ダートで勝ち上がったとはいえ、父タワーオブロンドンは芝の勝率がダートの2倍近くあり本来は芝向きの種牡馬です。前走の新馬戦にしても4頭雁行状態の先行争いで必ずしも恵まれた内容ではない中で先団から最後にひと脚見せての差し切り勝ちで、直線入り口の反応の良さなどはローカル向きのスピードを感じさせる内容でした。最終追いは函館芝で4頭併せの大外から軽快に抜き去ったもので、やはりこの馬自身も芝向きのスピードを持っていると見てよく実質1勝クラスのここなら通用しても不思議はないでしょう。
■小倉11R/小倉記念 マイネルメモリー
前走の函館記念はコーナー4つの右回りというこの馬に合った条件の中、前半流れても最後に脚を遣う内容で③着に食い込みました。体質的に夏の方が絞れるようで中間も元気そのもの。差し馬でも流れると脚のたまらないタイプがいる中でこの馬はハイペースへの対応力を持っており、引き続きの右回りコーナー4つ+前半が流れやすい小倉であれば再度追いかける価値はあるでしょう。
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