4戦ぶりに芝に戻しますが、小倉1800mでは(1,1,0,0)と好走歴があります。特に勝った昨年2月の未勝利戦では、前半1000mが62.5秒というかなりのスローペースながら中団から足を伸ばし差し切った強い内容でした。エアグルーヴの牝系らしく長くいい脚を使える分、助走のつけられる小倉コースは向いているといえそうです。
但し気性難が災いし勝ち上がり後は低迷。なかなか真面目に走ってくれないタイプのようで、前走も騎乗した古川奈Jが終始追っつけながらの追走もやる気を見せず。今回は上記の小倉2戦でも手綱を取った川又Jに手が戻り、再び目先を変えての芝参戦。矢作厩舎はこういう起用で馬のやる気を出させることに長けており、狙うならここでしょう。
■小倉12R セリシア
この馬は未勝利を脱出するのに実に13戦もかかったのですが、父エイシンヒカリ譲りのスピードこそあれど決め手に欠けることから惜敗が続いていました。何せ僅差先着を許したメンバーにはアナザーリリック、ストライプ、ワールドバローズ、マリーナ等現在のOP~準OPクラスがずらり。行く気に任せるとガーッっと行ってしまい脚が溜まらず、かといって控えて持ち味が出るタイプでもないため「内~中枠の好位で前に壁を作る」レースが理想です。
前走の若手限定戦では3角・直線で2度ブレーキになる場面があり、スプリント戦であれではノーチャンス。内目の枠を引き先行勢もそれなりに揃った今回はうまくペースが流れそうで、一発の期待大です。
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