新潟記念をそれまでのスタイルを崩し後方一気の末脚で勝って以降、控える競馬を続けていますが奏功せず。前走の中日新聞杯も終始掛かってしまい直線でガス欠。ここ2戦の手綱を取っている松岡Jとしても試行錯誤があったと思われますが、もともとスムーズに折り合えないともろい面は陣営も自覚しており、一連の負け方から極端な戦法を取って馬を落ち着けるほうが良さそうなタイプである可能性も見えてきました。
今回は行きそうな馬がキャッスルトップ程度で、流石にJDDの1000m通過が62.6という馬が中央の芝馬を相手にハナを叩けるかと言われると疑問符で(玉砕覚悟でそうする手もありますが、ここ2戦逃げて垂れているだけに再度同じ戦法で前進を図る可能性は限りなく低いと思います)…スローペースで馬と喧嘩するくらいなら自ら行き切ってしまおうと考えても不思議ではありません。この中間はCWでラスト11秒台を連発するなど調子も急上昇。舐められる相手関係、コンビ3戦目でそろそろ一発でしょうか。
■中京11R/東海S スワーヴアラミス
前走のチャンピオンズカップでは後方から内を進むも、直線で内が空かず一発も鞭を使えるタイミングがない中で1.6差の⑧着。とはいえ勝ったテーオーケインズと2着のチュウワウィザードが1.0差でしたから、不向きな上がり勝負にあって直線だけでここまで差を詰めたのは健闘の部類でしょう。サンライズホープ・オーヴェルニュも居ますが、力を出し切れなかった敗戦だったこの馬が舐められた人気するようであれば注意が必要です。
■小倉9R ナンヨーローズ
芝1200mに限れば小差で好走を続けており、ゲート難もさることながら騎手起用でだいぶ損をしている印象。唯一の勝利がゲートに定評のある藤田菜Jという事実がそれを物語っています。
その唯一の勝利を挙げたのが小倉。中間は現地でゲート練習も行い、五分に出られれば過去2度の掲示板実績からも現級通用の力は持っています。折しも岩田康Jは現在中央通算1699勝。ここで決めてもらいましょう(ガッツポ
■中京12R コーリングローリー
どうも単勝に大量投票があったようで現時点で15倍しかつかないのはびっくりなのですが、もう少し上がると信じて。
中京ダート1200mのヘニーヒューズ産駒の信頼度は抜群で、近3年で(10,8,7,54)で単回75、複回103。元々どこでもダート短距離は走る血統ですが、直線に坂のある中京、中山で安定して走れており一介のスピード型とは一線を画します。この馬も新馬勝ちは中山の1200mで、前走の中山戦も着順こそ⑩着でしたが昇級後最少となる0.5差まで詰めてきており、ペース慣れ+コース替わりで前進が見込めるでしょう。鞍上に目を瞑ってでもここは狙います。
0 件のコメント:
コメントを投稿