から、今年の中山金杯は無理せず最後方から脚を伸ばしており、そのあたりの勘所を心得ている菊沢Jに戻るのは好材料です。この中間は再度の障害練習を敢行し気持ちが向くように調整。昨秋も障害帰り2戦目のレインボーSで激走を果たしたように気持ち一つでこのクラス通用の力は持っており、めぼしい先行馬もおらずスムーズに好位を取れれば一発も。

2025年7月12日土曜日

【7/12(土)予想】ねらい目レース(小倉8R、HTB杯)

■小倉8R ゴールドダイアー

昇級後は1400m、1600mと忙しい距離を使われ大敗、前走は1800mに戻されたものの前が止まらない馬場となり⑦着でした。それでも4角15番手から直線だけで着を上げてきており、じっくり構えれば自分の脚は遣えるタイプ。当時先着した⑩着のオーミアレストは次走の古馬混合戦で③着しており、当時のメンバーのレベルは高いはず。向こう正面から下り坂で最後の最後に止まることも多い小倉コースなら届いても不思議はなく。


■函館10R/HTB杯 アスクドリームモア

前走のテレビ山梨杯は外枠で壁を作れずシンガリ負け。G1タイトルを獲得し今夏の再来日が予定されているキングJの唯一のアキレス腱が折り合い面で、今年の重賞好走はすべてマイル以下。京成杯のセンツブラッドやAJCCのチャックネイトも折り合わせられずに着外に敗れました。鞍上強化とは言い難いものの、最内枠を引き減量の舟山Jが駆るのであれば好位で押し切る期待も。

2025年7月6日日曜日

【7/6(日)予想】北九州記念の注目馬とねらい目レース(ジュライS)

■小倉11R/北九州記念 レッドヒルシューズ

夏の小倉は(3,1,0,0)とパーフェクト。一昨年も昨年もテンで33.0と飛ばしながら逃げ切る芸当を見せており、スピード能力はこのコース向きと言えるでしょう。このレースは毎年好位のインを追走した組から穴好走馬が生まれており、すんなりポジションが取れそうなこの枠も好都合。53kgのハンデも魅力で複穴として相手は手広く狙いたいです。


■福島11R/ジュライS コンバスチョン

芝1400mでも好走できているようにワンターンが向いているのは確かですが、ひとえにキックバックを嫌う性格なだけにごちゃつくコース形態が向かないという見方が出来ます。骨っぽい相手が大沼Sに回った分メンバーも手ごろと言え、キャリア18戦目にして初めての大外枠はプラスに向くはず。距離延長と再ブリンカーでスンナリ先行が叶えば一発も。

2025年7月5日土曜日

【7/5(土)予想】ねらい目レース(マレーシアC・TUF杯)

■小倉11R/マレーシアカップ ドットクルー

平坦コースが向いており、現級昇級後も3走前、2走前はそれぞれ京都・新潟で小差のレースが出来ています。しまいを活かすレースが板についてきた今なら前半が流れやすい小倉も歓迎のクチで、叩いてよくなるタイプでもありそろそろ走りごろでしょう。


■福島11R/TUF杯 アイアムユウシュン

このコースは新馬戦で0.5差の圧勝歴があり、中山1200mコースでも2勝を挙げているように芝スタートの右回りが合っています。この中間は直前こそ輸送を考え手控えたものの、1週前に6F78.9-4F48.2-ラスト11.5と超抜時計をマーク。これでいて最後まで加速ラップを踏んでいるのですからスピード能力は相当なもの。出方を見ながら運べる中枠も良くいきなりから。