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2022年10月1日土曜日

【10/1(土)予想】シリウスSの注目馬とねらい目レース(関ケ原S)

■中京11R/シリウスS ハセドン

2走前の青竜Sの勝ちっぷりが印象的ですが、元々馬群の中では落ち着きを欠きレースにならない馬なのでポツンが嵌ったというものでした。上り34.3と芝並みの末脚を繰り出し勝った反動もあり、前走ユニコーンS後の横山典Jのコメントが「前走(青竜S)あれだけのパフォーマンスをした後だし…」といった趣旨だったことを踏まえれば、それだけ青竜Sが理想的なレース運びでしっかり走り切れた、ということでしょう。そこからの中4週は少々酷だったかもしれません。

今回は3か月の休み明けで体調面の不安も無く、最終追いでは3頭併せの真ん中でカレンルシェルブルにも先着。加えてこれまで5戦は1桁馬番で運びが難しい面がありましたが、7枠14番を引け外目をスムーズに追走できるのも強みです。4走前の未勝利戦を見る限りでも、馬群の外に出した途端にピタリと折り合っていたことから決して最後方から追いかける必要は無さそうで、送り出す安田翔師も「今回は少し位置を取りに行きたい」とポツンにはこだわらない姿勢を示しています。今回ケイアイパープルの回避で繰り上がって出走が叶った背景からも、休み明けのここで全力で賞金を加算し今後のローテを楽にしておきたいところです。


■中京10R/関ケ原S ホウオウエクレール

このレースやたら先行馬が多いわりに逃げ馬不在というメンバー構成。皆ハナは切りたくないという中でポジションを主張しそうなのはホウオウエクレールでしょう。中京芝2000mコースは坂の途中でスタートする形態もあり元々スローになりやすく、重賞でも前半が61秒くらいで運ぶこともザラ。ホームストレッチいっぱいに先行争いが繰り広げられる2200mが差し有利なのに対し、こちらはスローの前残りが多く真逆の性質。実際にこの馬も中京2200mでは⑧④着なのに対し2000mでは②③③③着と明暗が分かれています。

2走前の高山Sでは逃げたいミトノマルーンとかち合ったことで前半が60.7と(このコースの条件戦としては)流れ差し有利の決着の中で0.3差の③着。勝ったのは次走関越Sを制したイクスプロージョンですから善戦と言えるでしょう。好位追走勢がけん制しあうような流れになればこの馬の望むところです。

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