先週のニュージーランドトロフィーに桜花賞除外組が殺到したことに触れましたが、その余波を受けたのが抽選となった1勝馬たち。同レースを除外になりここも除外になった馬の中には、出れば人気の一角であっただろうダノンゴーイチ等もおります。その悲劇を回避し1週スライドでの出走が叶ったのがマルチャンとセッションですが、本来先週出ておきたかった関東馬のマルチャンに対し遠征が無くなるセッションはむしろ僥倖。前走の弥生賞では何とか宥めながら2番手を追走するも直線では手ごたえがなくなり⑦着でしたが、1800mで勝利し2000mでは2戦していずれも③着という戦績からも距離短縮はプラスと見てよいでしょう。先週出来上がっていたこともありこの中間はキャリアで初めて坂路で最終追いでしたが、手加減なしの動きで51.6-11.9の自己ベストをマーク。この動きからも短いところへの適性は高そうで、馬場状態を問わないシルバーステート産駒で天候も問題なし。皐月賞の上位人気を形成する弥生賞組として、恥ずかしいレースにはならないでしょう。
■中山8R ルルローズ
決め手に欠けるところがあり上りを求められる展開では厳しいですが、母方からのパワーを有し時計の掛かる展開で浮上するタイプです。今回は中央初勝利となった8走前以来の渋化馬場が期待でき、被されずに運べそうな外目の枠を引けたのも好材料。内枠の行きたい馬を行かせ好位外を運べれば、馬場の良いところを通って浮上可能でしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿