前走の未勝利戦は芝2000mで61.7-60.3の後傾ラップ。中団を進むも直線では完全に前が塞がり万事休す…と思いきや垂直移動で進路を確保し右ムチ数発でスッと伸びてあっさり前を交わす強い内容でした。中間の積雪などもあり中山の芝は「稍重に近い良馬場」で、520kgを超える馬格も今のコンディションに合うはず。この馬を掴んだ戸崎J継続騎乗もプラスで、重賞でも即通用の目。
■中京11R/日経新春杯 エフェクトオン
前走の福島記念でも◎を打ったのですが、外々を通らされた上ハイラップでなし崩し的に足を使う展開になり0.9差の⑤着。本来は一瞬の脚で決めきるレースが理想で、直線向いてから進路を確保し脚を使える中京2200mは向くはず。今の中京は昨日の愛知杯もそうであったように見た目ほど内が悪いわけではなく、この馬が3走前に勝った阿武隈Sの頃の状態に近そうで、コースロスなく差し馬を運べる秋山真Jはこの馬にも舞台にも合うと見ています。ハンデも据え置きで前がばらければ間隙をついて一発も。
■中京9R ソスピタ
騎手に恵まれなかったといえるこれまでの戦歴。
レーン(1,0,0,0)
野中(0,3,2,1)
柴田大(1,0,0,9)
丹内(0,0,0,3)
東京1400mで僅差の好走を続けており、過去2勝も東京・新潟。左回り1400mは合う舞台なのですが、恐らく次走で東京に戻ると成績の悪いほうの2人のいずれかに手が戻る可能性が高く、物理的に乗れないための乗り替わりとは言えデムーロJが跨るここはこの馬の力量を素直に信頼できそうです。
■中山10R/ジャニュアリーS ブランクエンド
初めて1200mを走った前走が好内容。スタート一息で最後方から進むも直線だけで0.6差⑥着まで押し上げてきました。3走前のアハルテケSも次走重賞・リステッドで好走するようなメンバーが揃う中で0.5差の⑧着と脚を使えており、このメンバーで通用の素地は持っています。ゲート難がここ数戦続いているだけに大外枠は好材料で、スムーズに捌ければ上位勢と差はないでしょう。
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