■中山11R/京成杯オータムハンデキャップ ダイシンヤマト
中山マイルは④①①③①①着。全4勝をこのコースで挙げる中山巧者ぶりに加え、馬群で我慢させるレースが向いており内枠は歓迎のクチ。そこにインにこだわる岩田康Jが戻ってきたとなれば買わない手はありません。ここを勝てばサマーマイルシリーズで逆転優勝の可能性が残ってもおり、賞金的にもここを叩いてマイルCSへという意思はないはず。一戦必勝を期したローテーションと見て狙い打ちます。
今年の札幌は先々週と先週はBコースを使用し、最終週のみCコースで挙行。例年Bコースを挟まない運用だったためこのレースはCコース2週目ないしは3週目の実施となっていましたが、今年はインが活きた状態での実施ということで前に行ける馬を中心に考えたいです。
ジーネキングの前走は新潟外回り1800m戦を逃げ切ってのもの。そもそもこのコースは逃げ切りが難しいことは承知の通りですが、2歳戦でこのコースを前半49秒以下で逃げ切ったのは2020年以降ではこの馬を含め3例しかなく、その他の2例がレディバランタイン(OP、春雷S③着)とエンブロイダリー。しかも他2例は何れも夏の開幕週という最もインの良いタイミングでの開催だったのに対し、ジーネキングの未勝利戦は夏の4週目。内回りとの合流点以降は見るからに芝は荒れており、この日の準メインの中郷特別はエストゥペンダが外から豪快に差し切り勝ち。見た目以上に逃げ切りの難易度は高かったはずです。新馬戦ではロスパレドネスに敗れていますが、当時は新馬としてはかなり締まった流れで差し有利の展開。絶好枠から自分のレースが出来ればチャンスありでしょう。
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