「その距離適性に求められるよりも少し早いペースを刻める」というタイプで、例えば「1200m寄りの1400m戦」や「1400m寄りの1600m戦」といった、その距離で実績を残している馬が苦しむようなペースで好走する馬です。例えば一昨年のNHKマイルCはそれこそ「1400m向き」のレシステンシアを競り落としての①着で、昨年・今年の京王杯スプリングCもメイケイエール、トゥラヴェスーラといったスプリントG1の好走馬に混ざって①⑤着と好走しています。
今開催の東京はかなり時計が出ており、先週日曜日の12Rに組まれていた2勝クラスの芝1600mの勝ちタイムが1.32.6。春のNHKマイルC・安田記念の勝ちタイムが何れも1.32.3ですから、ここも1分32秒台の時計はたやすく出てしまいそうなコンディションです。こうなるとマイラーでも緩い流れを差し込んでくるタイプはついていけず、短めの距離適性を持つ基礎的なスピードに長けたタイプの出番。ラウダシオンの今年は④⑨⑤⑫着ですが敗れたのはスプリントとダートを使われた時で敗因は明確。東京マイルに強い菅原明Jへの手替わりで一発を期待です。
■阪神12R メイショウカイト
前走は昇級初戦に加え10か月ぶりのレースで⑮着。しかしながらこの馬は未勝利を脱出した時もそのあと半年休んで⑪着→中1週で続戦し15番人気で③着としたように、叩かれて上向くタイプで前走は度外視可能。連続凡走しないタイプでもあり、続戦のここがねらい目と見ます。
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